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小池百合子さんのアウフヘーベンの意味

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小池百合子さんがよく「アウフヘーベン」という言葉を使うがどういう意味だろうか。

終身雇用が崩壊して目標を見失った男が威張りつづけたいっていう欲望も、男に威張り散らされてうんざりしている女の不満も、私がのし上がるために利用できるっていう意味では同じなのよっ!アウフヘーベンよ。

ちなみに前者は今では保守と呼ばれ、後者は革新とかリベラルとか言われることが多い。希望の党はどっちも叶えてくれるそうだ。

中道左派の用語では市場万能主義でもなく計画経済でもなく「いいとこ取り」することをアウフヘーベンというそうだ。翻訳としては「いいとこどり」だと思っていればいいと思うのだが、実際には「どっちつかず」か「どちらも失敗」になりがちである。菅直人さんの「第三の道」もアウフヘーベンなのだそうだ。

ちなみにGoogleトランスレートにかけてみると「つけています」という訳が表示される。かぶるという意味があるようである。auf haben eine Perückeとすると「かつらを持つ」と表示された。かつらを被るではなく持っているという意味になるようだ。aufは「上の」でhabenは持っている(英語のhave)だそうだ。

だがaufhebenをGoogle Translateにかけると「キャンセル」が出てきて、Ich aufhebenと入れると私は拾うと出てくる。ドイツ語は難しい。

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