カテゴリー: ITコミュニケーション
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24時間から48時間以内に戦争が始まる フェイクを信じた人と信じなかった人の決定的違いとは
投資にとってリスク情報の精査は極めて重要だ。だが、ランキングサイトでふらふらと情報をとっているような人はかなり騙されたのではないか。イスラエルがイランからの攻撃を受けて以降、SNSのXでは「24時間か…
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アメリカ下院でTikTok禁止法案が可決 アメリカの議会で進む保護主義化の動き
このところアメリカの議会で次々と選挙を意識した保護主義化の動きが進展している。日本製鉄のUSスチール買収にバイデン大統領が懸念を表明した。日本のメディアはこれに神経を尖らせている。一方若者は「あのTi…
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精神的に他人から搾取されシステム隷属している人ほど成田悠輔氏を叩きたくなる
成田悠輔氏がSNSのXで叩かれている。人に「なぜ彼が叩かれているのか」と問えば、おそらくは「過去に老人は集団自決すればいい」と言い放ったからだと得意げに説明してくれるだろう。精神的にシステムに隷属する…
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イギリスで富士通のITシステムに高まる批判 きっかけはテレビドラマ
今、イギリスで富士通のシステムに対する批判が高まっている。原因は1999年から2015年まで行われた裁判だ。富士通が作った「ホライズン」と呼ばれるITシステムによって冤罪が作り出された。 郵便局の副局…
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全銀ネットの障害に総括「障害が起きないという潜在意識」によって引き起こされた
カテゴリー:ITコミュニケーション全銀ネットが2日にわたって停止し他行への振り込みができなくなったのは10月だった。あれから2ヶ月が経ち世間の関心は次第に薄まってきている。全銀協とNTTデータが会見を行い総括している。 当初「メモリ不…
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ChatGPTのOpenAI社で「意識高い系」の取締役会が敗北 アルトマン氏がCEOに復帰へ
OpenAIでアルトマンCEOと取締役会の内乱が起きた。ロイターの記事をもとに構図を単純化すると、早いうちから一般に技術を解放してストレステストを行うべきだとするアルトマンCEOと功利的利他主義という…
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全銀ネット障害の原因はAIによる自動化推進だった可能性 生成プログラムの不具合をNTTデータが謝罪
カテゴリー:ITコミュニケーション10月の連休明けに障害を起こし2日間銀行間振替が止まった問題に進展があった。NTTデータが謝罪会見を開き「生成プログラムに異常があったようだ」と謝罪した。記事の中には詳しい記述はないがプログラマー不足…
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日本の銀行間振込を2日間混乱させたのは誰か 待たれるNTTデータの釈明と情報公開
全銀ネットが会見を行った。今回は報道ではなく記者会見の様子を見た。2時間50分近くの会見だったがTBSなどいくつかの媒体が配信しYouTubeに記録が残っている。このエントリーでは前回、前々回の記録に…
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全銀ネット障害は「OSアップデートでアプリを直したら銀行間振り込みが数日止まりました」だった
全銀ネットについて「COBOLとメインフレームはもう限界だろう」というようなことを書いた。 今回全銀ネットのエラーの内容がわかったのだが実はそんな難しい問題ではなかったようだ。32ビットOSを64ビッ…
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マイナンバー健康保険証問題より深刻な医療機関のIT脆弱性問題
マイナンバー健康保険証の懸念点の1つは「医療機関から健診データが漏洩する」というものだった。ただし根拠はかなり脆弱なもので、どちらかといえばあまりITに詳しくないマスコミが騒ぎを大きくしていたような側…
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ChatGPTやBingを使うと国際政治学の難しい記事も簡単に読めるようになる
Twitterに国際政治学の記事が流れてきた。フォーリンポリシーの「One World, Rival Theories」という記事である。国際政治理論の潮流にはどんな流派があるのかということを扱った英…
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共同通信の「なかのひと」に左翼系炎上アカウント疑惑
NEWSポストセブンが「【独占】ツイッターでヘイト発言を繰り返していた「桜ういろう」は、共同通信の社会部デスクだった」という記事を出している。記事を読む限りはネットの情報と共同通信社内の消息筋の情報を…
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ChatGPTは「左寄り?」
世の中には常に中立な答えがありAIならそれを正しく用意してくれるだろうと考えているならその考えは捨てた方がよさそうだ。 ロイターに「チャットGPT、カスタマイズ可能に 「バイアス」懸念に対処」という面…
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日経新聞の「雨宮総裁報道」敗戦総括を読む
新聞の世界で誰もとっていないネタをとってくることを特ダネと呼び自分達だけネタが取れなかったことを特オチと呼ぶ。そして特ダネのつもりのものを外すと「トバし」と呼ばれる。最近日経新聞が「雨宮総裁誕生へ」と…
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アメリカの中間選挙で銃が多用された選挙CMを見せられたあとで投票所に向かう人たち
いよいよアメリカで中間選挙が始まった。結果は日本の朝になってから出てくる。ロイターでは9時ごろから速報を始めますと言うお知らせが出ていた。今回の注目ポイントはすでに別の記事にまとめた。ここは少し視点を…
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イーロン・マスク氏が金のガチョウ(Twitter社)を危うく殺しそうなっている理由
以前にアメリカの金融政策の急速な転換がTwitter社のリストラの原因になっているのではないかと書いた。より具体的な記事を見つけたので読んでみた。おとぎ話風に要約すると「金のガチョウを手に入れたはいい…
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Twitterの混乱。彼らはどこで何を間違えたのか。
11月5日のTwitterは阿鼻叫喚だった。突然解雇通知された人たちの怒りの声で溢れていたのだ。一方的な解雇は珍しくないがSNSが一時ジャックされるほどの騒動はやはり異例だ。この混乱を受けて広告主が撤…
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SNSを鵜呑みにした男がペロシ邸に押し入り私的制裁を加えようとする
すでに多くの報道が出ているので目にした人も多いだろう。10月28日にペロシ邸に男が押し入った。ペロシ下院議長は不在だったが夫はハンマーで頭蓋骨骨折の怪我を負わされた。この男が起訴され動機の一端が見えて…
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イーロン・マスク氏のTwitter買収と試される民主主義
Twitter社がついにイーロンマスクしに買収された。本来なら単なるテックニュースなのだが、今回は一味違っている。「言論の自由」が試されるという事態に陥っている。
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共和党議員がイーロン・マスク氏のTwitter買収によりトランプ氏のアカウントが復活することを期待
アメリカの富豪イーロン・マスク氏とTwitter社の間で買収協議がまとまりそうだ。マスク氏の狙いは必ずしも明らかではないがかねてよりTwitter社の政治へのリベラルな姿勢に疑問を呈している。このため…
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Twitter社は世界一の資産家イーロン・マスク氏から民主主義を守れるか?
カテゴリー:ITコミュニケーション2021年末に世界一の資産家になったイーロン・マスク氏がTwitter社を買収できるかが大きなニュースになっている。単なる一つのIT企業の買収劇なのだが「民主主義」というかなり壮大な価値観をめぐる議論…
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コンピュータの導入であなたが過労死するわけ
なぜIT化が進んだのに業務量は増えたのか。それは意思決定者が意思決定に必要な資質を持っていないからだろう。