カテゴリー: ヨーロッパの政治
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ドイツで総選挙が前倒しに 財政拡大などが争点に
カテゴリー:ヨーロッパの政治ドイツで総選挙が前倒しになった。12月に信任投票を行い2月に総選挙になる。もともと財政規律が厳しいことで知られるが、野党はこれまでの方針を転換し財政規律の緩和を争点にするものと見られる。「あのドイツで…
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ドイツの連立内閣が崩壊 危ぶまれる2025年予算とウクライナ支援
カテゴリー:ヨーロッパの政治予算成立を前にしてドイツの連立内閣が突然崩壊した。有権者たちにとっては驚きの出来事だったようだが背景には大きな政府と小さな政府という根本的な対立があり破綻は不可避だったようだ。 ショルツ首相は1月15…
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「連立政権ってどんなもの?」 ドイツで総選挙の前倒し報道
カテゴリー:ヨーロッパの政治自民党・公明党と国民民主党が「部分連合を組む」という話が出ている。こうなると「絶対多数の過半数が取れない」状態で意見が異なる政党が連立を組むってどんな状態なのだろうと考える人もでてくるのではないか。実…
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イギリス保守党が「右傾化」と日本のメディアが分析
カテゴリー:ヨーロッパの政治イギリスの保守党が代表選挙を行い黒人女性のベーデノック氏が新しい代表についた。日曜日のためにBBCやCNNなどの和訳報道がないが時事通信と共同通信は「保守党は右傾化した」と書いている。 BBCは労働党…
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ドイツ経済はなぜ回復しなぜまた停滞したのか
カテゴリー:ヨーロッパの政治突然だがドイツ経済についてまとめる。国民民主党の(実質)自公政権入りを考えるうえでリファレンスが必要だからである。ドイツ経済はシュレーダー首相時代の労働改革により復活したが近年また調子が良くない。背景…
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ジョージアの選挙はロシアにハッキングされたと大統領が主張
カテゴリー:ヨーロッパの政治ジョージアで総選挙が行われ「反EU派」の勢力が躍進した。しかし大統領はこの結果を認めるべきではないと主張している。根拠は明らかではないが「ロシアにハッキングされた」というのだ。結果的にEUの拡大路線は…
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奴隷制度に対する謝罪と賠償を求める旧イギリス植民地
カテゴリー:ヨーロッパの政治チャールズ3世国王が英連邦諸国会議に出席している。この席で奴隷制度に対する謝罪と賠償を求める声が強まっているとAFPが伝えている。ただなぜ今になってこの様な声が上がるようになったのかなどの背景は書かれ…
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中流不在のフランスで新しい首相に抗議するデモ
カテゴリー:ヨーロッパの政治フランスで左派が組織するデモが行われた。動員人数は約30万人だったそうである。きっかけは「新しい首相」への抗議だった。穏健右派を打倒して出てきた改革政党が右と左から押され政治的に不安定な状況が生まれて…
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旧東ドイツ地域でAfDが躍進 親ナチス的言動も徐々に浸透
カテゴリー:ヨーロッパの政治ドイツ東部で地方選挙が行なわれた。出口調査の段階ではチューリンゲン州では極右「ドイツのための選択肢」(AfD)が第一党に躍進し、ザクセン州ではCDUについで第二党になる可能性がある。ブランデンブルク州…
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ゾーリンゲン刺殺事件の実行犯はシリア難民
カテゴリー:ヨーロッパの政治ゾーリンゲンの刺殺事件で容疑者が捕まった。自首だったそうだが、容疑者は26歳のシリア人の難民だった。時事通信は先に捕まった少年らはキルギス系の可能性があると書いている。州当局とヨーロッパの報道機関はか…
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ゾーリンゲン市で刺殺事件 ヨーロッパで広がる未成年の犯罪
カテゴリー:ヨーロッパの政治ドイツ西部の小さな街のお祭りで無差別刺殺事件が起きた。刃物で有名なゾーリンゲン市で創立650年のお祭りの最中だった。 当局の情報の出し方が慎重なため背景がよくわかっていない。2名が逮捕されており1名は…
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虚偽のネット情報に踊らされて イギリスとヨーロッパで荒れるティーンエイジャー
カテゴリー:ヨーロッパの政治イギリスでは7月末から各地で暴動が起きていた。ようやくスターマー政権が鎮圧に乗り出し沈静化の兆しがある。今回の暴動の特徴はネットの情報に踊らされたティーンが多かったことだった。イギリスでは12歳の参加…
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テロの脅威のなか、フランスはなぜ狂気の水上開会式を選択したのか
カテゴリー:ヨーロッパの政治パリのオリンピック・パラリンピックの開会式が始まった。事前に多くの危険人物が排除されたと言われているが直前に全国の鉄道網に妨害工作があった。平和の祭典にケチが付いたと考えたのだが、どうやらそうではなか…
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「じゃあねさようなら」 ルッテ首相がさわやかに首相官邸を去る
カテゴリー:ヨーロッパの政治AFPにオランダのルッテ前首相がシューフ新首相に見送られて官邸を去る様子が出ていた。オランダは激しい選挙戦で政権交代がおきたがその後長い間新しい首相が決まらなかったという経緯がある。にも関わらず交代劇…
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私達のやりたいようにやらせて 対話に疲れたEUにルペン・オルバン連合が誕生
カテゴリー:ヨーロッパの政治EUの第三会派が入れ替わった。ルペン・オルバンの両氏が会派を組み第三勢力に躍進した。彼らの主張は加盟国の権限が拡大だ。要するに「私達のやりたいようにやらせてくれ」と主張している。 背景にあるのは中流層…
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オリンピック前にフランスの政治が流動化 極右が退潮し急進左派が台頭
カテゴリー:ヨーロッパの政治フランス政治を見ている人たちはこの数週間かなり動揺していたようだ。 フランスの議会選挙の選挙結果が確定し当初懸念があった極右の台頭が防がれた。だが決定的な勝者が出ず三すくみになった上に過激な急進左派も…
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ゴミ箱ヘルメット男がスナク首相に挑戦状
カテゴリー:ヨーロッパの政治イギリスで総選挙が行われている。今回の総選挙では保守党が敗北するといわれているがスナク首相自身も落選の危機にあるという。そんなスナク氏に挑戦状を叩きつけている一人の人物がいる。それが宇宙からやってきた…
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なぜ元スパイの親玉がオランダの新しい首相になったのか?
