カテゴリー: 日本銀行の金融政策と株価為替の影響
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マイナス金利の解除は3月かそれとも4月以降か 本格的なインフレスタートで助かる人と切り捨てられる人
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響今年初めての日銀政策会合が開かれた。内容はマイナス金利の維持だったがロイターが「コラム:3月のマイナス解除、否定しなかった植田総裁会見の本音」というコラムを書いている。年度明けを待たずに3月にもマイナ…
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ドル円相場が一時141円台に 一体何があったのか
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響ほんの最近まで150円台で推移していたという記憶があるのだが、ちょっと目を離したすきにドル円相場が一時141円をつけたと言うニュースを見つけてびっくりした。「一体何事か」と思った。調べてみると141円…
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賃金上昇を伴った景気の好循環は実現するのか 日銀と岸田総理の見解に相違
日本銀行とFRBの政策決定イベントを滞りなく通過した。日銀は1%に迫った金利状況を容認するものの思い切った金融政策の変更は行わなかった。FOMCは事前の折り込み通り金利を据え置いた。 急速な円安の進行…
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深夜の日経新聞辞令で一時1ドル148円台後半の円高傾向 日銀の金利政策の柔軟化報道
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響1ドルが一時148円台になった。深夜に出された日経新聞の「辞令」がきっかけである。もちろん日経新聞の記者が飛び抜けて優秀である可能性は高いが以前にも植田日銀総裁が重要な発表をする前に同じように日経が報…
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ついに一時149円 円安定着で、ついに一部の大手都市銀行も米ドル定期預金利率を5%台に引き上げ
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響また円安が進んだ。植田総裁と経済界の対話と不安定なアメリカの政局が重なったのが要因だ。これ以上は極端な円安は進まないものと思われるが基礎的な要因が解消されない限り円安基調は定着しそうだ。そんななかある…
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「円の実力が53年ぶりの低水準」と聞いて、損をする人、得をする人、そしておいてゆかれる人
「円の実力が53年ぶりの低水準」というニュースが話題になっている。このニュースを見て「日本を貶める報道だ」と気まずく感じた人も多いだろう。だがそれでもやはり現実を受け入れ今持っている財産や資産の保全を…
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ぶっ壊れたまま突き進むアメリカ経済と出口を模索する日本経済の行く末についてあれこれと考える
このところ経済専門メディアの報道を見てもよくわからないと感じることが多くなった。これまでの経済の常識が通じなくなっていると感じる。Reutersなどの記事を読んでゆくと。アメリカの経済が一種の狂乱状態…
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アメリカの8月CPIは「どっちつかずでちょっと気持ちが悪い」内容に
アメリカで8月のCPIが発表され分析記事が一通り出揃った。FOMCの追加利上げの有無を占う判断材料として注目されていた。9月の追加利上げはほぼないだろうということになったが「もう利上げはやめて良い」と…
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年率5%のアメリカ短期証券が投資家の間で大人気 この状態が続けば円安が定着するのではないか
このエントリーは「個人的な勉強用」にBloombergなどの記事をまとめたものだ。したがって投資に詳しい人が読んでも「基本的なことしか書いていない」とがっかりするに違いない。アメリカのTBのレートが5…
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日銀植田総裁の読売新聞インタビューに市場は動揺 ドル円は一時145円台にタッチ
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響土曜日に掲載された読売新聞の植田日銀総裁のインタビューをきっかけに為替レートが大きく動いた。不動産株が下落し銀行株が値上がりしたそうだ。植田総裁はおそらく時間を与えるためにタイミングを計算したものと思…
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ジリジリと円安が進む中、日銀植田総裁が密かにマイナス金利政策解除のシグナルを送る
現在、円安ドル高が進んでいる。一時は1ドル144円まで落ちる局面があったが、結局その後ジリジリとドルが高騰し現在は147円台後半というところまで来ている。鈴木財務大臣と神田財務官のトーンは一段階上がり…
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背景のよくわからないドル買いが続き、1ドルが147円まで上昇
背景のよくわからない「理由なきドル買い」が続いている。これを書いている時点では1ドル147円台まで高騰した。ドル円相場が動くたびに補足説明が出るのだが最終的には「見方が交錯していてよくわからない」とい…
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アメリカ雇用統計の結果円高に触れるはずが、結果は146円台に沈む
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響アメリカで雇用統計が発表された。雇用情勢が若干悪化してきており利上げは打ち止めになるのでは無いかとの観測が出ている。事前の円相場は様子見だったが利上げが打ち止めになれば円高に触れるはずである。だが現在…
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介入も警戒される中、1ドルが147円台に急騰しその後145円台に下落する
1ドルが147円台に急騰(円の立場から見れば急落)しその後急激に戻した。事前には介入の可能性が指摘されていたのだが「介入があった」という報道や分析はない。代わりに指摘されているのがアメリカの経済指標の…
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ジャクソンホールは事前の予想通りの内容 9月利上げ説は後退し円安が若干進行
「ジャクソンホール」を目前にしてドル円が146円近辺まで急落する場面があった。パウエル議長の発言が全く読めないためにデフォルト通貨である米ドルが買われたと言われている。米国債の利回りも上昇した。結局パ…
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ジャクソンホール前に日本の長期金利が0.675%まで上昇。報道を整理する。
25日にジャクソンホール会議が開かれる。FRB総裁の発言が注目されるが、日本時間で深夜になるため影響が出るのは来週以降になると言われている。「インフレが抑制されていない」という内容になると米国金利のさ…
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岸田内閣の問題放置のツケ。為替は再び145円の「防衛ライン」に到達し介入への警戒が高まる。
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響アクセス履歴が何かおかしかった。普段は最新のニュースが読まれるのだがなぜか植田総裁がYCCを修正したというニュースが読まれている。ニュースをあたってみて「ああこれだ」と思った。再びドル円が145円の防…
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YCC運用柔軟化で植田日銀総裁が静かに砂時計をひっくり返す
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響植田日銀総裁がYCC(イールドカーブ・コントロール)の運用柔軟化を決めた。マーケットを意識した発表手法のおかげで動揺を最低限に食い止めることができたようだ。つまりミッションクリアということになる。ただ…
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植田総裁の慎重な「現状維持宣言」を受け、1ドル136円台、1ユーロ150円台で取引
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響特に目新しい話はないのだが、昨日から今日にかけて起こったことをおさらいしておきたい。既に経済ニュースを読んでいる人は改めて読まなくていいような情報ばかりである。 植田総裁の元で初めて会合が行われた。こ…
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元日銀関係者がYouTubeデビュー。「物価上昇目標2%は何となく空気で決まった」と解説。
カテゴリー:日本銀行の金融政策と株価為替の影響これまで、金融政策について扱う上で日銀やFRBの金融政策が経済に大きな影響を与えるという前提を置いてきた。つまり、中央銀行というものにはとてつもない力があると信じている。この魔力への期待から日銀の金利…
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円が137円近辺から134円に急変動、アメリカの雇用統計を受け
円の価格がドルに対して急変動を続けている。背景にあるのは日銀の政策維持とアメリカの経済指標だ。ただここでドル円相場が落ち着いたわけではない。次の指標は消費動向になる。すでに状況が分かっている人には既知…