カテゴリー: 経済
-
ノーベル経済学賞で説明する成功した植民地と失敗した植民地
今年のノーベル経済学賞は「成功した植民地と失敗した植民地」の研究が受賞した。トランプ氏やロシアの台頭を背景に自由主義のメリットをあらためて広報する狙いがあったのではないかとおもう。Amazon(リンク…
-
「全面戦争だ」「宣戦布告だ」イランが弾道ミサイルでイスラエルを攻撃
第二次世界大戦後に戦争を経験していない日本人の戦争観は第二次世界大戦で止まっているようだ。Xには戦線布告という言葉が溢れていた。また外務大臣もアメリカの表現を引用し「中東地域における全面戦争に拡大する…
-
FOMCは0.5ポイント下げで決着 ドル円と株価はは乱高下
カテゴリー:FRBの金融政策と株価・為替への影響11月の大統領選挙前最後のFOMCだったそうだ。0.25ポイント説と0.5ポイント説があったが結果的には0.5ポイント下げて決着した。利下げを好感し直後のニューヨークの株価は上昇したようだがその後沈静…
-
9月の利下げは小規模なものに アメリカでCPIが発表
カテゴリー:FRBの金融政策と株価・為替への影響アメリカで消費者物価指数が発表されたがその後の株価の動きが実に不思議だった。アメリカ経済は依然インフレ基調だがその勢いは鈍化している。「9月の大規模利下げ」の予測は完全消滅した。 株価はCPIの発表の…
-
日米の株価は「9月は荒れる」の経験則通り エヌビディアも大きく下げる
カテゴリー:FRBの金融政策と株価・為替への影響経験則では9月の株式市場は不調ということになっているようだ。連休明けの初日のダウは626ドル値を下げエヌビディアは「時価総額は2790億ドル減の2兆6500億ドルとなった」とロイター通信が伝えている。…
-
利下げの時が来た パウエル議長が高らかに宣言し米株価が上昇
注目されていた日銀総裁の国会招致とパウエル議長の演説イベントを無事通過。アメリカの株価が上昇した。植田総裁は金融資本市場が不安定な間は利上げは行なわない姿勢を強調し、パウエル議長は「利下げの時が来た」…
-
「アメリカの金融所得は日本の40倍」に反発する人たち
カテゴリー:経済日経新聞が「アメリカの金融所得は日本の40倍」という記事を出している。非常に興味深いことにこの記事に対して心理的に反発する人たちが出てきた。金融リテラシがなくどこから手を付けていいかわからないのだろう…
-
雇用統計修正マイナス80万人でドル円市場が動揺 一時144円台に
カテゴリー:FRBの金融政策と株価・為替への影響先週の末あたりから「雇用統計に大きなショックがあるのではないか」と囁かれていた。結果はマイナス80万人以上の減少だった。この結果を受けて一時ドルの価格が急落し144円台をつけた。 アメリカの株価に対す…
-
日本経済は成長型経済に移行しつつあるのか?
岸田総理が総裁選不出馬を決め総裁選レースがスタートした。国民は直接関与できないとは言え、候補者の経済政策に注目している人は多いだろう。4-6月期のGDPが発表になり名目・実質ともに成長が確認された。岸…
-
「ひとまず危機は去った」 CPIの発表後アメリカの株価が回復
アメリカで消費者物価指数が発表された。内容は市場の予測どおりだったが「リセッション懸念は去った」という評価となりアメリカの株価は大幅続伸している。バイデン大統領は自信の経済政策は正しかったと誇らしげだ…
-
130〜120円台も視野に 円キャリー相場の終わりは急激な円高を招く
カテゴリー:FRBの金融政策と株価・為替への影響REUTERSがコラム:前倒しで訪れた転換点、円キャリー相場の終わりの始まり=高島修氏という記事を出している。近い将来に急速な円高が進む可能性があるというのだ。コラムは将来のドル円レートを130〜12…
-
FRBは緊急利下げを見送り ハイテク株に資金が戻る
カテゴリー:FRBの金融政策と株価・為替への影響一部で囁かれていたFRBの緊急利下げが行われないことがわかった。前回までの緊急利下げは金融システム自身の不安定化・テロ・新型コロナ禍など原因になっているので今回はそうではなかったという判断なのだろう。…
-
日本はなぜ「失われた数十年」から抜け出させないのか
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響日本がバブル崩壊の余波に苦しんでいたときと同じようなことがまた再現されようとしている。 アメリカの景気減速不安と植田日銀の性急な政策変更に端を発した一連の騒動は内田副総裁の「金融市場が安定するまでは金…
-
ギャンブル資金供給国としての日本
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響為替介入を繰り返す政府・日銀当局は「投機資金が為替の状況を歪めている」として投資家を批判してきた。だが今回の株価乱高下騒動で実は日本がその資金を提供している国だった事がわかった。 植田総裁の政治を意識…
-
「2024年日経大暴落はアベノミクスのせい」で確定
まだ名前のない2024年8月日経大暴落はアベノミクスの後遺症であると確定した。「やはり全てはアベのせいだ」といいたい人にはこれ以上の情報はないのでバックボタンで戻っていただくことをおすすめする。 ポイ…
