カテゴリー: 国際政治
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ポーリシュカ・ポーレは日教組の洗脳なのか
ポーリシュカ・ポーレという歌を音楽の時間に歌ったことがある人がいるだろう。実はあれはロシア赤軍の活躍を歌った軍歌である。学校ではその背景が知られることはなく単にロシア民謡として習ったはずだ。
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ホロドモールとポグロム – ウクライナをめぐる差別の歴史
プーチンが引き起こしたウクライナ危機を見ているとウクライナを応援したくなるのが歴史を知ると「そんな単純な話でもないな」と思えてくる。重層的な差別の歴史があるからだ。
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アゾフ連隊とウクライナのネオナチムーブメント
ウクライナの情報を見ていると色々な言葉が飛び交っている。新しい言葉にアゾフ連隊というものがある。これがナチスドイツと絡んでいるからウクライナはネオナチであるというロシアの宣伝に使われていて日本にもなぜ…
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プーチン大統領は狂人か?
このところウクライナ情勢とプーチン大統領について書いている。すると「ウクライナでは大勢のロシア人が殺されているのにプーチン大統領を狂人と決めつけるのはいかがなものか」という反論がついた。
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プーチン大統領を戦争犯罪人として裁くことはできるのか?
カテゴリー:国際政治国際刑事裁判所(ICC)の検察官はがウクライナで戦争犯罪が行われた疑いを捜査する。39カ国から要請があったそうだ。「なんとしてでも戦争を止めたい」とする気持ちを多くの国が持っていることがわかる。ICC…
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ロシア機による領空侵犯が相次ぐ
ロシア機による領空侵犯が日本の根室沖とスウェーデンのゴトランド沖で確認された。またNATO加盟国ルーマニアの航空機が墜落する事故があった。
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経済浮揚に具体策を打ち出せなかったバイデン大統領
カテゴリー:国際政治アメリカでバイデン大統領初の一般教書演説が行われた。バイデン大統領はウクライナへの支援策では賞賛を得たが具体的な経済政策は示すことができなかった。ある意味プーチン大統領に救われた格好だ。
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新型コロナがプーチン大統領を追い詰めた
大勢の死者と難民を出しつつあるウクライナ危機だが、プーチン大統領が心理的にどのように追い詰められて行ったのかわかりつつある。一方で、悪役が生まれたことで救われた国もある。中国とアメリカ合衆国だ。
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ウクライナの義勇軍に70名の日本人が参加希望
ウクライナ政府が義勇軍を募ったところ70名の参加希望者があったそうだ。だが日本政府はあくまでも問題からは距離を置く姿勢だ。岸田政権が一貫して持っている面倒なものには関わりたくないという姿勢が透けて見え…
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ウクライナとロシアの戦争をご近所トラブルに例える
こんな回答を書いた。おそらくふざけているように見えると思うのだ意外と基本線は抑えて書いた。ここでは解説を加えて転載したい。
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プーチンを国連安保理非常任理事国から引き摺り下ろすことはできるのか?
イギリス政府が「ロシアを安保理常任理事国から排除することを検討すべきだ」と提案したとAFPが伝えている。この提案について真面目に考えてみた。
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プーチン大統領の拡大自殺を止められるのはロシア国民だけ
プーチン大統領がウクライナに侵攻して一週間が経った。当初の予想を裏切りウクライナ市民が素人大統領ゼレンスキーのもとでよく団結しているようだ。ウクライナ市民が時間を稼いで間にプーチン大統領を追い詰める方…
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中立政策の放棄など – ロシアのウクライナ侵攻がもたらしたヨーロッパの決定的な変化
プーチン大統領がヨーロッパを大きく動かしつつある。まさかそんなことをするはずはないという人々の予想を大きく裏切っているからである。中でも中立国が反ロシア化を進める動きが多く見られ今後の展開が注目される…
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安倍元総理はアメリカからレンタルした核兵器をどこに置くつもりなんだろう?
朝から釣りを楽しんでみた。安倍総理が核について発言したのをネタにして質問を一つ立ててみたのだ。さっそく「ミスリードだ」というコメントがつきあいかわらずのクオリティだなと感じた。
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岸田総理はウクライナ情勢が国民生活に与えるダメージを今すぐ説明すべきだ
蓮舫議員が「NSCをやらなくて大丈夫なんですか?」と聞いたのがつい昨日のことのような気がする。あれよあれよという間にロシアを国際金融から切り離すという話になっている。
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韓国はロシアのウクライナ侵攻をどのようにみているか?
