カテゴリー: 創造性
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度重なる箝口令違反でトランプ前大統領の収監が秒読み
トランプ氏の裁判が続いている。度重なる箝口令違反についに裁判所からは「次に箝口令に違反したら収監する」と申し渡された。ところがトランプ氏の反応がおかしい。判事が何を言っているのか理解できていないような…
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強迫症が作る芸術 イギリスのあるおじさんの秘密基地が文化財として保護されることに
政治ニュースではないのだがちょっと面白い話を見つけた。親戚の中に「ちょっと風変わりなおじさん」がいる。親族はこのおじさんから距離を置いているしおじさんも積極的に関わろうとしない。ある時おじさんが亡くな…
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企業再生に成功したJALとこれから失敗しそうなトヨタ自動車グループの比較 鍵は現場と経営の一体感の醸成
カテゴリー:組織の創造ロイター通信がJALの女性新社長について書いている。さまざまな分析ができるのだがここは「現場力」に焦点を当てて分析を試みたい。このためには失敗事例が必要だ。まだ改革が始まったばかりのトヨタ自動車と自民…
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JAXAの自己採点は60点だがBBCは高評価 おもちゃ技術も使い日本が5番目の月面到達国に
JAXAのSLIMプロジェクトが成功し日本が世界で5番目の月面到達国になった。日本の評価は辛口で「ぎりぎりの60点」だった。大学の試験で言えばかろうじて単位は落とさずに済んだというレベルだ。だがなぜか…
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腐敗と疲弊の原因と指摘されるダイハツの「白水天皇」 わかったこととますますわからなくなったこと
「トヨタは悪くない、全て現場のせいだ」と総括されたダイハツ問題だが、管理職側にかなり問題があったことがわかってきた。週刊文春が「「開発スケジュールが過度にタイト」ダイハツ“不正の温床”を生み出した「天…
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官公庁からInternet Explorerがなくせなかった理由
インターネットエクスプローラー(IE)のサポートが終わった。セキュリティ対策が行われなくなるため専門家は「何か問題があってもメンテナンスされていない無防備な家に住み続けるようなものだ」と警鐘を鳴らして…
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イマドキの若者はおじさんたちのダサさをファッションに取り入れている
カテゴリー:ファッション最近、YouTubeで20代のファッションの研究をしている。BEAMSが「ハズし方」について研究しているコンテンツがあった。最初は「なるほどなあ」と思いながら見ていたのだが、だんだん怪しくなって来た。…
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頭が小さいほどスタイルが良い女性だと考えられるようになったのはなぜなのか?
カテゴリー:ファッションQuoraに「日本で頭が小さい女性がスタイルがいいと考えられるようになったのはいつ頃からなのか?」という質問があった。ミスユニバースで三位入賞した伊東絹子さんが八頭身美人という言葉を流行らせたという回…
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言ったもん負け文化が蝕む日本の大組織
コロナも落ち着いているし岸田政権は少なくとも選挙期間は安泰だろうと思っていたのだが早速問題が起きた。年金通知書が97万人に誤送付されていたというのだ。原因はわかっておらず「業者が間違えたから」という説…
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イタリア・モードの誕生と発展
カテゴリー:ファッション前回はサルトリアというイタリアの職人服が日本ですっかり定着しているということを書いた。今回はこれとは違う流れの「モード」について書く。近代モードはフランスで始まった。創始したのはシャルル・フレデリック…
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クラシコ・イタリアとイタリアのアパレル産業
カテゴリー:ファッションメイド・イン・イタリアの服を見ていると明らかに異なる二つの系統がある。一つはアルマーニやベルサーチと言われるデザイナーが作る服である。イタリアではモーダと言われる。もう一つは紡績工場で作った服を職人が…
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セレクトショップ御三家と「新御三家」
カテゴリー:ファッションバラバラに買ってきた洋服の整理をしている。「セレクトショップ系のものが目立つな」と思ったのだが一体何がセレクトショップなのかがわからない。そこでセレクトショップについて調べてみた。 もともと戦後の日本…
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ドナルド・トランプの最後が悲惨であればあるほどその神格化が進みそうだ
トランプ大統領が負けを認めるか認めないのかということが話題になっている。この議論を聞いていると「多くの人がドナルド・トランプという人のことを理解していない」と思う。おそらく大統領は大統領職そのものへの…
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Macユーザーはなぜ信者と呼ばれるのか
カテゴリー:イノベーション最近、ヤフオクで中古Macばかりをみている。Macが必要なわけではない。なんとなく新しいものが買いたいだけだ。ジャンク沼と呼ばれる症状だそうである。だが、ヤフオクでMacをみていると「プロダクトとして…
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なぜ日本は失敗を許さない否定社会になったのか
