カテゴリー: 国際政治
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スーダンのクーデター騒ぎをかいつまんで短く説明
カテゴリー:アフリカ情勢突然の騒ぎだったようだ。街が騒然とし空爆が行われた。人々は逃げ惑う。テレビ局ではニュースが流されていたがスタジオの外から「ガンガン」という音がしたと思った次の瞬間ニュースはブルースクリーンに変わった。…
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間違えて踏み込んできた警察に応戦した住民が撃ち殺されてしまう ー ニューメキシコ州
カテゴリー:アメリカの政治アメリカのニューメキシコ州で警察が間違えた家に踏み込み間違えて人を銃殺してしまった。のちに警察はボディカメラを公開して「説明」をしている。透明性確保の他に自己防衛の意味合いもあるのだろう。通報から伝達…
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アメリカの機密文書リークのきっかけは21歳の州兵の「いいね稼ぎ」だった
カテゴリー:アメリカの政治アメリカの外交機密リークの容疑者が捕まった。当初は第二のスノーデン事件か?などと報道されていたのだがどうもそうではないようだ。 これをどう説明するのがいいのかと考えたのだが、NBCが‘It was b…
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「日本は台湾有事の際の避難民の受け入れ先になる」と茂木派の国会議員がロイターに提案
カテゴリー:台湾有事・台湾海峡問題ロイターが木原稔議員にインタビューを取り「台湾有事なら日本はポーランドのような役割=自民党・木原稔氏」という短い要約記事を書いている。「ポーランドの果たす役割」とは台湾有事の際の避難民受け入れなどを指…
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鈴木財務大臣は、経済破綻したスリランカの面倒を押し付けられるのか
カテゴリー:南アジア情勢「日本が主導してスリランカの債務整理をする」という記事が日経に掲載されていた。日本が国家デフォルトしたスリランカの面倒を押し付けられるのかと思ったのだが結局枠組みの発表は行われていない。ロイターの記事…
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イタリアでアフリカや中東からの移民希望者が急増し非常事態宣言が発令される
カテゴリー:ヨーロッパの政治Twitterのトレンドワードに「非常事態宣言」が上がっていた。イタリアで移民が急増しメローニ政権が非常事態宣言を出したというのである。宣言そのものにはおそらく実効性はなく国内向けのアピールに過ぎない…
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ナッシュヴィルの学校で6人が殺害された銃撃事件はテネシー州の議員除名騒動に発展
カテゴリー:アメリカの政治テネシー州ナッシュビルの学校で銃撃事件があり児童3名を含む6名が殺された。容疑者は女性なのだが「トランス」傾向があると報じられている。またしても学校から犠牲者が出たことで「アメリカはいつまで銃規制を野…
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ゲームチャットの「軍事機密」は実は本物だった 機密漏洩の影響はウクライナ、イスラエル、韓国などに及ぶ
カテゴリー:アメリカの政治戦争ゲームの楽しみの一つは「連隊」の仲間との秘密通信だ。ゲーム内にチャット機能が備わっている場合もあれば通信アプリを使ってやり取りをする人もいる。もしこのときに出てきた情報が「ごっこ」ではなく本物だっ…
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きっかけはヤギの屠殺 イスラエルでユダヤ教徒とイスラム教徒の衝突がエスカレート
カテゴリー:中東・アラブ・イスラエル情勢イスラム教の断食月であるラマダンが始まった。3月22日に始まり4月21日に終わる。ユダヤ教では4月5日に過越際が始まり4月13日に終了する。つまり両方にとって大切な時期だ。皮肉なことに中東ではこの時期…
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反ワクチン派の陰謀論者ケネディ氏が民主党の大統領候補に名乗り
カテゴリー:アメリカの政治ニュースサイトにはさまざまな報道が流れてくる。ケネディ氏が何かの選挙に出るらしいというタイトルは見ていたのだが一体何なのかを気にしていなかった。 見ると大統領選挙の民主党候補指名争いに出馬するらしい。…
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アメリカ合衆国では犯罪者でも大統領になれるのか?
