月: 2020年12月
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安倍政権の統計的欺瞞の崩壊
カテゴリー:政治と経済安倍政権が民主党を悪夢呼ばわりするときに「求人倍率の数字が向上した」という言葉を使うことが多かった。とにかく議論に勝てれば社会がどうなっても構わないというネトウヨ性に満ちた言葉である。だが、新型コロナ…
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愛知県知事のリコール請求で不正が発覚したそうだ
久しぶりに「あいちトリエンナーレ」の話題を見た。いわゆるネトウヨという人たちのしょうもなさを改めて見た気がする。愛知県知事のリコール請求で不正が発覚したそうだ。ここまで情けない話に堕したのかと思った。
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北海道は維持可能なのか
カテゴリー:政治と経済この一年、ロシアが憲法で領土分割の禁止を盛り込んだというニュースをよく取り上げた。主眼はクリミアなど別の地域の保全にありそうだが、事実上北方領土が帰って来る見込みがなくなったということを意味している。…
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安倍元総理が秘書と同時に切り捨てたものはなにか
カテゴリー:政治と経済安倍元総理の一連の禊の儀式が終わった。これによって自民党の岩盤支持層が崩れることはなかった。だがおそらくこの動きは自民党崩壊のきっかけとなるだろう。安倍元総理は国会議員にとって大切なものを切り捨ててし…
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エチオピアの混乱と民主主義
カテゴリー:政治と経済エチオピアが混乱している。これを見ていると民主主義の限界と意味が見えてくると思いなんとなくまとめておこうと思う。 エチオピアはヨーロッパに支配された経験がほとんどない東アフリカの国である。もともと多民…
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説明責任と言い訳の違い – 誰のための感染拡大防止呼びかけ?
今日のテーマは説明責任と言い訳の違いである。前回まで「日本人は論理的な思考ができない」というテーマで書いているので、今回も「今これを読んでいるあなたもどうせ説明責任を果たせない」という前提で読んでいた…
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安倍前総理不起訴について思うこと
検察が安倍前総理の不起訴を決めたそうだ。例によって検察のリークが報道として伝わってきた。何がいけないのかという線引きがないために空気を読んで話を進めようとしているわけで「気持ち悪いなあ」とは思う。そも…
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心情的に政治を語ることしかできない日本人
SNSで政治議論を見ることが増えたのだが問題が解決するのを見たことがない。これまで「これはなぜだろうか」と漠然と考えてきたのだがある日「正解がわかった」と感じた。最初に書いてしまうと日本人はSNSで政…
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若者を優先しようとして抵抗にあった菅総理
カテゴリー:政治と経済先日、高齢者の医療費負担について書いた。もう一度毎日新聞の記事を確認する。菅総理が医療費負担の先送りをやめようと大胆な政策変更案を選んだところ自民党と公明党が大混乱に陥ったと言う話である。将来世代には…
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神輿論
前回まで、白河院政から江戸時代が成立するまでの間の歴史を「周縁とタンデム」というキーワードで見てきた。日本の権力構造を評価する時に「これはいいことなのか悪いことなのか」ということが見たいのだ。例えば「…
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白河院政から江戸幕府までの政権以降の歴史を超特急でおさらいする
前回「周縁論とタンデム構造」を書いて日本の歴史を知らないなと思ったのでおさらいして見た。
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周縁論とタンデム構造
明智光秀を扱った大河ドラマ「麒麟がくる」が山場にきている。これを見ていて周縁について考えた。中心部がうまくゆかなくなると周辺から別の勢力が出てきてそれを代替するという構造があるようだ。さらに中心部にも…
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国民の敵、二階派と高級ステーキ
カテゴリー:政治と経済GoToトラベルがやっと止まった。菅総理はこのままではGoToが悪者になると感じたそうである。この懸念は正しいように思える。有働由美子さんのインタビューに「生の反省」も語ったようである。ただ、感染が拡…
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バイデン勝利のアメリカで巻き起こる「テック産業叩き」
カテゴリー:政治と経済グーグルが反トラスト法で訴えられている。「検索エンジンを独占している」からだそうだ。私はグーグルのユーザーとして「便利だから使っている」と思っているので「独占している」と言われるとなんだか不思議な気持…
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政治が壮大なお芝居を続ける中、いよいよ他人事でなってきたコロナウイルスの首都圏再流行
GoToトラベルを止めるか止めないかで議論が続いている。そんな週末、小池百合子東京都知事と西村担当大臣が会談していたというニュースが流れていた。東京を除外するかどうかで会議しているのだという。「これは…
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学者の提言やエビデンスがGoToを止められないたった一つの理由は「やさしさ」にある
カテゴリー:政治と経済学者たちがGoToトラベルを止めるように繰り返し提言をしているのに菅総理が頑なに停止を認めようとしない。この理由について考えた。理由そのものはすぐに見つかった。決め方に問題があるのだ。だがその先にまた…
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「こんにちはガースーです」の醜態
カテゴリー:政治と経済TBSで奇妙なコンテンツを見た。総理大臣が出てきて「こんにちはガースーです」と挨拶したのだ。一体何が起きたのかと思った。広報的には大失敗だったと思う。失敗の理由は表面的には三つあると思う。
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堕ちるところまで堕ちた社会民主党
カテゴリー:政治と経済「社民、地方財産めぐり泥仕合 福島氏が分与否定の文書」という記事を読んだ。一応、土井たか子代表が「山は動いた」といった時代を知っているので「堕ちるところまで堕ちたな」と思った。記事は短いもので、地方支…
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GoToトラベル停止に声高に反対する人が多いのはなぜか
カテゴリー:政治と経済最近、政府の新型コロナに対する対応が迷走している。GoToトラベル利用者の感染疑いが二倍だったと言う東大などの研究チームの報道を受けて加藤官房長官が「専門家に聞きながら適切にGoToを運営している」と…
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アキタフーズスキャンダル・黒川弘務元検事長が菅政権にしているかもしれないこと
カテゴリー:政治と経済よく長期政権の後は短命政権が続くなどと言われている。菅政権は実質的に安倍政権の後継なのでそんなことはないのではと思っていたのだがどうも雲行きが怪しくなってきた。吉川貴盛元農林水産相のスキャンダルに続い…
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「朝鮮には車輪がない」の嘘と本当
カテゴリー:歴史朝鮮の植民地化を正当化した人はよく「車輪さえなかった朝鮮を近代化してやったのは日本だ」という。遅れた国をわざわざ日本が開発してやったのだから植民地支配だなどと恨まれる筋合いはないというわけである。ここ…