ウクライナで汚職による高官の辞任が相次ぎゼレンスキー大統領が苦境に

もうすぐロシア侵攻から一年になる。ウクライナ国民の疲弊・疲労は想像するのが難しい。そんな中、ウクライナ政府の高官が次々に解雇されるという異常事態になっている。当初、日本語の記事ではあまり詳しい状況が分からないのでCNNFOXを読んでみた。その後でBBCが状況を簡潔にまとめる記事を出してきた。

“ウクライナで汚職による高官の辞任が相次ぎゼレンスキー大統領が苦境に” の続きを読む

フィンランド外務大臣がNATOの単独加盟に言及。スウェーデン置き去り懸念も……

フィンランドの外務大臣がNATOへの単独加盟に言及した。仮にこれが実現すればスウェーデンがウクライナ状態に置かれることになり極めて危険だ。NATOの防衛には協力してもNATOからは守ってもらえないという状態である。なぜこんなことになっているのかをまとめてみた。

“フィンランド外務大臣がNATOの単独加盟に言及。スウェーデン置き去り懸念も……” の続きを読む

公安調査庁の主任調査官が私生活でも「調査スキル」を発揮し露天風呂盗撮容疑で逮捕される。

静岡県警が露天風呂集団盗撮事件を調べている。逮捕者は13名になった。これまではローカルニュース扱いだったのだが公安調査庁の職員が含まれていたことで時事通信などに取り上げられることになった。職員は誘い出して盗撮するという実働部隊の役割を担っていたようだ。

“公安調査庁の主任調査官が私生活でも「調査スキル」を発揮し露天風呂盗撮容疑で逮捕される。” の続きを読む

スウェーデンとトルコの関係が悪化しNATO加盟に暗雲

スウェーデンとトルコの関係が悪化している。クルド人引き渡し問題がこじれたことが直接の原因だ。スウェーデンのNATO加盟は遅れるだけでなくスウェーデンの政治状況を複雑化させかねない。遠い北欧の話だが、この問題の考察点の一つに「表現の自由」が民主主義の土台を揺るがしてもそれを維持すべきなのかという論点がある。

“スウェーデンとトルコの関係が悪化しNATO加盟に暗雲” の続きを読む

ブラジルとアルゼンチンに共通通貨構想

ロイターが短く「ブラジルとアルゼンチン、共通通貨巡り協議へ 経済統合目指す」という記事を伝えている。ゆくゆくはメルコスールを共通市場にして通貨統合も目指すという構想だ。実現すれば南米版EUということになりそうだ。ブラジルが右派から左派の政権に切り替わったことで政治的に合意しやすい環境ができたのだろう。実現可能性と今後の注目点などについて考えた。

“ブラジルとアルゼンチンに共通通貨構想” の続きを読む

ロスアンゼルス郊外で春節狙いの銃乱射事件。少なくとも10名が犠牲に。

各媒体がロスアンゼルス郊外で起きた銃乱射事件について短く伝えている。CNNによるとこれまでに少なくとも10名が犠牲にになった。犯人は捕まっておらず、BBCの英語版によると白いバンに乗って逃走している可能性があるそうだ。状況的には中国系を狙ったヘイトクライムだが当局は動機についての言及を慎重に避けている。このため記事は「春節狙いか?」ととなっているが断定を避けたものが多い。「ヘイトクライムかどうか」はアメリカではかなり微妙な問題だ。

“ロスアンゼルス郊外で春節狙いの銃乱射事件。少なくとも10名が犠牲に。” の続きを読む

「公明党が中国に配慮しすぎた結果、国家安全保障戦略が骨抜き」論

共同通信が安全保障について日本政府が国民の「決意」を求めるという記事を出している。共同通信としては一方的な「決意」の要求が国民の反発を招くはずだと読んでいるのだろう。だが世論はそれとは真逆の方向に進みつつあるように思える。デイリー新潮が「公明党の常軌を逸した「中国へのすり寄り」 「安保3文書」協議では自民案を丸のみ」という記事を出している。つまり政府案は期待通りではなくそれは公明党のせいだと言っている。それが常軌を逸していると言っているのだ。

“「公明党が中国に配慮しすぎた結果、国家安全保障戦略が骨抜き」論” の続きを読む

アメリカ合衆国政府の債務上限到達とデフォルトの可能性について考える

アメリカ合衆国が国家デフォルトするかもしれないなどと言えば笑い飛ばす人が多いだろうし中には「煽り記事だろう」と読み飛ばす人さえいるかもしれない。確かに基軸通貨国のデフォルトの可能性はほぼゼロに近い。金融情報を得たい人は以下の文章は読まなくていいと思う。ただ、アメリカでは今「デフォルトの可能性」を念頭に置いたチキンゲームが始まっている。

“アメリカ合衆国政府の債務上限到達とデフォルトの可能性について考える” の続きを読む

新型コロナの分類見直し議論で分かった岸田総理への支持率が回復しないわけ

今週は「岸田総理が2類相当から5類への見直しをやるらしい」との報道をいくつか目にした。だがフタを開けてみると「見直しの検討を指示します」という漠然とした内容に過ぎなかった。なぜ岸田総理の支持率が落ち続けているのかがよくわかる「検討指示」だった。おそらくこのままではマスク自粛警察はなくならないだろう。

“新型コロナの分類見直し議論で分かった岸田総理への支持率が回復しないわけ” の続きを読む

マクロン政権の2回目の年金改革法案でフランス政治に不安定化の兆し

フランスで再びデモやストライキが広がっている。今回のきっかけは年金改革だ。マクロン政権にとっては2回目のチャレンジになる。このデモやストが直ちに政局の不安定化につながることはない。だが、激化すればフランス政治のみならずヨーロッパ経済にとっても大きな不安定材料になるだろう。問題はその行く末が誰にもわからないという点にある。

“マクロン政権の2回目の年金改革法案でフランス政治に不安定化の兆し” の続きを読む