カテゴリー: 国土防衛
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防衛費増額の話は出なかったなどと言っている場合ではない 今こそ日本政治求められるリアリストと愛国保守
カテゴリー:国土防衛ヘグセス国防長官を迎えて防衛大臣級会合が行われた。日本側の見出しを見て心底がっかりした。「防衛費増額の話は出なかった」と一山越えたような書かれ方をしているからだ。これでは激変する国際政治環境に対応する…
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日米同盟の変化に何もできない石破総理 保守派はチャンスを活かせるか
カテゴリー:国土防衛硫黄島で80周年記念式典が行われ石破総理とヘグセス国防長官が出席した。両者とも日米同盟のさらなる強化を主張しているがトランプ政権の同盟国の関わり方を疑問視する声は大きい。 カナダのカーニー首相はトラン…
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強引に両手を掴み 王毅外相のリーダーアピール
カテゴリー:国土防衛日本の議員らが王毅外相を中心にガッチリとスクラムを組んでいる映像を見た人は多いのではないか。世界の新しいリーダーである中国を日本の政治家たちが受け入れた瞬間だと説明しても驚く人はいないだろう。 状況の…
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日本が長距離ミサイルを独自運用へ
カテゴリー:国土防衛防衛省が統合作戦司令部を発足させた。産経新聞が【独自】として日本が長射程ミサイルの運用を始めるという記事が出ておりかなり驚いた。更に驚いたことにコメント欄では「独自に核兵器を持つべき」という声も散見さ…
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長島昭久議員が共同通信を名指しでフェイクニュースと糾弾
カテゴリー:国土防衛長島昭久内閣総理大臣補佐官が共同通信がフェイクニュースを流していると糾弾しており支持者たちが共同通信批判を強めている。政権の主要メンバーが特定メディアを名指しで「フェイク」批判を行うなどあってはならな…
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ロシアは外交的勝利を革新 トランプ大統領はウクライナの原発所有計画に夢中
プーチン大統領とトランプ大統領の電話会談が終わり今後の協議の枠組みが作られた。ロシア側は外交的勝利を確信したとBBCが皮肉交じりに伝えている。このニュースの一貫として「トランプ大統領が原発の所有に意欲…
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在日米軍強化見直し報道はどのような意味を持っているのか
トランプ政権が在日米軍強化見直しを検討しているらしいという記事が相次いで出た。CNNを引用したもの。とはいえアメリカ合衆国が何を考えているのか、あるいは日本政府がどのように行動するのかについては何も書…
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石破政権が「日米同盟黄金時代の推進」に力強く前進へ
カテゴリー:国土防衛共同通信が「【独自】「日米黄金時代」声明案 南西地域の防衛強化も記載」という記事を出している。今回はアメリカで何が起きているかを中心に書くのだが、日本政府やマスメディアがアメリカに大して関心を持ってお…
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アメリカ・トランプ次期政権の「意識高い系追放運動」は日本にどのような影響を与えるか
次期トランプ政権の人事の概要が出てきた。これを概観する中で一つの傾向が見えてきた。反意識高い系・反知性がイデオロギー化しているようだ。 Bloombergが次のように書いている。閣僚指名にあたっては「…
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石破茂総理の人を見る目のなさがわかる川上高司氏の任用
カテゴリー:国土防衛先日「ご意見募集」とした川上発言だがコメントは付かなかった。専門家たちは動揺したようだが一般には伝わらなかったようだ。実は「石破茂氏が実はアメリカから独立したがっているのでは?」という問題だった。 石…
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石破茂新総理が始めた議論が日本の安全保障界隈を動揺させる
カテゴリー:国土防衛前回の「産経新聞」の件では石破茂新総理によって議論を取り扱っている人たちが動揺しているのではないかと書いた。ただ「産経新聞の記事だけでそう断じるのはいかがなものか」と感じる人もいるだろう。 これまで日…
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石破茂新総裁が固執するアジア版NATOの代償
カテゴリー:国土防衛ハドソン研究所が27日に石破茂氏の新構想を発表した。執筆時期は不明だそうだ。この内容を見て「自分が売り込む側だったら石破氏は簡単な相手だろうなあ」と感じた。NATOのような集団安全保障の枠組みはすでに…
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石破新総裁特集(2/3)アジア版NATOが実現しない理由
カテゴリー:国土防衛石破新総裁の抱負には安全保障関係の提言がかなり目立っていた。アジア版NATO・自衛隊のアメリカ駐留・地位協定の改善などの提案が含まれる。石破氏はこれまでの日米関係を従属的(片務的)なものと見ていて「対…
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レバノン南部の情勢が緊迫 地上部隊の派遣も
レバノン南部の情勢が緊迫している。この記事には2つのねらいがある。1つはそもそもなぜレバノン南部がガザ地区のような状態になっているのかについて純粋に探求することである。もう1つは日本の防衛戦略に関わる…
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安全保障戦略の不在 自民党の支配体制が終わるとき
カテゴリー:国土防衛中国がICBMを発射した。核爆弾を管理する部隊の発射だそうで、狙いは太平洋島嶼地域だった。ホワイトハウスから反応はない。イスラエル情勢で頭が一杯になっている。日本政府は「注視」を繰り返すのみである。た…
