カテゴリー: アメリカの政治
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日本は米に700%の関税をかけている!
アメリカのレビット報道官が得意げに手元のカードを読み上げた。その中に「日本の米の関税は700%」という主張が含まれており波紋が広がっている。 「そんな無茶苦茶な」と思う人もいるだろうが、実際に日本政府…
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株価を破壊し貿易戦争に邁進するトランプ大統領
カテゴリー:アメリカの政治アメリカ合衆国の株価が絶賛暴落中だ。「このままではトランプセッション=トランプ氏が原因になって起きるリセッション」間違いなしと市場は考えている。かといって他に資金の逃避先もないのが現状で中国や短期債権…
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「経済ファースト」の首相が誕生 カナダ自由党に新党首
カテゴリー:アメリカの政治カナダの二大政党は保守党と自由党。そのうち自由党(リベラル)で新しい党首が決まった。カナダ銀行とイングランド銀行で総裁を務めたマーク・カーニーさんだ。カナダは議員内閣制だがカーニーさんは議員ではない。…
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痛みなくして成長なし トランプ大統領がついに開き直る
カテゴリー:アメリカの政治場当たり的な経済運営を繰り返してきたトランプ大統領がついに開き直った。アメリカがより良い国になるためには痛みが伴うのだから文句を言うなというのである。よく考えもせずバラ色の未来を夢見てきた支持者たちは…
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行き詰るトランプ政権の経済政策
カテゴリー:アメリカの政治トランプ大統領の経済政策が早くも行き詰まりを見せている。 ABCニュースは関税をon-again, off-again tariffと表現していた。これはABCだけの独自表現ではないようだ。株式市場に…
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トランプ関税を巡る混乱と急激な円高
トランプ大統領がもたらしたショックによる波紋が広がっている。このエントリーではトランプ関税と急激な円高について取り上げる。1ドル130円台という予想も出てきた。貿易戦争が起これば日本の製造業は打撃を受…
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トランプ氏がもたらす景気後退=トランプセッション
カテゴリー:アメリカの政治投資家たちは短期的にはトランプラリーで儲けた。また関税で動揺した市場はトランプ・プットという投機的な機会を与えている。 しかしながら市場は徐々にトランプ大統領のあやふやな政策がもたらす不確実性がアメリ…
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振り上げた拳をどう下ろす トランプ関税に逆風
カテゴリー:アメリカの政治トランプ大統領が「日本は為替操作国だ」と発言したことを受けて日本円が急騰した。将来の日本経済に不安を覚えた人も多いだろう。 実際に日本に関税がかかるのか。この参考になるのが対カナダ・対メキシコ・対中国…
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カナダとメキシコに対して関税が発動 理由は「相手が盗んでいるから」
カテゴリー:アメリカの政治共同記者会見を前に成果を焦るトランプ大統領はウクライナ支援の停止とカナダ・メキシコ・中国に対する関税の発動を決めた。マスメディアは盛んに「トランプ関税はインフレにつながる」と警告を発している。これは自…
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「日本は為替操作をしている!」 トランプ大統領の主張が八つ当たりであるわけ
カテゴリー:アメリカの政治トランプ大統領が日本は為替操作をしているから関税をかけると発言しドル円が一時148円まで円高の方向に進んだ。おそらくかなり唐突だと感じた人が多かっただろうが、実はそうではない。 このエントリーではトラ…
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外交的に孤立するアメリカ合衆国 ウクライナ支援を巡って
カテゴリー:アメリカの政治アメリカ合衆国がウクライナ支援を巡って外交的に孤立しつつある。伝統的な共和党の人たちやタカ派と呼ばれる人たちはなんとか西側陣営に踏みとどマロウとしているのだが、表立って行動することが出来ずにいる。 ア…
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英語をアメリカの公用語に
カテゴリー:アメリカの政治英語をアメリカの公用語にしようという動きがあるというと「この人は何を言っているのだ?」と思われるかもしれない。アメリカと言えば英語の国と決まっているからだ。 だが英語はアメリカの公用語ではない。それど…
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ゼレンスキー大統領とトランプ大統領の決裂が意味するもの
トランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談が決裂した。トランプ大統領がヨーロッパの掲げる防衛の枠組みから排除されることを意味すると同時に、今のアメリカ合衆国が価値観どころかそもそも感覚すら共有していない…
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スターマー首相のお膳立てをぶち壊し トランプ大統領とゼレンスキー大統領が口喧嘩
ということでイギリスのスターマー首相がトランプ大統領の俗物ぶりを利用し「こっちサイド」に引き戻そうとしたところを紹介した。 だが、ゼレンスキー大統領はこのお膳立てをぶち壊しにしたようだ。記者と側近の前…
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自分はイギリス国王に二度も招待してもらえる特別な大統領なんだ!
