アメリカ合衆国とロシアなどが冷戦以来となる人質交換を行った。日本ではあまり注目されなかったがアメリカでは大きなニュースとして伝えられている。このニュースが時間の半分以上を占めているため、今日はニュース項目が少ない。バイデン大統領は「同盟国の協力があったから成果が出た」と強調し外交の大切さを訴えた。間接的にではあるがトランプ氏の同盟国を無視する発言を牽制しているものと考えられる。
だがおそらく日本人が気になるのはアメリカの株価だろう。経済統計が出揃うとダウ平均が500ポイント近く下落したようだがこのニュースは短く簡単に伝えら得ている。
日本では円高による(一部では植田ショックなどと言われているが)株安が拍車をかけ2,000円以上の下落となったそうだ。明日の雇用統計(monthly jobs number)(アメリカは金曜日なので明日も取引がある)も株安に拍車をかける可能性がある。これまで景気減速=利下げ期待=株高だったが、なぜか景気減速=景気悪化=株価下落担っているのもポイントだ。経済指標に関する解釈が変わりつつあることがうかがえるため、経済ニュースを気をつけてみておいたほうがいいだろう。
株がわかっている人は「こんなときもある」と感じるだろうが、目先のニュースに一喜一憂している人たちはおそらく高いときに株を買いパニックになり売ってしまうのかもしれない。情報リテラシの差はどうしようもない。
- ロシアが冷戦以来初となる多国籍間の囚人交換に応じる。ウォールストリート・ジャーナルの記者などが戻ってきた。バイデン大統領は外交成果を強調し同盟国の重要性をアメリカ国民に訴えた。囚人たちはトルコ経由でアメリカに帰国。ベルリンの狙撃犯がロシアに引き渡された。
- アメリカ合衆国の金メダルラッシュの話題。
- トランプ氏がハリス氏を攻撃したが逆に批判(Backlash)にさらされている。ハリス氏はインド系とアフリカ系のアイデンティティを便利に使い分けていると言う批判。
- ハマスのリーダーのハニヤ氏の殺害に新証言。空爆ではなくあらかじめ仕掛けられていた爆弾で殺されたという。アメリカ合衆国は攻撃が起きたあとで詳細を知らされたと強調。つまりアメリカは軍事支援も含めいかなる援助もしていないということをいいたいようだ。
- ダウが494.82ポイント(1.21%)下落。明日の雇用統計に注目が集まる。
- 工場からアンモニアが漏れ出し入院する人も。
- 1億7000万人の住んでいる地域に高温警戒情報。
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