スリランカのウィクラマシンハ大統領代行はなぜ債務再編を日本に頼ろうとしているのか?

スリランカのウィクラマシンハ大統領代行が「日本が中心となって債務再編を助けてほしい」と依頼してきた。一部報道によると日本に来たいとも言っているそうだ。ではなぜ、ウィクラマシンハ大統領代行は日本に頼ろうとしているのか。

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「非主流派」菅義偉さんは今どこにいる?

岸田政権のニュースを見ていると「主流派」「非主流派」という言葉が聞かれる。安倍政権では安倍派だけが主流派だったののだが岸田政権は宏池会系と清和会系の連合政権になっている。このため「主流派」を明示する必要が出てきたのだ。この連合政権に入っていない人たちが非主流派ということになる。

非主流派の中には河野一郎・中曽根康弘氏の系譜を引く二階派・森山派と独自路線を貫く石破グループが含まれるとされている。だが、この中に含まれない「派閥」がある。それが菅義偉さんの一派である。いまだに派閥を形成しておらず形としては無派閥という扱いになっている。

この非主流派が力を入れていることを見ると日本の政治がわかる。中央が中央の問題にかかりきりになっている間に「非主流派」は地方を固めているのだ。

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なぜアメリカ合衆国大統領は台湾に軍隊を派遣できるのか?

先日Quoraを見ていたら「アメリカ合衆国大統領は台湾に軍隊が派遣できるのか」という質問があった。結論からいえば「できる」のだが、その根拠はあまり知られていない。知っている人は知っている話なのだが、改めて書いてみることにした。

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南米の政治状況の簡単なまとめ(2022年版)

 メキシコ・アルゼンチン・エクアドル・ボリビアがペルーのカスティジョ政権への支持を表明したという記事があった。これらの国の状況を一つひとつ確認することはあるのだが、まとめて状況を確認したことがない。下手をするとチリとペルーがごっちゃになることもある。そこでこの記事では地域状況を概観してみようと思った。

全体的に反米・左派色が強まっておりアメリカの影響力が落ちているという特徴があるのだが、その他の内容は実に様々だ。

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東京オリ・パラでついに逮捕者。当事者の高橋氏は「こんなのが事件になるのか」と反発

夕方のニュースで「元電通の高橋氏がついに逮捕された」というニュースを盛んにやっていた。問題になっている汚職額は5100万円だそうだが、共同通信は「こんなのが事件になるのか」という印象なフレーズを抜き出して罪の意識の希薄さを強調している。政治家たちは「こんなことになり驚いている」とコメントしている。これが「統一教会はこんな団体とは知らなかった」という姿勢とどこか同じように聞こえる。

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ブラジルで大統領選挙が始まる

ブラジルで大統領選挙が始まった。このところ中南米では反米左派政権が多く誕生している。ブラジルも右派のボルソナロ大統領に代わって左派のルラ氏が大統領に復帰する公算が高いそうだ。大統領選挙には12名が立候補しているが有力候補者は現職とルラ氏だけである。ただしこのルラ氏には正式には決着していない汚職疑惑がある。

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トランプさんをいじめるな。リズ・チェイニーさんが共和党予備選挙で敗北

日本ではトランプ前大統領にスパイ容疑がかけられていたというようなことが話題になっている。中には有罪判決が出れば大統領選挙に出られなくなるのではないかという解説をするテレビ局などもある。さぞかし共和党には逆風なのではないかとも思えるのだが、逆の動きが起きている。トランプ氏を擁護する動きが広がっているようだ。しかも突発的な動きではない。ある方向に向かって着実に進んでいる。その中心にいるのはいつもトランプ氏だ。トランプ氏が赴くところすべてが政治的劇場に変貌する。参加者たちは「アクター」としてその中で生き生きと勝利を叫ぶのである。

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「ソ連の北海道占領計画」が明らかになり、日本の戦後史理解が少しだけ前進する

終戦記念の日が終わった。旧来通りの「戦争は繰り返しません」という終戦特集もあるのだがこれまでとは違った角度の分析も見られるようになった。中でも興味深かったのが読売新聞の北海道分割計画の話だ。「ソ連軍、北海道全体の占領を検討…対馬や済州島にも野心」として記事になっている。ウクライナ侵攻が進みリアリティを持って北海道処理が考えられるようになったという事情がある。だが、それだけでは少しもったいないなという気もする。

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ケニアの大統領選挙は案の定「小規模暴動」に発展

このブログでは継続的にケニアの大統領選挙について扱っていた。「たかが大統領選挙だろう?」と思われるかもしれないのだが、事前に心配されていた通りに小規模な暴動が起きており今後法廷闘争に発展する可能性が濃厚だ。だが、AFPは暴動とは呼ばず「暴力的な抗議運動」と表現する。「抗議運動」はナイロビの貧民街と西部キスム州で起きているそうだ。ではなぜこうなったのか?ということになる。

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萩生田光一政調会長はなぜそんなにバーベキューが好きなのか?

統一教会問題が政治の世界に復活してからしばらくがたった。当初は統一教会は宗教なのか悪徳商法なのかという問題が出ていたのだが、焦点は完全に別のところに移りつつある。「なぜ政治家は不適切な関係」を自分たちで処理できないのかという問題である。そんな中、萩生田光一元政調会長と教団の「不適切な関係」が取りざたされている。焦点になっているのは統一教会の思想やいわゆる霊感商法ではない。なぜか「バーベキュー大会」が問題になっている。

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