カテゴリー: 国際政治
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BBCは日本のテレビが触れなかった某芸能事務所の例のタブーをいとも簡単に暴露
カテゴリー:ヨーロッパの政治ついにその日が来たかと言う気がする。BBCがジャニーズ事務所を扱った番組をイギリスで放送した。日本でもBBCワールドニュースで放送されるそうだ。「加害が明るみに……それでも崇拝され 日本ポップス界の「…
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トランプ前大統領が「私なら第三次世界大戦を防げる」と豪語したCPACとはどんな大会なのか
カテゴリー:アメリカの政治トランプ前大統領がウクライナへの支援停止を主張したとか第三次世界大戦を防げると叫んだなどとニュースになっている。あまりにも断片的な情報が多かったため「一体どこでどんな文脈で?」と疑問に思った。そもそも…
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なんだ日本はやはり徴用工問題解決のためにカネを払うのか……
カテゴリー:韓国の政治徴用工問題が「解決」し日韓関係が正常化に向かう。そんな流れになっている。すでに議連トップに菅義偉元首相が就任し日韓の首相会談も予定されているようだ。バイデン大統領も日韓の雪解けを歓迎した。しかしその裏…
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ナイジェリアの大統領選挙は予想通り法廷闘争に突入
カテゴリー:アフリカ情勢ナイジェリアで大統領選挙が行われた。現職が退任したことで三つ巴の争いになっていたが一応選挙結果が確定しているが、得票数3位のピーター・オビ氏がホラ・ティヌブ氏の勝利を認めず「法的手段に訴えた」ことがニ…
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エルドアン打倒の機会を生かしきれない。トルコの野党連合が分裂。
カテゴリー:中東・アラブ・イスラエル情勢トルコの野党連合が分裂した。「やっぱり」という気もするのだがやはり「なぜチャンスを生かしきれないのだろうか」という残念な気持ちもある。あまり地味で人気のない人が統一候補になり「それでは勝てない」と一部…
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イスラエル財務大臣の「村ごと消滅」発言にアメリカ合衆国が慌てる
カテゴリー:中東・アラブ・イスラエル情勢アメリカの報道官がイスラエルの財務大臣を批判したというロイターの小さな記事を見つけた。確かにイスラエルは最近右傾化しているがなぜ財務大臣が批判されたのかと違和感を感じる。 発言の内容は「西岸の村の消滅…
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国鉄改革を先送りしたギリシャの鉄道で悲劇的な列車衝突事故
カテゴリー:ヨーロッパの政治ギリシャで大規模な鉄道事故があった。死者57人というのが最新の報道だ。記事を読むと単線で自動運転制御装置が働いていない区間が多いと書かれている。改革が進んでいないのだろう記事を探してみた。多くの記事が…
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「イギリスとEUが通商協定の見直しで合意」は本当に「合意」なのか?
カテゴリー:ヨーロッパの政治イギリスとEUが通商協定の見直しで合意したというニュースがあった。BBCは今後それぞれの議会調整に入ると書いている。ところがロイターを読むと最終合意への道のりは険しそうである。それぞれの記事を読んでみ…
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FBI長官が「新型コロナウイルスはやはり中国の研究所が流出させたんだろう」と主張。その狙いについて考える。
FBIが「新型コロナウイルスはやはり中国の研究所から流出したものだった」と主張している。今頃なんの狙いがあってそんな発表をしたのだろうか?と違和感を持ったのだが、FBI長官の経歴を調べて「なるほど」と…
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中国の抵抗で途上国の債務再編問題が難航
カテゴリー:中国の政治経済と持続性G20の財務相・中央銀行総裁会議には2つの焦点があった。1つはロシアに対する経済制裁問題だが、西側諸国の優位性を崩したい中国が「地政学的理由」で反対をしている。もう一つの問題は途上国の債務再編問題であ…
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「ディルバート」原作者のスコット・アダムス氏が炎上し主要紙掲載が中止に
カテゴリー:アメリカの政治BBCに興味深い記事が載っていた。決してマネージメントと相入れないエンジニアの悲哀を描いた「ディルバート」の作者であるスコット・アダムス氏の人種差別的な発言が炎上し主要紙の掲載が取りやめになったのだと…
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虎視眈々と和平交渉ゲームを仕掛ける習近平国家主席の狙いは何か
カテゴリー:ロシアとウクライナ情勢ウクライナ問題解決の最優先順位は何か。人によって答えは異なるだろう。ウクライナの人々の暮らしが一番だと考えるなら今回の中国の和平交渉案は非常に良いニュースである。ここでは和平交渉が「良いこと」なのか「…
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メドベージェフ前大統領の「ポーランド国境押し戻し」が意味するもの
カテゴリー:ロシアとウクライナ情勢メドベージェフ前大統領のテレグラムでの呼びかけが波紋を呼んでいる。ロシアがポーランドに侵攻すると読み取れるからだ。ロシア軍はポーランド国境まで前進しなければならないと主張しているのだが、これがどこで止…
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12人の妻との間に102人の子供を持つウガンダのムサ・ハサヒヤ・カセラさんと考える少子化対策
カテゴリー:アフリカ情勢AFPがウガンダ人のムサ・ハサヒヤ・カセラさんのニュースを扱っている。妻が12人いて子供が102人いるそうだ。「少子高齢化のヒントになるんじゃないか」と考えたのだが日本とはあまりにも状況が違い過ぎた。…
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あれから一年。今度はモルドバが狙われている。
カテゴリー:ロシアとウクライナ情勢あれから一年が経とうとしている。バイデン大統領がキーウを電撃訪問したが経済制裁の効果は乏しく停戦の見通しは立っていない。そんななかでモルドバの情勢が緊迫化している。一般市民の生活が苦しくなり、国民の不…