先日、木工で棚を作った。SketchUpを使って設計したのだが失敗したと思う。うまく立たなかったのだ。ここから失敗は大切だと思った。棚の話は別のブログに書いたのので、ここでは「日本が失敗を許さない社会…
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「優生的思想に基づく」ALS嘱託殺人事件について
ALS患者の嘱託殺人事件が起きた。これについて維新の松井一郎代表が「安楽死の議論を始めては」といったことが一部で反発されている。この問題にはいろいろ要素がありすぎてそもそも話し合いを始める議論が始めら…
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変革管理と一時的な全体性の喪失
カテゴリー:イノベーションダイエットをしていたのだが体重が落ちなくなった。体脂肪率が20%を切ったので「まあこんな感じなんだろうな」と思ったのだが一つだけ問題がある。ぽっこりお腹がなおらないのだ。今回の話はこのぽっこりお腹対策…
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学ばない国日本 – 日本はなぜまた敗戦に向かうのか
このところ新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のことばかり書いている。騒ぎはまだ収束していないのだが漠然と日本社会の欠陥がわかったと思った。それは「科学的アプローチの欠如」である。原因さえわか…
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なぜ韓国の映画「パラサイト」がアカデミーで作品賞を取れたのか
韓国映画パラサイトがアカデミー賞の作品賞など四冠を達成した。アジア映画がアカデミー賞の主役に躍り出たことはとても喜ばしい。なぜ、パラサイトがアカデミー賞を取れたのかを考えたい。そして我々は、なぜあの作…
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日本のカメラ産業はなぜ振るわなくなってきているのか
カテゴリー:組織の創造デジタルカメラ市場が縮小しているそうだ。オリコンのこの記事によると、2010年に比べると2019年には30%にまで落ち込んでいるそうだ。70%も減っていることになる。日本でのきっかけになったであろうス…
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学校に一人一台のパソコンは必要か
自転車の修理をしていて新しい理論を思いついた。植物の生育にチッソ・リンサン・カリが必要なように、物事を体得するためには4要件が必要であろうという画期的新理論だ。 あるいは他の誰かがすでに提唱しているの…
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オリンピックマラソンの札幌開催は大英断
カテゴリー:組織の創造オリンピックのマラソンと競歩を札幌でやることを決めたそうである。リーダーシップという意味では大英断だろう。これをコアコンピタンスという概念を使って説明したい。コアコンピタンスとは企業の核になる強みのこ…
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上野厚労政務官の辞任 – 自民党はたぶん内側から崩壊する
上野厚労政務官の辞任というニュースが飛び込んできた。いわゆる「文春砲」で秘書があっせん収賄を匂わせる音声記録を文春に持ち込んだというケースである。内閣や政党の崩壊は中から進むんだろうなあと思った。 ま…
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日本人には表現の自由は扱えず、自主憲法を制定することもできないだろう
スーパーの前でソルティーライチを飲んでいたところ女子中学生(もしくは小学校高学年くらいか)二人組みに睨まれた。自転車を停める場所がないのが気に入らなかったらしい。慌てて横に避けた。学生二人は無表情だっ…
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日本人の表現の自由は個室の中でしか許されない
あいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」は結局関係者が全部逃げ出してしまい終わりになったようだ。 中でもひどかったのが東某という人で「責任は全て津田大介にある」とした上でTwitterで宣言し…
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システムによって内部から破壊される日本社会
時々アメリカABCのストリーミングをテレビっぽくしてみている。日本の感覚から見るとかなり極端なものが多い。個人社会なので個人が追い込まれると救いがなくなってしまうようだ。だが、アメリカでは例えばセラピ…
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慰安婦少女像を表現の自由として許すべきなのか?
Quoraで「慰安婦少女像を表現の自由として許すべきなのか?」という質問があって頭を抱えた。面倒なのであまり答えたくないのだが、すでに「許すべきではない」という回答が多くありさらに頭を抱えた。 天賦人…
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昭和天皇の顔写真を燃やしたのは誰か? なぜ燃やされたのか?
あいちトリエンナーレで天皇の写真が燃やされた映像が流されたらしい。これがけしからん!ということが話題になっており、ネットでまとめまで出ている。これまで「ご尊影」と記述していたのだがご真影というのが正し…
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松本人志式解決でうやむやにされるのは何か
吉本興業と宮迫博之さん・田村亮さんの事件が新しい展開を迎えた。地上波ではなくネット放送で会見をしたのだ。この結果一気に「吉本興業がテレビと組んで情報を隠蔽しようとした」という構図が生まれた。会見の時点…
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勝ちたい日本人が夢中になる「抜け感」
先日来、劇場型政治を燃え上がらせる日本人の勝ちたい感情について書いている。が街に出て一味違ったキーワードを見つけた。それが「抜け感を出すためのテクニック」である。これは勝ちたい日本人の屈折した感情を表…