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無能な岸田外交の総決算 ロシアの哨戒機の領空侵犯事件
カテゴリー:国土防衛ロシアの哨戒機が領空侵犯を行った。「対話路線」の岸田外交の手詰まりが招いた総決算のような事件だ。日本政府には言葉ではなく実行力のある行動が求められる。 こう書くと「この人は対立の激化を望んでいるのでは…
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「中国が我々を試している」とバイデン大統領が失言
バイデン大統領が「中国が我々を試している」という認識を示した。ああそうなんだろうなとは思うのだが、メディアによっては失言扱いされている。 これについて考えてゆくと試されているのは、実はアメリカと同盟国…
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バイデン大統領の庇護のもとイスラエルが暴走
本音ではパレスチナ国家との平和共存を認めないネタニヤフ政権のもとでガザ地区と西岸に対する攻撃が加速している。西岸ではかつてない規模でイスラエル軍が展開している。ガザ地区では国連の支援部隊が攻撃され、ポ…
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男女群島領空侵犯で高まる中国の脅威 日本政府は毅然とした対応を
カテゴリー:国土防衛中国軍機が長崎県男女群島付近の日本の領海を侵犯した。 国際秩序を無視する中国の力による現状変更は中国の覇権主義的野望の現れであり決して容認すべきではない と、多くの政治家が発言している。 心情的にはこ…
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「一体何に注意すればよいのかわからない」巨大地震注意報に戸惑う外国人
カテゴリー:国土防衛巨大地震注意報について読売新聞が「一体何に注意すればいいかわからない」と戸惑う外国人の声を拾っている。これを読んで「一体何に注意すればいいかわかっている」日本人がいたら連れてきてほしいものだと思った。…
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「とりあえず警告はした」 極めて曖昧な南海トラフ地震注意報
カテゴリー:国土防衛宮崎県の日向灘沖で震度6弱の地震が発生した。人的被害は確認されていないそうだが「南海トラフ地震の兆候なのではないか」として警戒が高まっている。だがその警告を見ても一体どの程度心配しなければならないのか…
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アメリカ合衆国が在日米軍に作戦権を付与 日本への揺るぎないコミットメントを約束
カテゴリー:国土防衛防衛大臣と外務大臣が参加する日米2+2が開催された。今回のメインテーマはアメリカ側の在日米軍の権限拡大だった。時事通信が報道しているが日本側の報道を見ても一体何が行われたのかがよくわからない。なお指揮…
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在日米軍が統合新組織を設立 一段と進む米軍の自衛隊支配
カテゴリー:国土防衛共同通信が「在日米軍司令部に新組織 自衛隊との連携機能強化」という記事を出している。有事の際に在日米軍が効率的に自衛隊を管理できるような体制づくりが進んでいるという内容だ。うっすらと左派色が乗る共同通…
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自衛隊の軍隊化を総裁選で議論せよと石破茂氏が提案
カテゴリー:国土防衛今週のテレビ報道はアメリカ大統領選挙の行方と今週末に始まるパリオリンピック・パラリンピックの話題一色になると予想される。そんななか、YouTubeの片隅で「石破茂氏が憲法九条二項」の削除を訴えたという…
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戦略なき岸田政権下で中国の脅威にさらされる日本の海上権益
カテゴリー:国土防衛戦略なき岸田政権下で日本の海上権益が中国の脅威にさらされている。今回は尖閣諸島で起きている駆け引きを見つつ「日本の戦略のなさ」について改めて確認する。そのうえでなぜ日本が独自戦略を持てないかについても…
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川崎重工の接待疑惑問題は岸田政権にとって次の火種になるだろう
カテゴリー:国土防衛海上自衛隊を中心に218名の処分がでた。うち181名が海上自衛隊であり懲戒免職も11名含まれるという。自衛隊になにか問題が起きていることはわかるが退任する酒井海上幕僚長は「遵法精神がなかった」とのみ総…
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「すずつき」の問題を放置すれば中国に有利な状況が生まれるだろう
カテゴリー:国土防衛海上自衛隊を中心に218名の処分がでた。うち181名が海上自衛隊であり懲戒免職も11名含まれるという。自衛隊の中に問題が起きていることがわかるが退任する酒井海上幕僚長は「遵法精神がなかった」とのみ総括…
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護衛艦すずつきの中国領海航行に快哉を叫ぶ人々
カテゴリー:国土防衛海上自衛隊の護衛艦「すずつき」が今月4日、中国浙江省沖の中国領海を一時航行したと共同通信が伝えている。ネットでは「中国に一泡吹かせてやった」とする声が多かった。だがなぜ遅れて報道されたのか、なぜ外務省…
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岸田世間の「増税ありき」の議論が破綻 統治崩壊が進む海上自衛隊
カテゴリー:国土防衛岸田総理の「増税ありき」の防衛費増額の議論が事実上破綻した。そればかりか海上自衛隊を中心に芋づる式に問題が露見しており自衛隊のガバナンスの再構築が求められている。問題は複合的な環境(エコシステム)の崩…
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防衛省も蚊帳の外だった 沖縄の米兵性的暴行事件
カテゴリー:国土防衛沖縄の米兵による性的暴行事件に進展があった。立憲民主党の調査で外務省は知っていたが防衛省にも連絡が行っていなかったことがわかっている。外務省がなぜ防衛省に知らせなかったのかは不明だ。背景には揉め事を避…