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アメリカは異星人に気球で狙われていると本気で信じる人たち
日本のメディアでも米中気球合戦の話題は広く取り上げられている。当事国のアメリカはさぞかし揺れているのだろうと考える人も多いかもしれない。だが実際にはそれほどの脅威とは捉えられていないようだ。ABCのY…
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アメリカの人為的デフォルト騒ぎで1兆ドルプラチナ硬貨案が再浮上
「敵国がよろこぶ?」という非常に小さなニュースを見つけた。FOMCに議決権を持つフィラデルフィア連銀総裁のハーカー氏が「アメリカがデフォルトになったら敵国が喜ぶ」という興味深いコメントを出し記事として…
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厳しい耐震基準があったトルコで建物の倒壊が多かったわけ
カテゴリー:中東・アラブ・イスラエル情勢トルコとシリアでの地震被害は日に日に拡大している。連日建物が倒壊した現場の映像が流されて東日本大震災当時や阪神淡路大震災当時のことを思い出している人も多いと思う。それにしてもなぜ建物倒壊が多かったのか…
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バイデン大統領はなぜ一般教書演説で「嘘つき」とヤジられたのか
カテゴリー:アメリカの政治バイデン大統領が2回目の一般教書演説を行った。日本では外交安全保障の部分だけが報道されたが実際には付け足し程度だった。主にテーマは国内の経済問題と共和党との協力関係構築だ。この時に大統領は共和党議員か…
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「中国はある程度の覚悟を持って偵察気球を飛ばしているのだろう」と高橋杉雄氏
中国の偵察気球問題についての議論が続いている。高橋杉雄氏がこの問題に参戦し「あれは偵察衛星だろう」という見解を披瀝している。高橋氏は「ルーチンではあるが、ある程度の覚悟を持ってやっているのだろう」と見…
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中国が飛ばしたのは気象観測気球なのか偵察気球なのか問題
カテゴリー:アメリカの政治アメリカ合衆国に中国から気球が飛んできた。これが偵察気球なのではないかとして問題になりブリンケン国務長官の訪中が延期になった。 「気象観測なのか偵察気球なのか」を調べようと思ったのだがこれは調べるまで…
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経済政策に行き詰まるバイデン政権が狙いをつけたAppleとGoogleのアプリ市場
カテゴリー:アメリカの政治菅総理大臣が「私が携帯電話料金を引き下げます」と宣言し話題になったことがあった。バイデン政権も同じようなことをやろうとしている。「バイデン政権、AppleとGoogleのアプリストア開放を議会に要請」…
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2023年1月現在のヨーロッパの対ロシア安全保障について各国の記事をまとめる
カテゴリー:ヨーロッパの政治普段はわかりやすく記事を書くという観点からスタンスを決めてからそれを説明するのによさそうな新聞記事を集めている。だがヨーロッパの安全保障環境を見ると各国の事情によって様々な議論があることがわかる。主に…
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2025年にアメリカと中国が戦争の可能性。根拠は「直感」。
カテゴリー:アメリカの政治読売新聞に「「直感では25年に」台湾有事で米中戦争の可能性…米空軍大将のメモ流出」という記事が出た。直感で戦争をされてはたまらないなあと思い記事を探して読んでみた。直感と言っても職業軍人の直感なのだか…
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エルサレムのシナゴーグが襲撃されイスラエルとパレスチナの緊張が再び強まりつつある
カテゴリー:中東・アラブ・イスラエル情勢エルサレムにあるシナゴーグが襲撃されて7名が亡くなった。ホロコースト追悼という特別な意味を持つ安息日だったそうだ。背景にあるのはイスラエルとパレスチナの関係の緊張だが、その原因は「近年でもっとも右傾化…
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「ブラジルが中国とのFTAに意欲」で日本は何に取り残されるのか
ブラジルのルラ大統領がこのところ意欲的に経済について発言している。先日は共通通貨構想を発表していたが、今回は中国とのFTAに意欲を見せている。おそらくこの構想がすぐに実現することはないだろうが、確実に…
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マーク・ポンペオ氏によればインドとパキスタンは核戦争の一歩手前だった
カテゴリー:アメリカの政治アメリカの政治家は引退した後に回顧録や講演会で収入を得ることになっている。トランプ政権で国務長官だったマーク・ポンペオ氏も回顧録の宣伝のために「インドとパキスタンは核戦争寸前だった」と主張している。ポ…
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ウクライナで汚職による高官の辞任が相次ぎゼレンスキー大統領が苦境に
カテゴリー:ロシアとウクライナ情勢もうすぐロシア侵攻から一年になる。ウクライナ国民の疲弊・疲労は想像するのが難しい。そんな中、ウクライナ政府の高官が次々に解雇されるという異常事態になっている。当初、日本語の記事ではあまり詳しい状況が分…
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フィンランド外務大臣がNATOの単独加盟に言及。スウェーデン置き去り懸念も……
フィンランドの外務大臣がNATOへの単独加盟に言及した。仮にこれが実現すればスウェーデンがウクライナ状態に置かれることになり極めて危険だ。NATOの防衛には協力してもNATOからは守ってもらえないとい…
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スウェーデンとトルコの関係が悪化しNATO加盟に暗雲
カテゴリー:ヨーロッパの政治スウェーデンとトルコの関係が悪化している。クルド人引き渡し問題がこじれたことが直接の原因だ。スウェーデンのNATO加盟は遅れるだけでなくスウェーデンの政治状況を複雑化させかねない。遠い北欧の話だが、こ…