トランプ大統領の性格をよく理解したイギリスのスターマー首相チャールズ3世国王の招待状を準備して会見に望んだ。スターマー首相は記者と側近が見守る中で「これは極めて特別な招待状なんですよ」と記者たちに説明…
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トランプ大統領がマスクファーストを宣言
カテゴリー:アメリカの政治トランプ大統領がマスクファーストを宣言した。アメリカ合衆国は新しい王国になりつつあり、王が「明日からピエロの歩くように歩かなければならない」といえばそうしなければならない。しかし、その王国は極めてグロ…
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減税のための金策に走り回るトランプ大統領
カテゴリー:アメリカの政治連日トランプ大統領のメチャクチャな政策について書いている。だが報道をよく読むと背景には「金策」という共通点があることがわかる。トランプ大統領はあくまでも「みんなが喜ぶことをやろうとしているだけ」なのだ…
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アメリカ連邦政府の社長気取りのイーロン・マスク氏が生じさせる混乱
カテゴリー:アメリカの政治ウクライナ問題に関する記事では伝統的共和党タカ派とMAGAの間に広がるひびについて書いた。このひびを叩き続けばおそらく大きな亀裂に発展するだろう。だが内政でも混乱が広がっている。イーロン・マスク氏が「…
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プーチン大統領の手のひらで踊るトランプ大統領はアメリカの軍事優位性破壊に邁進
トランプ大統領が嬉々としてアメリカ合衆国の軍事的優位を破壊している。この動きを喜んでいるであろう指導者も多いものと思われる。プーチン大統領は積極的に介入し習近平国家主席は沈黙を貫いてる。 プーチン大統…
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イーロン・マスク氏のDOGEがCOBOLに絶叫
カテゴリー:アメリカの政治イーロン・マスク氏が率いるDOGEが連邦職員たちを激怒させている。確定申告のシーズンを前にIRSの職員が大量解雇された。背景にあるのは進まない議会対策だろう。この中で面白い記事を見つけた。それがCOB…
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ホワイトハウスが「トランプ大統領は王様だ」と称える プーチン効果で支持率は低下
Quoraでは不定期に「今日のトランプさん」というような記事を出している。トランプ大統領がSNSで王冠を被っている写真が出回っている。トゥルース・ソーシャルの投稿だと思ったのだがホワイトハウスの投稿だ…
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ゼレンスキーは独裁者 トランプ大統領の中で「もう一つの歴史」が作られている
ロシアの思惑とトランプ大統領を取り囲むインフォメーション・バブルが融合したようだ。「ゼレンスキー大統領がこの戦争を始めた」とトランプ大統領は主張している。アメリカとロシアはウクライナのゼレンスキー大統…
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大山鳴動も具体的な成果なし 米露首脳会談の日付は決まらず
カテゴリー:アメリカの政治ミュンヘンでヨーロッパを怒らせたバンス副大統領とラブロフ外務大臣の発言をそのまま自分の意見として伝えてしまったように見えるケロッグ特使。結局「このチームではだめだ」ということになったようでルビオ国務長…
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バンス副大統領がヨーロッパを口撃 エスタブリッシュメントに対する強いルサンチマン
ミュンヘンで安全保障会議が開催された。ヨーロッパの参加者たちは「トランプ政権がどんな外交姿勢を示すのか」に注目していたがバンス副大統領は突然ヨーロッパを批判し始めた。 主語は「私」でありバンス副大統領…
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関税を武器化し「非関税障壁撤廃」を主張するアメリカ合衆国
トランプ大統領の外交姿勢が次第に鮮明になってきた。アメリカ合衆国が経済的な自信を深める中「経済最優先」の大統領が生まれた。 アメリカのビジネスの常識は「資本主義は弱肉強食のレースであり王者がすべてを総…
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BBCはアメリカ合衆国のプロパガンダ機関だったという陰謀論
カテゴリー:アメリカの政治Quoraのタイムラインを見ていたところ「BBCはアメリカ合衆国のプロパガンダ機関だった」とする投稿を見つけた。「何だくだらない」と思った。さらにこの投稿に影響を受けたのか「BBCは嘘つきだから引用す…
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SNS化するアメリカの政治 マスク氏がDOGE(政府効率化省)を擁護
カテゴリー:アメリカの政治アメリカ合衆国の政治がSNS化している。それぞれが根拠のない主張を繰り返し収拾がつかなくなっている状態だ。 イーロン・マスク氏がホワイトハウスのオーバルオフィスで会見を開き自身が率いるDOGEの計画を…
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トランプ大統領がガザ合意破棄とウクライナのロシア領化を容認
トランプ大統領がガザ合意の破棄とウクライナのロシア領化を容認した。「トランプ大統領は国際政治を理解していない!」と憤ることもできるし、国際政治をあくまでも不動産デベロップメント事業だと見ていると考える…
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石破総理トランプ大統領からハシゴを外される
国内外問わず石破総理の対トランプ大統領会談は成功とみなされている。ただ、石破総理の帰国直後に鉄鋼とアルミに25%の関税が科されることになり将来の自動車関税にも含みを残す発言が行われている。石破総理の会…
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トランプ大統領のアメリカ合衆国に新興宗教化の懸念
カテゴリー:アメリカの政治先日、トランプ政権について書いたときに「信仰局」と「反キリスト教タスクフォース」が気になった。構造は非常に複雑なのだが新興宗教化が進んでいるように思える。アメリカの国力の源泉となっていた科学技術や多様…