タグ: COVID-19
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ある調整者の離反 – オーバーシュートという言い換えはなぜ起きたか
先日、フジテレビに新型コロナの専門家委員が出ていた。安藤優子さんが司会の番組だ。このところフジテレビの新型コロナ関連番組は不思議なことになっている。総理大臣が出てこないのである。政権批判は避けたいが視…
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おそらく日本で医療崩壊より先にくるもの
TBSテレビで新型コロナウイルスに感染した人の話をやっていた。検査で陽性がわかると保健所が完全防備で迎えに来て、専用の病棟に入れられて、食事なども使い捨ての容器になるそうである。一ヶ月以上拘束されたそ…
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医療の脆弱さと医療崩壊 – なぜイタリアで新型コロナウイルス感染症被害が拡大したのか
イタリアで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が広がっている。現在1名の人から拡大したことがわかっているそうだが、あっという間に広がっており死者数が昨日時点で600名を超えてしまい、今日見たら…
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官邸主導の悪夢 – 説明責任放棄のツケ
安倍首相がまたも突然「中国・韓国からの入国者に対して14日間の施設待機」を決めた。菅官房長官が「厚生労働省に聞け」と言っているのでおそらくは首相が突然決めて法的根拠を決めていないのだろう。厚生労働省で…
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日本人は衆愚だからトイレットペーパーの買いだめが起こるのか?
世界各地でトイレットペーパーがなくなっているそうだ。コロナウィルスに対する不安が高まっていているのが日本だけでないことがわかる。オーストラリアのトイレとペーパー不足について書いたこのニュースは「目立つ…
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COVID-19を引き起こす新型コロナウイルスはどのように愛知県で広がったか
前回までは「メンタルモデル」を切り替えて対策を行うべきであると書いた。しかし、これは概念的なモデルであって具体的な対策を立てるのには少し物足りない気がする。ここでは愛知県でどのように新型コロナが広がっ…
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新型コロナ対策 – 一度できたメンタルモデルにとらわれる
北海道大学の西浦教授が940名という数字を出してニュースになった。北海道にはこんなに感染者がいるのか!というニュアンス伝えたところもあったが専門家が言いたいことはおそらく違う。軽症の人が病気を広げてい…
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学ばない国日本 – 日本はなぜまた敗戦に向かうのか
このところ新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のことばかり書いている。騒ぎはまだ収束していないのだが漠然と日本社会の欠陥がわかったと思った。それは「科学的アプローチの欠如」である。原因さえわか…
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「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」でウイルスとの総力戦に突入しそうな日本
前回から安倍総理大臣の突然の休校自粛要請について見ている。構造としては無能なトップが無茶な作戦を計画しそのために末端が振り回されるという話である。その結果リソースのロジスティックス(配給)が間に合わな…
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安倍首相の決定はなぜ社会を崩壊させるのか
今回もまた安倍首相批判である。だがこの批判は「ブーメラン」で菅直人首相の話が出てくる。おそらくは日本人が抱える統治の失敗の典型的なパターンなんだろう。真面目に原因を突き詰めるならば「責任の所在があいま…
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安倍政権の限界が一気に露呈しているが誰も敗戦が認められない
新型コロナウイルス対応に対する混乱が広がっている。これを見ていて安倍首相の重大な限界が見えたと思った。変化する状況に対応できないようなのだ。これがわかると安倍首相のこれまでの行動原理がわかると思った。
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ネトウヨの愛国心と隠蔽思考が日本社会を滅ぼす
フジテレビで櫻井よしこさんの言い分を聞いていたのだが「これ本当に日本はこの人たちに滅ぼされるのでは?」と思った。この文章も「櫻井よしこ」と呼び捨てにしたいくらいなのだが、そこはこらえておきたい。問題は…
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COVID-19対応:「現場はちゃんとやっている」がどんどん裏切られる
今回の話はTwitterで話題になっている岩田健太郎教授のYouTube動画についてだ。「現場がちゃんとやっている」という信頼感がどんどん裏切られるという話を書く。だが政府批判を期待しているとちょっと…
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新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)をめぐる人々のまだらな対応
連日安倍政権批判と絡めて新型コロナウイルス肺炎のことを書いている。今回は批判はお休みにして人々のまだらな対応について書いておきたい。この何が問題なのかと考えていたのだが、おそらく差別・被差別構造が根元…
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安倍政権は緊急事態条項を通すために新型ウイルス肺炎(COVID-19)対策を遅らせたのか
本日は新型ウイルス対策が遅れた事情を考えるのだが、タイトルは例によって煽りである。煽りなのだが自民党がどのような優先順位で物事を考えているのかということはわかる。結論は例によって政権批判になっているが…
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官邸主導で日本の病院が小さな武漢になる日
官邸主導で日本が武漢になるというのは我ながら「煽り度マックス」のタイトルである。実際に書いているのは官邸主導の弊害が顕在化したという話だ。まずは「小さな武漢」の定義なのだが、誰が感染者かわからず集団で…
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WHO事務局長は中国を忖度しているのか
本日はWHOの事務局長は中国を忖度しているのかという問題を取り上げる。極めて微妙なテーマなのだがここから意外なことがわかる。我々はアフリカの公衆衛生という問題に極めて無頓着だ。そして発展途上国はこうし…