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イーロン・マスク氏に薬物常用報道 きっかけは鬱病治療で役員たちの間でも問題になっていた

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イーロン・マスク氏に薬物常用の報道が出ている。ウォール・ストリート・ジャーナルが伝え
日本の媒体も後追いしているがWSJの報道の範囲を超えておらず詳しいことはわからない。英語版のビジネスインサイダーが追加報道を出していることからおそらく今後日本語でも追加報道が出てくるものと思われる。

あくまでも「報道によると」だがマスク氏は鬱病治療のためのケタミンを「娯楽」で常用するようになっていたようだ。アメリカでは必ずしも違法ではないそうだが、不規則な発言が役員の間でも問題になっていた。ただしSNSのXでの不規則な発言は珍しくないうえにケタミンの使用もすでに知られていた。「ああやっぱり」と考える人も多いようである。

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今回の報道の特徴はおそらく「ああやっぱり」と考える人が多かったという点にあるのだろう。日本語では時事通信・読売新聞・日経新聞など各紙が伝えているがWSJの報道を受けたものとなっており目新しい内容はない。連邦政府の取引に影響が出そうだという指摘もあるがスターリンクのように代替が効かないものもある。

英語版ではビジネスインサイダーが追加報道を出している。どうやら突飛な発言は役員会でも問題になっていたようだ。会議で突然意味不明なことを話し始めることもあり、慌てて役員が会議を引き取ったという証言もある。役員たちは対策を協議していたようだが「薬物」については触れないようにしてきたとも書かれている。経営への懸念が広がることを恐れてマスク氏側は「事実ではない」と否定しているため、今の所「一部報道によると」ということになる。

この中にケタミンという耳慣れない薬物の名前が出てくる。アメリカではフェンタニル中毒が社会問題になっている。中国で原材料を調達しメキシコの工場で加工する。持ち運びが簡単なために発見が難しいとされる。

アメリカで違法薬物が問題視されているのは確かだが今回問題になっているケタミンは違法ではないそうだ。次から次へと新しい薬物が出てくるためキャッチアップが難しい。

イーロン・マスク氏は早くから自分が躁鬱病であると告白しており治療にケタミンを使っていたこともわかっている。通常の鬱病治療薬は患者の活力を減退させることが知られておりマスク氏は「ゾンビ化」と表現している。ケタミンにはそうした問題がないが逆にオーバードースの問題が出てくるのだろう。

マスクはまた、最も一般的に処方される抗うつ薬のSSRI(選択式セロトニン再取り込み阻害薬)が「人々をゾンビ化させる」と主張している。

検索するとForbesの記事が二つ出てきたが一つは2017年の記事だ。マスク氏が精神的な問題を抱えていたことは広く知られていたということになる。

今回の報道はある意味これを追認しただけとも言える。マスク氏のカリスマ性の秘密はもともとのメンタルの問題と薬物の影響であるということが再確認されただけといえるのかもしれない。いまやウクライナやガザ地区の情勢にも影響を与えるようになったマスク氏だがその代償は意外と大きなものだったのかもしれないと感じる。

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