バイデン大統領が始めた危険な報復ゲーム

バイデン政権がイスラム国の幹部をドローンで殺害したそうだ。カブールで13名のアメリカ人と3名のイギリス人(うち1名は子供)を含む大勢(BBCの報道では170名)が殺されたことに対する報復とみられる。内政上は正解なのだろうが「国際法上、こんなことしていいんだろうか?」と思った。だが、情勢はドタバタしていてとても「何が良くて何が悪い」などと評価する余裕はなさそうである。

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日本政府に染み付いた「すぐに事実と異なることを言ってしまう体質」

どうして日本政府はこうも簡単に嘘をつくのだろう?と思う。嘘と言ってもそれほど悪意のある嘘ではない。ついてもすぐにバレるような内容が多い。

アフガニスタンのカブールが陥落してしばらく経った。あれっと思うことがあった。読売新聞によると「若干名の日本人が残っているので自衛隊機が助けに行きます」という発表だった。だが1名しか救出できないということがわかると一転して「自分たちの希望での残っている人がいる」という説明に変わった。つまり「自分たちの都合で残っている」ということにしたのである。ちなみに帰って来たのは共闘通信の通信員の安井浩美さんという方なんだそうだ。そういえば最初は500名と言っていたよなと思った。ソースが見つからないので書くのを諦めていたのだが、福山哲さんのTweetにもそう書いてあった。

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安倍総理の嘘がまた一つ暴かれた「不都合なアフガン」

安倍総理の嘘がまた暴かれた。数年前の安倍総理に変な肉の模型の説明が嘘だということがわかってしまった。あの母子の漫画が入ったフリップによると、邦人の安全は安倍総理が断固守り抜くはずだった。今回、アフガニスタンから自衛隊が取り戻すことができた邦人はたった一名だった。政府にやる気は感じられず、前面に立って勇敢に邦人保護の指揮をとる菅総理の姿もみることもできなかった。

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カブールの邦人脱出大作戦と新安保法制

バイデン大統領のアフガニスタン政策の失敗で日本人大使館員とアフガニスタン人の職員が取り残された。その数は一説には500人程度だという。自ら意思決定できない日本政府はアメリカからの要請があって初めて自衛隊機を送り込むことにした。G7が動いているのに日本だけ何もしないと恥をかくというムラの感覚もあったようだ。

自衛隊機はパラリンピックのブルー・インパルスが話題になった入間基地から出発した。簡単な武器は持っているがタリバンと交戦することはできないという状態である。あまり話題にはならなかったが安倍政権が無理やり通した新安保法制の成立過程も暗い影を落としている。

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そもそもアフガニスタンなどという国はない

アメリカがアフガニスタンから撤退し政府が崩壊した。アメリカが新しく国を作ろうとしたアフガニスタンというのはそもそもどのような地域なのか。そもそもアフガニスタンという国はない。アフガニスタン南部は東イラン語派の人たちが住む地域であり、北部にはウズベクなどのチュルク語系の領域になっている。さらに東イラン語派の人たちの間にも西イラン語派のペルシャ語を受け入れた人たちとそうでない人たちがいる。さらにモンゴルが支配していた時代にやってきてイラン系の言語を受け入れた人たちも住んでいる。つまりアフガニスタンという国はそもそも存在しないのである。だからアフガニスタンに国を作る試みは失敗した。

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