月: 2019年7月
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ポピュリズムも内戦もなかったホンジュラスの不幸
トランプ大統領が中米からの移民をブロックしたという話を調べている。なぜ中米からの移民が多いのか疑問に思い各国の状況を調べ始めた。そこでわかったのは国が貧しすぎて国を捨てる人がたくさん出るという悲惨な現…
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中米の人たちはなぜ北を目指すのか
トランプ大統領はメキシコ・グアテマラと交渉してアメリカにくる移民を押し返すことに成功したようだ。グアテマラには関税で脅しをかけメキシコには国境封鎖も加えて脅しをかけたという。今後この二国はアメリカに変…
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民主主義 – 形を変えた戦争
カテゴリー:政治と経済最近、Quoraでイギリスについて調べたことを書いている。その中でナイジェル・ファラージという名前が出てくる。この人がなかなか曲者でイギリスの無責任男という論評(登録しないと途中までしか読めない)や「…
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なぜ小沢一郎は嫌われ、玉木雄一郎は黙殺されるのか
カテゴリー:政治と経済政治ネタを扱ったブログには盛り上がるテーマと盛り上がらないテーマがある。選挙から一週間経ったのだが一番盛り上がった記事は「日本でオリーブの木構想が盛り上がらない理由」だった。小沢一郎批判である。そして…
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国民民主党はもう解党しては?
カテゴリー:政治と経済もう何度でも生まれ変わってくれと思った。玉木雄一郎代表が安倍改憲の議論に応じるというのだ。もちろん、議論してくれるのは構わないが、このフラフラ加減にはうんざりだ。 私は改憲派である。世界では集団自衛体…
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左派ポピュリスト山本太郎
カテゴリー:政治と経済れいわ新選組は左派ポピュリズムであるという評論に対して内部から批判があったそうだ。ポピュリズムは失敗のレッテルとして用いられることが多いのでそれを嫌ったのだとは思うだが、もうそれもどうでも良いことにな…
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おかもっちゃん(岡本昭彦)と憲法改正議論
吉本興業の闇営業問題がなぜか社内内紛に発展してしまった。後からニュースを見ると、なぜ芸人のスキャンダルが経営内紛に発展したのかを誰も思い出せないのではないかと思う。それくらいわけがわからない。 日本で…
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おたくが利権団体に勝った日
カテゴリー:政治と経済2019年参議院選挙が終わった。自民・公明・維新の改憲三勢力が2/3を割り込み国民民主党からの造反者が出ない限り改憲ができなくなってしまった。立憲民主党はこれで却って落ち着いて改憲議論ができるというよ…
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松本人志式解決でうやむやにされるのは何か
吉本興業と宮迫博之さん・田村亮さんの事件が新しい展開を迎えた。地上波ではなくネット放送で会見をしたのだ。この結果一気に「吉本興業がテレビと組んで情報を隠蔽しようとした」という構図が生まれた。会見の時点…
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民主主義が浸透しているはずの日本でデモが正当化される理由
カテゴリー:政治と経済先日来、日本で政策が選挙のコミュニケーションツールとして役に立っていないということを考えている。しばらく考えていて、日本でデモが起こるのは当然だよなと思った。しかし、しばらくの間はデモよりも手軽にでき…
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治安維持法と選挙カー
カテゴリー:政治と経済今日も、選挙カーが候補者名を連呼している。今まで理由がわからなかったのだが、これは実は日本人に普通選挙をさせないための工夫のようだ。この戦前の取り決めが日本の戦後政治をいささかいびつなものにしており、…
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左翼・右翼に代わる新しい指標とは?
カテゴリー:政治と経済最近、「資本主義とはなんです」か「社会主義とはなんですか」という質問をよく見る。さらに右翼・左翼という言い方もある。今となっては意味がなさそうな区分けだが、こういう対立構造は日本だけではなく欧米にもあ…
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国が嫌いならどうぞ出て行ってください!と大統領が叫ぶ国アメリカ
カテゴリー:政治と経済面白いツイートを見つけた。トランプ大統領が「国が嫌いならどうぞ出て行ってくれ」と言っている。 We will never be a Socialist or Communist Country. IF…
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日本郵政を巡るある陰謀論
今日お届けするのは陰謀論の類であり、一切根拠はないという点をまずお断りしておく。今回のかんぽ生命の騒ぎは金融庁が起こした陰謀なのではないかという説である。動機は恨みと金儲けだ。 今回、かんぽ生命で様々…
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かんぽ生命の失敗 – 民主主義が高齢者詐欺を作るまでの歴史
かんぽ生命の問題で郵便局員が非難の矢面に立っているという。ほどんと詐欺としか言いようがない営業をしていたのだから当然といえば当然なのだが、それでも経営者ではなく局員が責められるのは間違っていると思う。…
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日本が戦争するかしないかはアメリカ上院次第になってきた……
カテゴリー:政治と経済Twitterで朗報を見つけた。下院が大統領の戦争権限をブロックする法律を可決させたという話である。27名の共和党員が造反したらしい。 27 Republicans just joined Democ…
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おっさんの失われた怒りが日本を没落させる
カテゴリー:政治と経済先日来、アメリカがイランに対して緊張感を高めている様子を観察している。もともとの関心は憲法第9条問題だった。 内政の不満を外国に結びつけるトランプ政権を見ていると「日本もアメリカとの同盟を解消する方向…
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アメリカはもう助けてくれない – 憲法第9条議論の新しい展開
カテゴリー:政治と経済参議院議員選挙期間なのだが重要なニュースが流れてきた。だが多分選挙期間中は話題にならないだろうし、そのあとも冷静には評価されないだろう。 産経新聞は「米軍トップのダンフォード氏、ホルムズ海峡などでの有…
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「面倒で危険な作業は外国人にやらせればいい」について
カテゴリー:政治と経済東京電力福島第一発電所の廃炉作業に外国人を使うというアイディアが撤回されたという。朝日新聞が伝えている。この記事を読んで日本人の自国民に対する冷酷さについて考えさせられた。 日本人は仲間内での議論に疲…
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権益とthe interests
カテゴリー:政治と経済中東に関して面白いニュースを見つけた。ペンス副大統領が「中東権益を守る」と宣言したというのである。共同通信が伝えている。 ここでアメリカがイラン関連でどんな権益を持っているのかが気になった。アメリカの…
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憲法9条改憲案 – 巻き込まれ不安と現状維持欲求
カテゴリー:政治と経済選挙期間には政治論戦はお休みになってしまうという奇妙なマスコミ習慣がある。何も書くことがないなあと思いながらテレビを見ていたらテレビ朝日で憲法第9条についてやっていた。木村草太教授が「主眼は集団的自衛…