カテゴリー:ヨーロッパの政治オランダで新しい首相が決まった。ロイターには選挙に出ていない高級官僚だったと書かれている。政党にも所属していない。日本の総理大臣は議員である必要があるがオランダでは議員でなくても構わないんだなあと思っ…
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フランスの総選挙(初回)は予想通り極右国民連合が快勝
カテゴリー:ヨーロッパの政治フランスで総選挙が行われた。制度は非常に複雑だが初回の選挙ではルペン氏率いる国民連合が快勝している。一方のマクロン氏の連合は過半数近い選挙区で決選投票に進めなかった。つまりマクロン氏の連合が全戦全勝に…
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EU委員長にフォン・デア・ライエン氏が再選へ
カテゴリー:ヨーロッパの政治懸案だったEUの首脳人事が固まった。穏健右派・穏健左派の連立で極右は排除された。ロイターは次のように伝える。フォン・デア・ライエン氏の任期は5年だそうだ。 バランスの取れた人事だが反EU・極右と呼ばれ…
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EUの女傑対決 フォン・デア・ライエンVSメローニの熾烈な争い
カテゴリー:ヨーロッパの政治東京都知事選は小池VS蓮舫の女傑対決と言われている。「日本では女性の地位が低いため目立った女性は女傑などと差別される」という指摘もある。だがこうした「女傑対決」はヨーロッパにも存在する。EU委員長再選…
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投資家は今後一ヶ月フランスの政治動向に注意を
カテゴリー:ヨーロッパの政治NISAの拡充で海外投資に興味を持つ人が増えている。一時は米株・米国債が中心だったが、最近では米国以外の金融商品にも関心が高まる。特にヨーロッパに投資をする人は今後一ヶ月はフランスの政治動向に注目すべ…
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G7発表のウクライナへの援助は「貸す」だけ 原資はロシアの国家賠償の可能性も
G7首脳サミットが開かれた。初日の話題はウクライナ対策で翌日には中国について議論されることになっている。 日本ではウクライナへの巨額の支援が決定されたと報道されたが、アメリカABCとイギリスのBBCは…
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EU議会選挙で広がる波紋 フランスは議会選挙を選択
カテゴリー:ヨーロッパの政治EU議会選挙の結果が各国の内政に波紋を広げている。極右は心配されていたほど伸びなかった。一方で環境系左派は支持を失った。中道右派もやや右傾化している。今後どの程度EU全体が右傾化するのかに関心が集まっ…
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欧州議会選挙終了 全体的に右傾化が進行
カテゴリー:ヨーロッパの政治日本ではアメリカの大統領選挙に注目が集まっているが、欧州では5年に一度の欧州議会選挙の結果にも同等の注目が集まる。最新の出口調査ではやや右傾化した中道右派政党(欧州人民党)が引き続き勢力を維持するとみ…
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オリンピック目前のフランスでテロ未遂が相次いで発覚
2024年6月6日に連合国はノルマンディ上陸作戦から80年の節目を迎えた。バイデン大統領はこの節目を利用して「民主主義を守るために戦うアメリカ」を強調したい。フランスもまた2024年7月26日からパリ…
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弱体化した政権は国のためにならない スナク首相が総選挙を英断
イギリスのスナク首相が7月4日の総選挙を英断した。支持率の低下に苦しみ追い込まれての決断となった。立憲君主国のイギリスの政治状況には日本と似ているところと全く違うところがある。この英断を見ると岸田総理…
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スロバキアで首相暗殺未遂 容疑者は確保され首相は重体
スロバキアで首相暗殺未遂事件が起きた。首都ブラチスラバから190キロ離れたハンドロバという街で閣議・政府会合が行われた後に銃撃された。フィツォ首相の腹部に命中し首相は危険な状態。首都への移送も計画され…
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イギリスの地方選挙で保守党が大敗
イギリス(イングランド地方のみ)で地方選挙が行われ、与党保守党が大きく議席を減らした。野党は総選挙を求めている。スナク政権は1月まで選挙を引き伸ばすことができるがこれといった政権浮揚の材料を見つけるこ…
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ドイツとアメリカ合衆国でイスラム国の影響を受けたテロ未遂事件が起きる
日本でも同じことが起こりかねないと言えば多くの人は笑うだろう。 アメリカ合衆国で18歳の少年がイスラム国の影響を受けたとみられるテロを計画していたと話題になっていた。ドイツでも同じようなケースが報告さ…