ゼレンスキー大統領が「戦争ができない国日本」に負わせた重い課題

ゼレンスキー大統領の国会演説を聞いて「ああそう来たか」と思った。これまで戦争への協力を依頼して来た大統領が日本に求めたのは戦争への協力ではなく「戦争後」の体制の再構築だった。

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やぶ蛇になってしまった立憲民主党の緊急事態条項抑止論

ロシアのウクライナ侵攻で次々と予想外のことが起きている。こうなるとこれまでの予定調和的な議論が成り立ちにくくなる。もちろん憲法改正の議論もそのうちの一つである。立憲民主党・奥野総一郎氏の議論が破綻してしまった。これまでの前提がガラッと崩れてしまったからである。

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安倍元総理の一言でさらにぐちゃぐちゃになる日本の安全保障議論と高まる中国脅威論

ロシアのウクライナ侵攻の後で複数の世論調査が発表された。なぜか中国が台湾か尖閣諸島に侵攻してくると考える人が増えている。さらに核共有を議論すべきだという人も増えているのだという。

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ジェンダーがわからない小沢一郎さんと有権者が見えない立憲民主党

みんなジェンダーなんてわからないと言っているよというのは俺にはもう何が何だかさっぱりという意味だろう。小沢一郎さんがジェダーがわからないと嘆いている。もう引退すればいいのにと思った。

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ひまわりの種 – 憲法第9条は国を守れるかもしれない

先日、国連中心主義が崩れた今となっては憲法第9条の前提は大きく崩れたという話を書いた。その気持ちは変わっていない。だが、ひょっとして憲法第9条は国を救えるかもしれないとも思い始めている。ウクライナのひまわりの種のエピソードを見たからだ。これは人の心を動かしている。

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憲法第9条擁護派の時代がついに終わった

ロシアのプーチン大統領が狂気に満ちたウクライナ攻撃を始めた。サイバー攻撃を仕掛けウクライナのインフラを麻痺させた上で軍事侵攻をする可能性があるとされていたが数時間のうちに現実のものとなった。ウクライナの問題には色々な論点があると思うのだが今回は憲法第9条の根幹が完全に崩れたという点について考える。

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明治政府はなぜプロイセンの憲法を模範したのか

最近ドイツ帝国について調べている。最初のきっかけはなんだったのか忘れてしまったのだが、調べているうちに「明治政府がなぜプロイセンの憲法を模範したのか」ということが気になった。もう少し調べてみて「おそらく明治政府は欠陥も含めてコピーしたんだろうな」と感じた。

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