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イスラエルが内閣崩壊の危機 最高裁判所が超正統派の優遇措置に是正勧告
ネタニヤフ首相が率いる内閣が崩壊の瀬戸際に立たされている。最高裁判所がユダヤ教学院(イェシヴァ)への補助金中止の仮処分を出した。なぜこの仮処分が政権の崩壊につながるのかをわかりやすく見てゆく。
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大阪は日本型ポピュリズム社会実験中 維新の改革で半数の公立高校が統廃合の危機に
大阪は日本型ポピュリズムの実験室だ。そんな大阪で半数の公立高校が統廃合の危機にある。民意で選ばれた政策の結果なので「選挙による選択」といえるが大阪府庁では激震が走っているそうだ。なぜそうなったのか。わ…
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悪性インフレによる物価高に悲鳴をあげ、怒り、そして諦めてゆく なぜ日本人は諦めてしまうのかを考える
テレビ朝日が「物価高に悲鳴」という記事を出している。コメント欄はお祭り状態だったのだがなぜか「コメンテータ状態」の人が多かった。断片的な知識をもとに語り諦念と共に状況を受容している。なぜこうなるのだろ…
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アメリカ合衆国は依然として超過準備の状態にある
ロイターが「アメリカは超過準備の状態にある」という記事を出している。2022年よりはマシな状態になっているが正常化にはしばらく時間がかかりそうだという。日本の経済状況を知る上でもこの記事について理解す…
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政治と金の問題が解決せず派閥政治からも脱却できない理由を政権批判抜きで考えてみる
TBSに松原耕二氏司会の報道1930という一時間の番組がある。非常に長いプログラムなのであまりみる気になれないのだが森元総理の力の源泉というプログラムをやっていたので「一体何が力の源泉なのか」と興味を…
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政治と金の問題を巡り報道が錯綜 岸田総理の発言と報道をざっくりと整理してみる
政治と金の問題を巡り報道が錯綜している。分析の記事は別に出そうと思うのだが「そもそも何が報道されているのか」が混乱しているので改めて整理することにした。岸田総理の聴取はおそらく不発に終わっている。だが…
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「いつか財務省が介入して円高にしてくれるはず」は本当なのか-予想される介入線は154円から155円
日本銀行が金融政策を変更し「マイナス金利」を解除した。このニュースで「いよいよ日銀も政策変更か」という期待が集まった。だが、実際には「金融緩和継続」と受け止められ逆に円安が進行している。 財務省・金融…
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大林ミカ氏辞任で幕引きを許すな 河野太郎大臣に求められる説明責任
中国ロゴ問題に進展があった。産経新聞が【独自】として中国企業のロゴが入った書類が国連やEUの機関の資料にも使われていたと伝えている。産経新聞は優しげに「浸透したと誤解される可能性がある」と表現している…
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ラファ惨劇前夜のイスラエル戦時内閣が混乱・空中分解の危機
イスラエルは国際的に孤立する中でラファの地上波攻撃に踏み込もうとしている。仮にラファ攻撃が行われれば近年稀に見る人道上の大惨事になるだろう。日本のメディアはほとんど関心を持っていないがアルジャジーラが…
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中国企業のロゴ問題 内閣府は問題を認めず斉藤経済大臣は逃亡
中国企業のロゴ問題はあまり火がつくことなく一旦終了しそうだ。内閣府は問題を認めることはなく「ハッキング被害にあっていない」から大丈夫だと主張している。一方で斉藤健経済産業大臣はこの問題から逃亡を図って…
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アベノミクスの負の遺産「ゾンビ企業」 日本経済は死にかけた企業の救済と円安悪性インフレの二択に
アベノミクスの葬送が進んでいる。ここにきて、ようやく経済・金融の専門家がアベノミクスの負の側面について堂々と語ることができるようになった。 日銀の議事録でも公然とアベノミクスの弊害が語られるようになっ…
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中国のハッカー集団APT31とAPT40が米・英・豪・ニの政府機関をターゲットにしたサイバー攻撃
今回のテーマはやはり中国は民主主義陣営を攻撃していたという話である。日本人のこの問題に関する意識の希薄さが懸念される。 ロイターに気になる記事が2本出ている。内容はそれぞれ各国の政府や政治家が中国のハ…
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再エネタスクフォースの中国企業ロゴ問題 大林ミカ氏と立憲民主党の「不適切な」関係も明らかに
河野太郎大臣の政策を推進するためのタスクフォースに中国企業のすかしが入った資料が使われていた問題に進展があった。岸田政権の危機感は極めて薄いようで「内閣府で適切に処理するだろうから今はまだ政府全体の問…
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【速報】ついにアメリカがイスラエルを見放す 安保理でラマダン即時停戦の歴史的決議
アメリカ合衆国は安全保障理事会においてこれまで一貫してイスラエルを擁護するために拒否権を発動していたがついに庇いきれなくなってしまったようだ。ラマダン期間の停戦を求める決議に対して拒否権を発動せず棄権…
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【速報】二階元幹事長が電撃的に次回不出馬を表明 これまでの流れと会見の内容
二階俊博元幹事長が会見を行い次回の選挙への不出馬を表明した。会見ではっきりと「政治的責任を取る」とはしたが、お金の流れについてはいっさい説明をしなかった。最後に年齢について聞かれ「お前も、その年、来る…
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すかし問題 河野太郎大臣肝入りの再生エネルギータスクフォースに中国企業の影 岸田政権は安全保障に関わる懸念を払拭できるのか?