-
日経平均の急激な下落は人災 岸田総理は土下座して謝罪を
月曜日の日経平均の下落は岸田総理が作り出した人災と言える。本来ならば株価は市場が決めるものなのだから政府に説明責任はない。だが今回はアメリカの景気悪化懸念に加え植田総裁の不用意な発言も原因の一つとなっ…
-
「アメリカ合衆国は景気後退局面に」は過剰反応の可能性
本日は日経平均の大幅下落について触れ「これは政治的人災である」と書いている。日経平均の下落は12.4%という災害級変化であり何らかの原因があるはずだ。 この要因の1つがアメリカの景気悪化懸念と聞くと自…
-
8月5日の日経平均は12.4%の下落 年初来の儲けがすべて帳消しになり街はパニック
月曜日のテレビは日経平均が下落しパニックに陥った投資家たちの様子を盛んに流していた。オリンピックのメダルラッシュと暑い夏報道一色だったところに突然株価下落のニュースが飛び込んできたからだ。 当ブログの…
-
ウォーレン・バフェット氏すら株取引を躊躇しているというのに……
カテゴリー:経済Bloombergに「バークシャー、アップル株の保有をほぼ半減-現金保有は過去最高」という記事が出ている。ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイが大量のApple株を手なばしていると…
-
ざっくりまとめ 米株急落と日経平均の下落
アメリカの雇用統計が発表され米株が軒並み下落した。月曜日の日経平均にも影響が予想される。今から心の準備だけでもしておいたほうが良いかもしれない。関連記事をまとめて分析したが「長すぎて読めない」という人…
-
アメリカ景気減速不安でダウ急落 週明けの日経平均に「心の準備」を
アメリカで雇用統計が発表された。景気減速不安が急速に広がっていたがその不安を裏付ける格好になってしまいダウが急落している。金曜日の日経平均はブラックマンデー以来の下げ幅になったが、なにもないことを祈り…
-
やはり逃げ遅れ続出 急速な円高は日本のFX投資家に大きな逆風
Bloombergが「メキシコペソ・円のキャリー取引に逆風、日本の投資家は損抱え様子見」という記事を書いている。今回の急速な円高で損切りを迫られている投資家が多いという。 Bloombergは冷静な対…
-
日銀の金利引き上げで岸田総理が意味不明の発言
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響日銀が短期誘導金利の引き上げを決めた。0.25%と欧米に比べると僅かなものだがゼロ金利・マイナス金利に慣れた日本経済には大きな影響がでそうだ。 植田総裁の会見はかなり苦しいものだった。総裁選やFRBの…
-
日銀の政策決定会合のあと、サーバーが落ちたらしい
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響日銀が政策決定会合を行い0.25%の金利誘導を決めた。ゼロ金利政策から脱却したのだ。このときに日銀のサーバーが一時ダウンしたようだ。 Bloombergが「【コラム】植田総裁の大一番、ブラックホールに…
-
「アメリカ合衆国はビットコインを支配する」トランプ氏が宣言
トランプ前大統領が今度は「アメリカがビットコインを支配する」と言い出した。トランプ氏のよるとアメリカが支配しないとビットコインは中国に取られるそうだ。ランプ氏の発言の背景は不明だが「トランプ氏ならやり…
-
トランプ相場とメディア報道に翻弄される日本の一般投資家
日経平均が1000円を超えて下落したそうだ。地上波のニュースを見たが説明が極めて面白かった。 日経平均が40,000円を超えたときには「日本企業が信認された」と盛んに宣伝されていた。つまり日経平均が下…
-
日銀の利上げ観測で円が153円台に急伸
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響月末の政策会合で日銀が金融政策を正常化するのではないかという観測が広がり円が一時153円台に急伸した。キャリー・トレード(金利の安いところでお金を借りて高いところで儲ける)の為替への強い影響がうかがえ…
-
第二次トランプ政権下でのドル円相場はどうなるのか
トランプ氏と河野太郎氏の発言をきっかけにして一時ドル円が155円台まで高騰した。だがその後のドル円相場は徐々に円安に転じている。このことからドル円が何で動いているのかがわかる。 市場の次の関心は「トラ…
-
現在156円台 河野太郎氏が円安進行を阻止?
一時160円台を超えて進行していたドル・円相場だが現在は156円台で推移している。為替介入が会ったのではないかと囁かれたのだが実は「河野太郎氏のインタビューが影響した可能性がある」そうだ。現在のドル円…
-
アメリカCPI発表後に円が急騰 為替介入実施
カテゴリー:FRBの金融政策と株価・為替への影響アメリカの消費者物価指数が発表された。4年ぶりにわずかながらの下落(実際には前月比でほぼ横ばい)が見られ9月の利下げの公算がいよいよ高まった。これにつれて円が高騰し一時157円台までドルが売られた。テ…