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イーロン・マスク氏がXをAI企業に売却

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このところ政治で「お騒がせ」な印象の強いイーロン・マスク氏がXをAI系企業に売却した。広告による自立を諦めて「AIのエサ」として活用するということになる。

今回の売却に関しては今後さまざまな論評が出てくるだろうがビジネスとしては的確な判断なのかなあと感じる。

ただし、最近のXは政治的に乱暴な投稿や真偽不明の情報が増えている印象がある。特にXの「おすすめ投稿」は使い物にならない。

教師が悪ければ悪い言葉を覚える「オウム」のようになってしまうのかもしれない。その意味では何をエサにするのかは極めて重要ということになり、結局は良質な人を集めた企業が有利になるのかもしれない。

AIとは極めて面白いものだなあと感じる。

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改めて調べたところXの企業価値はマスク氏が買収してから8割近くも減少したそうだ。結局広告収入や会員収入でXをプラットフォームとして自活させることはできなかった。

その意味では古いシナリオにこだわらず企業収益の向上を目指す今回の売却は理に叶ったものなのかもしれない。政治的にはめちゃくちゃで経営手腕もでたらめだがビジネスセンスはそれなりのものがあると感じる。

XはすでにGrokというサービスを持っている。つまり今後はつぶやきではなくGrokがメインということになるだろう。

日本ではXに政治的な配慮を求める人がいるがおそらく今後は「健全なプラットフォーム」としての役割はますます期待できなくなるのではないか。AIによる自動化が進むことはあっても「きめ細やかなモデレーション」は期待できない。またマスク氏には政治的なバイアスが強くかかっておりアカウントの制限も公平なものではない。

仮にXで陰謀論が蔓延すればAIもそれを「真実」として学習してしまう。これは中国系のAIが共産党の主張を振りまくのと同じこと。AIに自律的な理性はなく単に人真似オウムに過ぎない。

つまり今後はAIが何を学習したのかによって質の変化が生まれるということになる。Quoraでこの話題を取り上げたところ「とはいえ今までのAIもポリコレがきつすぎる」と指摘する人がいた。確かにOpenAIなどには「良心回路」が取り付けてあり無難な答えに終止するジャンルがある。

これまではプロンプティング(どのような質問をするか)が重要視されてきたが、このあたりの問題は徐々に解決されつつある。今後はAIごとの特性を見極め使い分けることが重要になるのかもしれない。

マスク氏はDOGEでの役割を5月に終えることになっている。政治の世界から実業の世界に戻り大胆な発想をビジネスに活かすことを期待したいところだ。

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