日本政府の口先介入の効果は限定的になりつつある

日本政府は口先介入によってゆきすぎた円安を制御しようとしてきた。当然行動が伴わない動きに効果はなく一時129円台まで円が下落した。日銀はそれでも指し値オペをやると宣言したためさらに円安が進むのではないかと考えられたのだが129円を境に円が買われる動きは出た。円の下落が止まってよかったと思ったのだが肝心の「指し値オペ」の効果が出ていない。つまり市場における長期金利が上がりつつある。こうして「口先介入」を繰り返しているうちに市場は独自の動きを取るようになり先が全く読めない状態に突入しつつある。

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国産鶏肉を使用するローソンの「からあげクン」の様子見値上げ

ローソンのからあげクンが5月31日から値上げされる。1986年4月15日に発売されてから初の値上げだそうだ。値上げ幅は200円から220円と20円の値上げ(税抜き)になる。食料を輸入に頼る日本で食料品価格が上がるのは当たり前だと思われるかもしれないのだが実はローソンのからあげクンは2014年から国産の鶏胸肉を使っているそうだ。これまで値上げできなかったものを「様子見」で値上げしようとしているのかもしれないと感じた。これが成功すれば追随する動きも出てくるかもしれないが人件費がかかる商売にはネガティブな影響が出るだろう。例えば町の弁当屋などがそれに当たる。

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鈴木財務大臣が悪い円安を認める

鈴木財務大臣が悪い円安を認める発言をした。三つの理由から見ていて若干の危うさを感じた。目下さらなる円安が進行中で来週は上値を探る動きになるそうだ。平たい言葉で言えば金利差は織り込まれたので、あとは「どこまでいけるか市場関係者が探る」展開になるのだろう。鈴木外務大臣と日銀総裁の現在のメッセージを市場関係者がどう判断したのかは来週にかけて明らかになるということなのだろう。

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鈴木財務大臣の「日本経済はもはやデフレではないがデフレから脱却した状態でもない」と発言

ごく小さなニュースだが鈴木財務大臣の発言がロイターに取り上げられていた。正確に引用すると「鈴木俊一財務相は14日の参院財政金融委員会で、日本経済の現状はデフレではないとしつつも、デフレから脱却したという状況ではないとの認識を示した」という表現になっている。結果的に125円の線で落ち着くかに見えていた円ドル相場は再び126円を伺う動きになっている。一方でユーロも2年ぶりの安値に沈んだそうだ。米ドルが先行するという状態が生まれていることもわかる。

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円安を受けた財務大臣と官房長官の「一歩踏み込んだ」発言

4月13日に円が126円台に突入し20年ぶりと騒がれた。その後125円台に戻ったのだが予断を許さない状態である。そんな中、財務大臣と官房長官から「円安は好ましくない」という発言が出た。普段は為替相場について発言をしないのだから「これは踏み込んだな」と感じた。打ち手が限られる中で日本政府は難しい情報発信を迫られているようだ。

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