岸田総理のヨルダンとエジプトへの巨額支援に批判が高まる 会議中に攻撃再開の知らせを受け外交でもタイミングの悪さを露呈

UAEで開かれたCOP28に合わせて岸田総理がガザ情勢に関連したいくつかの会合を持った。イスラエルとの会談では会議途中で攻撃再開を知らされ肩を落とす場面が報道されている。特にネットでの批判が集まっているのがエジプトとヨルダンに対する巨額の資金援助だ。人気の総理大臣であればこの程度の資金援助で批判されることはなかったのだろうがすでにネットの標的になっておりYahoo!ニュースで批判コメントが殺到しているのだ。

足元では安倍派などが政治資金規正法問題を抱えこんでいる。岸田総理はあくまでも党の問題として切り離しを図りたい考えだ。松野官房長官も当事者として名前が上がっているため政府として説明ができない状態に陥っている。石破氏が「もう派閥などなくてはいいのではないか」と情報発信している。派閥の力が相対的に弱まれば政権基盤の弱い石破氏にもチャンスが生まれる。






イスラエルとハマスの間の停戦はもう持たないのではないかという事前情報も飛び交っていたようだ。だが外交日程のついでの会談ということもあり非常に間の悪い展開となった。停戦継続を訴える会合の途中に「状況が悪化した」とイスラエル側から伝えられた。結局、TBSのカメラに「肩を落とす岸田氏」という映像を撮られ放送されてしまうという展開になった。

TBSのコメントは岸田氏を慰めるようなトーンになっている。

会談直後には“戦闘再開”の一報が確認され、岸田総理は「残念だ」と肩を落としたということです。事態の鎮静化がいかに難しいか、改めて、突きつけられました。

片手間で和平交渉への介入などできないということは明らかだ。こうなるといつものように財政支援で貢献するしかない。これまで日本ではこうした巨額の外交支援は大国の証として概ね歓迎されていたが、こちらも状況が変化しつつある。岸田総理が「いい格好をするため」にお金を配っているとみなされているのである。

Yahoo!ニュースでは一時エジプトの支援のニュースがコメントランキングで一位になっていた。生活の困窮を訴える書き込みも多くSNSが資金援助と自分達の暮らしを直接比べていることがわかる。支持率の高い総理大臣であれば「国際貢献は必要だ」とする擁護の書き込みも多く見られるのだろうが、岸田総理が自分の存在を大きく見せるために援助を利用しているのだろと冷ややかな見方をする人が多い。続いてヨルダンにも支援を表明したが同様の現象が見られた。あるニュース記事がコメントランキングで上位に浮上するとそこに書き込みが集中するという状況が見られる。一種不満のはけぐちと見做されるようになっている。

早速スポーツ紙が反応し「外面メガネ」「ばらまきメガネ」「ばらまきボンビー」などという新しいあだ名が提案されている。もともとオールドメディアでは「内政よりも外交に定評がある岸田総理」という定評があり、G7では実際に支持率も上がっていた。そのことを考えると「外交の岸田」という評価も完全に剥落していることがわかる。

このような記事を見る限り岸田総理への批判は合理的なものではなくなりつつあるということがわかる。もう「見るのも嫌だ」という人も増えているのだろう。

政治資金規正法では特捜部の攻撃にさらされている。新たに二階派にもキックバック問題が見つかり自民党内部に広がりが出てきた。こちらは安倍派の当事者として松野官房長官の名前が出てきた。事務の責任者をしていた時期があるという。政府としては説明ができなくなってしまうため「派閥の問題であり自民党で対応する」として切り離しを図っている。

批判文脈の大きな変化を感じる。

まず政治と金の問題だが、リクルート事件の時は「政治家が経済界から便宜を受けている」として政治全体に対して透明性を求める傾向が強かった。政治家はクリーンであるべきだという国民の期待も大きかったからだ。だが、今回は安倍派が裏金作りをしていたという点にはさほど批判が集まっておらず岸田総理が矢面に立っている。元々は国民に高い負担を押し付ける嫌な総理大臣だという評価だったのだろうが反発は徐々に感情的なものに変わりつつあると言っていいだろう。つまり政治にはサボ度期待しないし細かいことはどうでもいいが、とにかくもう岸田さんを見るのは嫌ということなのだろう。

次に国際貢献についても情勢の変化を感じる。かつて日本人はG7の一員として支援する側の国であるということを好意的に受け止めてきた。だがYahooコメントを見る限り「そんな余裕もないのに大国ぶっている」というような表現が多用されている。かつての「大国である」という自意識が剥落していることがわかる。こちらは岸田総理に対する反発なのかそれとも国民の意識の変化なのかがよくわからない。

こうした空気の変化チャンスだと考えているのが石破茂元幹事長だ。石破元幹事長は事実関係を十分説明できないならば「政治集団なんて解散したらいい」と発言した。派閥の力が相対的に弱まれば派閥を背景にしていない石破氏にもチャンスが出てくる。また、立件される前に説明しろといっている。つまり逮捕される前に自首しろといっているのである。

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