アメリカ民主党が共和党にやったように鼻持ちならない態度で中国やロシアを追い詰めるとどうなるのか?

Quoraで面白い話を教えてもらった。アリゾナ州の議会共和党がサイバー・ニンジャ社という会社に選挙の監査をさせたそうである。監査といってもオフィシャルなものではない。アリゾナ州ではすでに何度もオフィシャルの監査が行われているがバイデン大統領側の不正は証明されていない。サイバーニンジャ社はトランプ大統領の支持者だったそうである。

ワシントンでは議会襲撃の調査が妨害された。下院では通ったが上院では共和党からは数名の賛成者しか出なかったそうだ。中でも深刻なのは態度を表明できなかった人が9名もいたことだ。議席を持っているのに態度表明できない議員がいるのだ。

もちろん民主主義のプロセスに異議を唱えることで民主主義の正当性そのものが破壊されるという由々しきことなのだが、実際には複雑な背景がある。

“アメリカ民主党が共和党にやったように鼻持ちならない態度で中国やロシアを追い詰めるとどうなるのか?” の続きを読む

なぜ自称保守の人たちは人権の邪魔ばかりするのか?

西田昌司とかいう議員がLGBT法案に反対して「マイノリティの権利ばかりいいたてるとサイレントマジョリティが息苦しくなる」というようなことを言っていた。この人たちは何を言っているのだろうと思ったのだが、今回はこの「息苦しい」について考える。自称「保守」の人たちのかわいそうな側面が見えてくる。

“なぜ自称保守の人たちは人権の邪魔ばかりするのか?” の続きを読む

北極海と政治

北極海が熱い。ロシア側の氷が溶けて島が発見されたこともあり航路として利用できるようになりロシアの領土も増えているそうだ。ロシアは北極海のルールは俺たちが決めるとばかりに権利を主張し始めている。

一方で、内政の事情から政治的アジェンダを必要としているアメリカは国際社会をまとめ上げて「航行の自由」を主張している。これが南シナ海の事情とリンクして中国を巻き込んだ対立に発展しようとしている。

北極海は今や国際政治のホットスポットになりつつある。

“北極海と政治” の続きを読む

一見強気だが実は煮え切らない朝日新聞のオリンピック中止論

公式スポンサーである朝日新聞が東京オリンピックの中止に言及したという記事を読んだ。朝日新聞の社説を読んでみたのだが、一瞬何を書いているのかよくわからなかった。そこで白い紙を取り出して論を抜き出してみたのだが「あれ朝日新聞ってこんなにひどかったっけ?」と思った。論文になっていないのだ。

“一見強気だが実は煮え切らない朝日新聞のオリンピック中止論” の続きを読む

BBCに「日本人には政治的意思がなく外圧に期待している」と書かれてしまう……

日本人は政治に文句は言うが政権打倒にまでは至らない。これが常々不思議だった。だが、その理由が何となくわかるなあと思う記事を共同通信に出ていた。「(東京オリンピック)中止「ガイアツ」に日本人期待」という記事である。共同通信の意見なのだろうがBBCの紹介という体裁になっている。BBCの記事の日本語版(米政府、日本への渡航中止を勧告 東京五輪迫る中)を見てもそんなことは書いていない。不思議な記事だった。

“BBCに「日本人には政治的意思がなく外圧に期待している」と書かれてしまう……” の続きを読む

泥舟になった菅政権から我先に逃げ出したい人たち、最初から関わるつもりがない人たち

自民党が勝手に揺れている。これまでいいように解釈されてきたことが全て逆回しになっている。当然政権批判をしていた人は「メシウマ」だろうと思う。逆にこれまで政権の権威に乗っかって野党支持者を叩いてきた人たちは焦っているようだ。

“泥舟になった菅政権から我先に逃げ出したい人たち、最初から関わるつもりがない人たち” の続きを読む

ダニエル・エルズバーグ

おそらく誰も注目しないだろうなと言うニュース記事を読んだ。かつてアメリカが中国への核攻撃を検討したことがあったのだと言うニュースだ。最終的にアメリカ大統領はこの核のオプションを選択することはなかった。中国とソ連が結んでアメリカに核攻撃を仕掛けてくるというシナリオだったそうだ。

“ダニエル・エルズバーグ” の続きを読む

自民党の歪んだ人権理解とそれを支える日本人の病理

自民党がLGBTの権利拡大について議論した。非公開だったそうだが却って差別を助長しかねないような発言が飛び出したそうである。この話自体は「自民党ってひどい政党ですね」という話にしかならないのだが、この問題の扱い方を見ると日本社会がかなり生きにくい社会になっていることがわかってしまう。だがそこで腹を立てずにもう少し踏み込むとおそらく日本が成長できなくなった原因が自民党のマインドセットにあることもわかる。おそらく政党としては役割を終えているのだろう。早く解体したほうがいい。解体することで我々が持っているこの負け癖から自分たちを解放しなければならない。

“自民党の歪んだ人権理解とそれを支える日本人の病理” の続きを読む

ヘンリー王子はアメリカで新しい仕事を見つけたようだ

BBCの1995年の報道が問題になっている。ウイリアム王子は調査委員会の報告書を受けてBBCの報道姿勢を批判した。ウイリアム王子は王位継承予定者なので、日本で例えていうと皇太子や秋篠宮がNHKを批判するようなものである。王族にも発言の自由があるんだなと感心した。ただそれが言えるようになるまでに25年もかかっている。

“ヘンリー王子はアメリカで新しい仕事を見つけたようだ” の続きを読む

京大入試に見る日本人が英語が話せない深刻な理由

大好きな英語系YouTubeチャンネルがある。今回は京大入試の英語を扱っているのだが「ああ、だから日本人は英語ができるようにならないんだな」と思った。この人はオーストラリアで働いた経験があり「いわゆるネイティブレベル」の英語が話せる人である。詳しくはわからないがCPA(国際公認会計士)の資格を持っているのだと思う。つまり実用英語をネイティブばりに話せるという人だ。だが、京大の英語の試験にチャレンジして苦戦している。

これだけを見ると「京大の受験英語が悪いのだろう」という話に聞こえるかもしれないのだが、もちろんそんな単純な話ではない。

“京大入試に見る日本人が英語が話せない深刻な理由” の続きを読む