韓国で大統領選挙が迫っている。実は2022年3月9日が投票日なのである。現在は野党候補尹錫悦(ユン・ソギョル)氏が優勢とされているがイ・ジェミョン(李在明)候補との差はわずかだ。つまりどちらが大統領に…
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ロシアのウクライナ侵攻で予想される最悪のシナリオとは?
今回のウクライナ侵攻で予想される最悪のシナリオが着々と進行中だ。武力による完全な自由主義の敗北である。これまでは空想上の出来事だったがそれが今まさに起ころうとしている。
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ブダベスト覚書 – 結局自前の核兵器を持たなければ日本を守れないのではないか?という議論
今回のウクライナ情勢の変化は国際社会に強い動揺を与えている。理由の一つは安全保障理事会制度の完全な崩壊だが、今後ブダペスト覚書が強い関心を呼びそうだ。ミンスク合意に続いてブダペスト覚書など初めて聞いた…
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狂ったプーチン大統領が突き進む国家拡大自殺
ついにプーチン大統領がウクライナ東部に侵攻を始めた。満州国と同じような傀儡政権を作り「支援を呼び込む」というものになっている。人々はプーチン大統領の落とし所を探るために合理的な説明を繰り返してきたが、…
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ロシアのウクライナの二州の国家承認で終わったものと始まったもの
ついにロシアのプーチン大統領がウクライナの二州を「国家承認」した。今回はアメリカが最初から「参加」していたこともあり、いろいろ終わったものが多い一方で何か新しいものが始まってしまった。一言で言えば新し…
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ウクライナにつながるプーチン大統領の深い恨み
ウクライナ状況が不安定化してきた。東部では攻撃が起き始めており双方が相手がたを非難している。最新の情報では東部では総動員体制が敷かれウクライナ軍側は死者が1名出たといっているそうである。どうしてこうな…
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ウクライナでついに始まった?
ウクライナ情勢で緊張が続いている。日本ではプーチン大統領がウクライナの無辜の市民を圧迫しているという単純なストーリーが語られるようになる一方で、それはアメリカ側がでっち上げた話なのだという人もいる。そ…
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ウクライナはロシア勢に取り囲まれている
プーチン大統領にとってこれはチェスなのかもしれない。BBCのウェブサイトをチェックしていたら「ロシアが演習の一部を終了する」という報道があった。記事の主旨は「緊張緩和かもしれないがウクライナ側は撤退が…
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ロシアは日本海の戸締りを以前から準備してウクライナに備えて来たらしい
実際に何か始まりそうな機運になって来た。ウクライナの話だ。ネトウヨ系情報収拾ツールでは「ロシアのプーチン大統領がウクライナを支配しようとして戦争の準備をしている」ということになっているのだろう。日本人…
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ウクライナ情勢で落とし所を探る仏露と煽り立てる英米
米露の電話による首脳会談が行われた。ただバイデン大統領は依然状況を煽り立てているだけで和平につながる提案はしなかったようだ。一方でアメリカは「いざ戦争が始まったら自国民の救済はできない」と警告もしてい…
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北朝鮮の核ミサイル開発を支える仮想通貨窃盗と中華人民共和国
北朝鮮が今年に入ってミサイル開発を加速させている。このニュースを聞いて「そもそも北朝鮮はどうやって開発資金を工面しているのだろうか?」と考える人は多いだろう。中には中国が北朝鮮に資金提供しているのでは…
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IS指導者、アブイブラヒム・ハシミ・クラシの死は世界に平和をもたらすのか?
バイデン米大統領は2月3日米軍の特殊部隊が前夜にシリア北西部イドリブ県で行った急襲作戦でイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」最高指導者のアブイブラヒム・ハシミ・クラシ容疑者が死亡したと伝えた。AF…
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呪われた「中国橋」に生贄を捧げるマリの人たち
カテゴリー:国際政治今日はフランスの大使がマリから追放されたという話を書く。だが、最後は呪われた中国橋に生贄を捧げる人々の話で終わる。欧米が退潮し中国が伸張していることがわかる話である。マリの場合「欧米」とはフランスであ…
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窮地に立たされたゼレンスキー大統領とは、そもそも一体どんな人なのか
偉大な政治家よりも偉大な俳優が求められることがある。ウクライナはそういう国だ。ウクライナ東部はそもそも準内戦状態だった。ウクライナ国民は「いつロシアに飲み込まれるかわからない」という恐怖心を抱えている…