月: 2020年2月
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安倍首相の決定はなぜ社会を崩壊させるのか
今回もまた安倍首相批判である。だがこの批判は「ブーメラン」で菅直人首相の話が出てくる。おそらくは日本人が抱える統治の失敗の典型的なパターンなんだろう。真面目に原因を突き詰めるならば「責任の所在があいま…
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なぜ日本人は承認欲求をネガティブに捉えるのか
本日のテーマは日本人と承認欲求である。日本人は承認欲求をネガティブに捉えることが多いと思う。この理由と意味づけについて考える。最終的に行き着いたのは「個人主義」である。
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安倍政権の限界が一気に露呈しているが誰も敗戦が認められない
新型コロナウイルス対応に対する混乱が広がっている。これを見ていて安倍首相の重大な限界が見えたと思った。変化する状況に対応できないようなのだ。これがわかると安倍首相のこれまでの行動原理がわかると思った。
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家産制についてゆるく考える
カテゴリー:政治と経済フランシス・フクヤマの本「政治の起源」(政治の起源 上 人類以前からフランス革命まで)と(政治の起源 下 人類以前からフランス革命まで)を読んでいると家産制という言葉が出てきた。よく知らないので調べて…
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ネトウヨの愛国心と隠蔽思考が日本社会を滅ぼす
フジテレビで櫻井よしこさんの言い分を聞いていたのだが「これ本当に日本はこの人たちに滅ぼされるのでは?」と思った。この文章も「櫻井よしこ」と呼び捨てにしたいくらいなのだが、そこはこらえておきたい。問題は…
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日本で「説明責任」が発達しなかったのはなぜか
カテゴリー:政治と経済フランシス・フクヤマの「政治の起源」を読んでいる。いよいよイギリスの章を読み終わりあとは総括の部分だけを残すことになった。答えだけ読むと理解できないので、本の中にあるフレームを使って日本の分析をしてみ…
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カトリック教会はなぜ妻帯を禁止しているのか
カテゴリー:歴史「政治の起源」を読んでいる。ようやく上巻を抜け出し下巻に入り、やっとヨーロッパの事情が出てきた。「法の支配」と「説明責任」である。この中にカトリック教会の妻帯の話が出てくる。いま、まさにローマ教皇が妻…
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COVID-19対応:「現場はちゃんとやっている」がどんどん裏切られる
今回の話はTwitterで話題になっている岩田健太郎教授のYouTube動画についてだ。「現場がちゃんとやっている」という信頼感がどんどん裏切られるという話を書く。だが政府批判を期待しているとちょっと…
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新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)をめぐる人々のまだらな対応
連日安倍政権批判と絡めて新型コロナウイルス肺炎のことを書いている。今回は批判はお休みにして人々のまだらな対応について書いておきたい。この何が問題なのかと考えていたのだが、おそらく差別・被差別構造が根元…
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安倍政権は緊急事態条項を通すために新型ウイルス肺炎(COVID-19)対策を遅らせたのか
本日は新型ウイルス対策が遅れた事情を考えるのだが、タイトルは例によって煽りである。煽りなのだが自民党がどのような優先順位で物事を考えているのかということはわかる。結論は例によって政権批判になっているが…
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官邸主導・政治主導がもたらした「ほぼ無政府状態」
カテゴリー:政治と経済新型コロナウイルス(COVID-19)騒ぎでついに死者が出た。武漢市からの感染が一次感染だったとすると渡航歴がないということは三次以上ということになる。つまり、間に症状が顕在化しなかった二次感染者がい…
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官邸主導で日本の病院が小さな武漢になる日
官邸主導で日本が武漢になるというのは我ながら「煽り度マックス」のタイトルである。実際に書いているのは官邸主導の弊害が顕在化したという話だ。まずは「小さな武漢」の定義なのだが、誰が感染者かわからず集団で…
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なぜ韓国の映画「パラサイト」がアカデミーで作品賞を取れたのか
韓国映画パラサイトがアカデミー賞の作品賞など四冠を達成した。アジア映画がアカデミー賞の主役に躍り出たことはとても喜ばしい。なぜ、パラサイトがアカデミー賞を取れたのかを考えたい。そして我々は、なぜあの作…
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WHO事務局長は中国を忖度しているのか
本日はWHOの事務局長は中国を忖度しているのかという問題を取り上げる。極めて微妙なテーマなのだがここから意外なことがわかる。我々はアフリカの公衆衛生という問題に極めて無頓着だ。そして発展途上国はこうし…
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老人介護が必要になった国会と北村地方創生大臣
北村地方創生大臣の答弁で国会がスタックしているという。立憲民主党のTwitterで知ったのだが「もう仕方ないのかな」と思った。高齢化した国とのいうのはこんなものだろう。だが、北村さんの年齢を見て驚いた…
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トランプ大統領は現在のヒトラーなのか
カテゴリー:政治と経済トランプ大統領の一般教書演説を聞いた。気持ちよかった。これを聞いて「現在のヒトラーみたいな人がいるとしたらこういう人なんだろうなあ」と思った。一般教書演説は英語ではState of the Union…
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国連から環境問題に消極的と名指しされた日本
カテゴリー:政治と経済グテーレス事務総長が日本などを名指しして二酸化炭素の思い切った削減をするようにと訴えたそうだ。NHKによると名指しされた国はアメリカ、中国、インド、日本、ロシアである。グテーレスさんがヨーロッパ対非ヨ…
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維新のポピュリズムに見える条例改正案 – 真剣交際を判定するのは誰か
カテゴリー:政治と経済このブログでは一貫して自民党の2012年改憲草案を胡散臭いものと考えている。中でも自民党の道徳的判断が国民生活に介在するのは許せない暴挙だ。だが、自民党がいくら気の迷いで2012年憲法草案を出したから…
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環境問題はなぜ急進化するのか
カテゴリー:政治と経済コロナウイルスによる新型肺炎が世界中に広がっている。そんななか「アジア人差別」がヨーロッパで蔓延しているという。全部のアジア人がヨーロッパでも差別されているということではないのだろうが、一部心ない声を…
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「愚衆の王」安倍政権の問題がわかるPCぼったくり事件
カテゴリー:政治と経済Twitterで教育現場へのPC導入の話が出ていた。これを見るとなぜ安倍政権が「愚衆の王」であるかがわかる。問題の根幹は総合的政策の欠如なのだが、愚衆の王と名付けた理由がわかってもらえると思う。