カテゴリー: 経済
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トランプ相場とメディア報道に翻弄される日本の一般投資家
日経平均が1000円を超えて下落したそうだ。地上波のニュースを見たが説明が極めて面白かった。 日経平均が40,000円を超えたときには「日本企業が信認された」と盛んに宣伝されていた。つまり日経平均が下…
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日銀の利上げ観測で円が153円台に急伸
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響月末の政策会合で日銀が金融政策を正常化するのではないかという観測が広がり円が一時153円台に急伸した。キャリー・トレード(金利の安いところでお金を借りて高いところで儲ける)の為替への強い影響がうかがえ…
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第二次トランプ政権下でのドル円相場はどうなるのか
トランプ氏と河野太郎氏の発言をきっかけにして一時ドル円が155円台まで高騰した。だがその後のドル円相場は徐々に円安に転じている。このことからドル円が何で動いているのかがわかる。 市場の次の関心は「トラ…
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現在156円台 河野太郎氏が円安進行を阻止?
一時160円台を超えて進行していたドル・円相場だが現在は156円台で推移している。為替介入が会ったのではないかと囁かれたのだが実は「河野太郎氏のインタビューが影響した可能性がある」そうだ。現在のドル円…
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アメリカCPI発表後に円が急騰 為替介入実施
カテゴリー:FRBの金融政策と株価・為替への影響アメリカの消費者物価指数が発表された。4年ぶりにわずかながらの下落(実際には前月比でほぼ横ばい)が見られ9月の利下げの公算がいよいよ高まった。これにつれて円が高騰し一時157円台までドルが売られた。テ…
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トランプ氏が勝ったらどの株を買うべき? ロイターが勝ち組・負け組を分析
カテゴリー:FRBの金融政策と株価・為替への影響テレビ討論でバイデン氏の劣勢とトランプ氏の優勢が伝えられている。ロイターは早速トランプ氏が勝ったときに上がるであろう推奨銘柄を出している。さすがにどちらかに肩入れするわけにもいかないので「情報BOX:…
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「日本経済が上向かないのは全て慣行のせい」はいかがなものか 日銀参与が苦言
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響円安に関して調べている。円安を是正するためにも日本経済のリブートが必要だがそのための議論が行われず「全てはFRB次第」ということになっている。 そんな中、ロイターが「日銀多角的レビュー、ノルム偏重の議…
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全てはアメリカ次第 1ドル160円台の円安はいつまで続くのか
一ドル160円台の円安が続いている。当局が介入に消極的なところからこの水準がしばらく続くものとみられている。だが急激な円高が進行する可能性も指摘され始めた。急な変化は激しく揺り戻す可能性がある。 「全…
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ドル円が再び160円を突破 マスコミの説明は何かがおかしい
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響ドル円が再び160円を突破した。テレビの報道を見ると「アメリカの金利引き下げがなかなか起らないから」と説明されている。 だがFRBの金利引き下げ予測の後退はしばらく前から噂されておりその影響も織り込み…
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「日銀国債買い入れ減額」で市場に一時緊張が走る
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響FOMCを追いかける形で日銀の政策決定会合が開かれた。テレビでは速報が流れ為替も円安側に反応したがその後落ち着きを取り戻している。 植田総裁は市場とのコミュニケーションを急速に学習しており動揺を最低限…
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全ては植田のせい? 長期金利の上昇に歯止めがかからず
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響日本人観察としては非常に面白い事例だ。日本人は原因の究明や構造分析には興味がなく「どうしてこうなった」と犯人探しを始める。結果的に延々と「誰のせいだ」という議論が始まる。そうして騒いでいるうちに嵐が過…
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現在の日本経済はどのような状況にあるのか 鍵を握るのは現役世代の意識と意欲
本日は強欲インフレの記事をきっかけに「岸田総理を退陣させることが日本を救う」というテーマでお送りしている。背景情報の中で経済概況を書いているのだが「良い材料がなく不安になるからもう読みたくない」と考え…
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アメリカの雇用統計をきっかけにドル円が一時151円台
先ほどアベノミクス批判の記事で河野龍太郎さんのアメリカ経済分析を利用した。ところがこの分析が間違っているのではないかと感じさせる動きがあった。雇用統計をきっかけに為替相場がドル安に動いたのである。失業…
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FOMCは政策据え置きで154円まで円高進行 打ち手のない財務省・日銀はパウエル議長に救われる
カテゴリー:FRBの金融政策と株価・為替への影響FOMCは政策据え置きとなった。インフレは高止まりしているがこれはすでに織り込まれている。これを受けて158円台にまで下落していた円相場は落ち着きを取り戻ししばらく157円台で推移していたもの大きな動…
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介入規模は5兆円 ただし効果は限定的になる模様
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響財務省と日本銀行が29日に介入を行った。規模は5兆円程度だったとみられる。ただし当局は介入について明言していないためメディアの表現は「介入か?」にとどまる。FOMCを翌日に控えているため為替に大きな変…
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急激な円安に対して政治サイドからのコメントなし 神田財務官は多幸感
政策会合後の植田総裁の発言がきっかけとなり急激な円安が進んだ。もともと150円付近が介入ラインと言われていたが155円線での介入もなくついには160円線を超えてしまった。ここで介入が行われ154円まで…
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救済はなかった ドル円157円も植田総裁は「物価高には影響がない」と冷淡な発言
お昼頃の為替変動を見て「あ、植田さんは何もしないんだ」と思った。 政策決定会合後の植田総裁の会見ではハト派的な姿勢と円安による物価高の影響に対して冷淡で突き放したものだったとロイター通信がまとめている…
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遠のくアメリカの利下げと放置される円安 最後の望みは介入による一発逆転
アメリカで各種統計が発表されるたびにさまざまな観測が流れ金融市場は一喜一憂する。今回はGDPが思っていたほど好調ではなかったことでニューヨークの株式市場が下げている。 経済が傷んでいるのなら利下げが行…
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金利上昇によりアメリカの株高が正当化できなくなりつつある
パウエル議長が「利下げを急がない」と発言したニュースは日本では円安と絡めて報道された。だがアメリカでは別の問題が語られている。金利が高い状態が続くと現在の行き過ぎた株高が正当化できなくなる。暴落するか…
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中東リスク拡大懸念から1ドルが154円台に突入
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響週明けのドル円相場は円安進行で、あっというまに1ドルが154円台に突入した。日銀・財務省はアメリカなどと緊密に連絡をとっていると表明した。つまり具体的な為替介入の調整が始まっている。さまざまな憶測が流…
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アメリカ・日本・韓国 インフレの共通点と違いについてざっくりと整理する
この文章は現状をざっくりと説明した上で「今社会保障費用負担の議論をすべきではない」と主張する内容になっている。なぜ社会保障費用の負担議論をすべきではないのかについては文章の最後の方で説明する。状況をざ…