和牛商品券という愚策から見える自民党の調整能力の劣化

先日来「和牛商品券」が巷で大反発されている。私も先日は観光業界と補助金の問題を「二階幹事長の陰謀だ」と書いて反発を食らったばかりである。これについて論座でなるほどなと思える論説を見つけた。今は無料公開になっている。元農水省の官僚が書いた「「和牛商品券」という愚策が提案されてしまった理由」という論考である。

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東庄町の障害者施設集団感染からわかること・わからないこと

千葉県香取郡東庄町の障害者施設で集団感染が起こった。森田県知事はいつもはこの報告会に出ないのだが今回だけは珍しく自分で説明していた。ただ、台風と同様にあまり自分でリーダーシップを取るつもりはないようで千葉市の熊谷市長との違いが浮き彫りになる。次回はお飾りのリーダーはやめた方がいいのではないかと思った。とにかく報道では数だけが一人歩きしているのだが、ちょっと図表を眺めてみたい。

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日本で新型コロナによる都市封鎖は実際に起こるか – 悲観論と楽観論を概観する

世界各地が日本を心配している。ヨーロッパやアメリカではロックダウンが起きているのに日本人だけはお花見を楽しんでいるというのである。ついには3月30日は悲劇的な日になるかもしれないという論考まで飛び出した。これについて調べてみた。意外なことがわかった。

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新型コロナ対策に「和牛商品券はいかがっすか」とはしゃぐ人たち・怒る人たち

連日新型コロナの話しか書いていない気がする。今日は和牛商品券のことを書く。ただでさえ新型コロナ関連の情報の真偽を追うのに忙しいのに倒錯した経済対策の議論に付き合わなければならないのでとても疲れる。

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日本で新型コロナウイルスが蔓延しないという謎

世界各地で新型コロナウイルスが猛威を振るっている。アメリカではニューヨークが封鎖された。ヨーロッパではイタリアから広がりフランス・スペイン・ドイツと上がって行き最終的にイギリスも封鎖されることになった。その新型コロナウイルスが日本ではそれほど蔓延していない。政府の対応はバタバタなのになぜかそれほど蔓延していないのである。この謎について考える。

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なぜイギリス人ができることが日本人にできないのか

イギリスでボリス・ジョンソン首相が三週間の外出禁止について説明をしているビデオを見た。このビデオを見て「あるべき姿」がわかったと思う。不思議に思うことが二つある。なぜ日本人である私が「全く事情が違うはずのイギリスの政治」をみて「あるべき姿だ」と思うのかということと、日本がこうならないのはなぜかということである。どちらも議院内閣制にもかかわらずこうした違いが出るのはどうしてなのか。いくら考えてもさっぱりわからない。

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日本人はいかにして日本の心を捏造するのか

演歌の成り立ちについて調べたことがある。日本人が伝統をどうやって捏造するのかということがわかる。おそらくネトウヨが考える日本の伝統というのも同じように捏造されたものなのだろう。「日本の伝統」にすがって自己正当化を図るのは日本人が宗教を持たないからなのかもしれない。

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植松聖 – 潜在的優生思想の国のありふれた異常性

どういうわけかTBSの報道特集を久しぶりに見た。最初はコロナの話をしていたのだが、たまたま植松聖被告の話が出てきた。第一審が結審して死刑判決が確定しそうだという。だが、この報道特集は面白い切り方をしているなあと思った。植松聖被告の異常性に触れなかったのである。そしておそらくそれは彼を異常者として扱うより難易度が高いことなのだろうと思った。

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