中国企業の影などと象徴的に仄めかされることがあるが、今回は文字通り影が透けて見えることになった。政府の意思決定に関わる資料に中国企業のすかしがはいっていたそうだ。 岸田政権に新しい疑念が浮上した。河野…
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想定通り プーチン大統領はモスクワで133名が亡くなったテロを政治利用する考え
モスクワ郊外で発生したテロ事件の犠牲者は133名になった。今後もさらに増える可能性がありそうだ。 日本では「真実を特定せよ」という人たちが増えているが、おそらく現時点ではこれはあまり重要ではない。重要…
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岸田総理が自ら安倍派とアベノミクスの粛清に乗り出す
経済の面から見ると金融緩和政策の終わりは「時間稼ぎ」の終わりとなった。増税議論も始まりこのまま生産性向上が行われなければ国民生活は悪性インフレに苦しめられ困窮することになるだろう。 政治的に見ればこれ…
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国会の憲法改正議論が不毛な理由(3/3) 国民が選んでいないメニューが唐突に目の前に突き出される問題
立憲民主党と日本共産党が憲法審査会の開催を拒否しているという。この是非を知るためにまず総括質疑で何が話し合われたのかをまとめ、次にコミュニケーションの問題について書いた。最後に考えたいのは「選択肢がな…
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国会の憲法改正議論が不毛な理由(2/3) 「そもそもなぜ今憲法改正議論なのか」問題
立憲民主党と日本共産党が憲法審査会の開催を拒否しているという。政治と金の問題を優先すべきだと言うのだ。憲法を人質にとって国会対策を進めるのは卑怯なのではないかと思ったのだが、そもそも憲法審査会は今何を…
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国会の憲法改正議論が不毛な理由(1/3) そもそも何が話し合われているのか
立憲民主党と日本共産党が憲法改正議論より政治と金の問題の解決が先だと主張している。「憲法を人質にとって話し合いを拒否するのは卑怯なのではないか」と思った。 その上で是非について検討しようと考えたのだが…
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【速報】モスクワのコンサートホールで40名が死亡 当局はテロと断定
モスクワのコンサートホールで乱射事件が起きた。当局は40名が死亡したと伝えている。アルジャジーラの報道は次の通り。ウクライナ側は関与を否定しているがロシア側が対ウクライナのプロパガンダに利用するシナリ…
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鈴木財務大臣が「アベノミクスは終わったからさっさと増税議論をしようぜ」と提案 円安で国民の暮らしは疲弊
鈴木財務大臣が「アベノミクスは終わったんだからさっさと増税の議論をしようぜ」と提案した。もちろんこのような乱暴な言い方はしていないが意味するところは大体そんな感じだ。一方で国民生活は円安によりかなり疲…
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【速報その後】アメリカ合衆国が提出した「ガザ即時停戦を促す」安保理決議案はあえなく否決
先日のル・モンド紙の報道のその後を追っている。アメリカ合衆国が提出した安保理決議案はロシアと中国の拒否権によって否決された。合衆国はイスラエルに対して「ラファを攻撃しなくても目標は達成できる」と説得を…
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再エネ賦課金が月々836円の値上げ 割高な電気料金は自民党の経済政策が共産主義的なせいだ
再エネ賦課金というおかしなスキームがある。これが4月から値上がりする。月々かなり大きな金額を支払うことになるのだが、反発の声はあまり聞かれない。電気料金に組み込まれているために目立たないのだろう。 近…
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【速報その後】ラファの悲劇は秒読みか ブリンケン国務長官の時間稼ぎは不発に
昨日、停戦・休戦の期待も込めてお送りした速報は期待はずれに終わったようだ。どうやらブリンケン国務長官の時間稼ぎ発言だったようである。 高橋和夫さんはその後アルジャジーラを受けて安保理決議案は「即時停戦…
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【速報】アメリカ合衆国がガザの即時停戦を求める安保理決議案を回覧中とル・モンドなどが報道
SNSのXを見ていたところ中東に詳しい高橋和夫さんが気になる記事を紹介していた。ルモンドの記事だが「アメリカ合衆国が安保理にガザの即時停戦を求める決議案を回覧している」と紹介している。仮にこれが事実で…
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二階俊博氏に重い処分か? 高まる国民の懲罰感情と祟りにおののく岸田総理
自民党の政治とカネの問題における二階俊博氏の処分に関して情報が錯綜している。 いったんは重い処分という話が出たものの執行部で話し合うことになった。 国民の懲罰感情は高まり続けている。だが岸田総理はそれ…
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埼玉県連SM緊縛プレイ二次会の首謀者は過去に「働くお母さんは虐待だから地域に密告してもらおう」と主張した議員だった
週刊文春が自民党若手地方議員たちの夜のリビドー発散に並々ならぬ関心を寄せている。 和歌山県の不適切なパーティー問題に続いて埼玉県連で2016年に起きた「SM緊縛二次会」の写真を発掘してきた。 文春の記…