カテゴリー:アメリカの政治トランプ前大統領の裁判が始まる。「前代未聞」と言われることが多いのだが、一つ分かったことがある。アメリカでは犯罪者でも票さえ獲得できれば理論的には大統領になれるということである。裁判と大統領選挙が並行…
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フランスとヨーロッパが中国に接近し「西側」の結束が揺らぐ
今週の国際政治の主役は中国だった。フランスとEUの首脳が中国を訪問しウクライナ問題に中国が積極的に関与することを求めた。一方で台湾の蔡英文総統はカリフォルニアでマッカーシー下院議長と面会した。米中関係…
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イタリアで英語を使ったら1400万円の罰金を取られるかもしれない
カテゴリー:ヨーロッパの政治日本では早くから英語教育をした方がいいのではないかという議論がある。政府の政策にも英語由来のものが多い。だがイタリアでは真逆の動きが出ている。国民が英語などの外国語を使用すると罰金を取られるようになる…
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ロシアによる「殉教者」の捏造
カテゴリー:ロシアとウクライナ情勢ロシアで軍事ブロガーが殺された。表向きはウクライナの仕業ということになっているがこれを信じる人はいないだろう。背景にあるのはワグネルの孤立である。しかし、実はおそらくこれにも裏がありそうだ。 一度独裁…
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日本の林外務大臣がわざわざ中国を訪れ「脱中国化」しないと約束……と新華社
日本では「スパイ問題」を協議するために中国を訪問したと宣伝されているのだが、どうやら中国政府はそうは受け止めなかったようである。 新華社の情報をAFPが伝えている。李強首相は日本をさとし「日本が中国に…
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習近平外交は躍進するものの、中国の地方政府は借金をため込んでいる
カテゴリー:中国の政治経済と持続性ここのところ習近平中国が続け様に外交成果を上げている。こうなると日本でも「独裁の方が効率がいいのでは?」と考える人が出てくるだろう。だが、その一方で地方政府が抱える債務が急速に増えているという報道があ…
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フィンランドのNATO入りと政権交代 リベラルが憧れる北欧で起こっていること
カテゴリー:ヨーロッパの政治フィンランドがNATOに加盟することが正式決定した。ニーニスト大統領が式典に出席し対ロシアの最前線となる。一方でNATO入りを推進してきたマリン首相の社会民主党は政権を維持することができなかった。代わ…
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「スパイ」を拘束すれば林芳正外務大臣は血相を変えて北京にやってきてくれる。
カテゴリー:中国元々中国との太いパイプがウリになっていた林芳正外務大臣が訪中した。名目は拘束された日本人の釈放だが会談は3時間に及んだそうである。この機会に林さんにいろいろ言って聞かせようということかもしれない。尖閣…
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トランプ氏と旧NHK党の共通要素は苦情政治(Grievance Politics)
Ian Bremmer氏が今回のトランプ大統領の起訴についてまとめている。この中に「Grievance Politics」という聞きなれない言葉が出てきた。日本語に訳すると「苦情政治」になるそうだ。苦…
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トランプ前大統領の起訴で今わかっていることと今後懸念されることのまとめ
カテゴリー:アメリカの政治人々が予測しないタイミングでトランプ前大統領が刑事事件で起訴された。「アメリカの憲政史上初めて」と報道されている。各メディアが関心を寄せているのは起訴された容疑者の扱いだ。普通の容疑者は写真を撮影され…
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ナッシュビルのキリスト教系私立学校で銃撃事件を起こした人はトランスジェンダーだったようだ
ナッシュビルのキリスト教系私立学校で銃乱射事件があり子供3人を含む6人が亡くなった。犯人はこの学校に通っていた女性であると伝わっているがこの人はトランスジェンダーだったようだ。 BBCは「トランスジェ…
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「イギリスがTPP加盟」は一体どこから記者たちに漏れたのか?
FNNが独自記事としてイギリスがTPPに加盟すると伝えた。【独自】イギリスがTPPに加盟へ EU離脱後から各国と交渉 12カ国目、日本に次ぐ経済大国という記事である。だが、BBCやロイターを探してもそ…
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イスラエル「司法改革」は内外の反発で一旦休戦状態に。
カテゴリー:中東・アラブ・イスラエル情勢市民さらの激しい抵抗によりイスラエルの司法改革が一旦停止になった。国会は4月2日から休会しその間に立て直しが図られる。アメリカをはじめとした西側はほっとしているようだ。地上波ではほとんど扱われず、ネッ…
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アステラス製薬社員が拘束される。もう怖くて中国とはビジネスができないのではないか。
カテゴリー:中国の政治経済と持続性アステラス製薬の社員が帰国直前にスパイ容疑で逮捕された。「やはり中国は怖い国だ」とい感じた。FNNは日中友好に寄与した立派な人だと書いているのだが、おそらくこれはリスク要因だったのではないだろうか。や…
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イスラエルでネタニヤフ首相の司法改革に反対するデモが発生し、リクードからは造反の動きも
カテゴリー:中東・アラブ・イスラエル情勢イスラエルで国防大臣が更迭された。ネタニヤフ首相の司法改革に反対したためとされている。イスラエル大統領やアメリカのホワイトハウスからもネタニヤフ首相に思いとどまるようにと言う強いメッセージが出されてい…
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ロシアが核兵器を配備しベラルーシを自陣営化
カテゴリー:ロシアとウクライナ情勢プーチン大統領が戦術核を配備することでベラルーシと合意したといくつかのメディアが伝えている。日経新聞によると7月1日までに戦術核兵器の貯蔵施設を建設する予定にしているのだという。ロイターは実際の配備時…
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ウクライナ問題はすぐに終わるのかあるいは長引くのか。読売新聞とBBCで全く異なる印象。
カテゴリー:ロシアとウクライナ情勢よくメディアの洗脳や印象操作という言葉を目にする。メディアが進んで騙そうとしているというよりは伝え手の願望が乗ることがあるのだ。読売新聞のインタビューをBBCが再報道しているのだがまったく印象が異なる…
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実は「ネタニヤフ首相の司法改革」が日本の安全保障に与える影響は決して小さくないのではないか
カテゴリー:中東・アラブ・イスラエル情勢ネタニヤフ首相が司法改革に着手したとCNNが伝える。言い方は非常に悪いのだが、泥棒(容疑者段階だが)が警察改革を始めたというような感じだ。イスラエルは順調に暴走しておりこれがバタフライエフェクト的に日…
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習近平中国の漁夫の利を許しかねない、岸田総理の「必勝しゃもじ」外交
カテゴリー:国際政治アメリカがシリアを報復爆撃した。アメリカは紛争当事者になり世界和平の主導役としての地位を失いつつある。一方で一連の問題から距離を置いていた中国の存在感が増している。厄介なことについにヨーロッパの中にも…
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習近平中国の単純な外交戦略にバイデン政権が勝てないのはなぜか
日本から見るとかなり奇妙な動きに見えるかもしれない。習近平国家主席の外交が次々に成果をだしている。イランとサウジアラビアを結びつけロシアとの和平交渉に乗り出した。 背景にあるのはバイデン政権になってか…