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【ABCニュース】トランプ大統領と最高裁判所長官が異例のバトル

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今朝は少々陰謀論めいた「アメリカの大陸国家化」についてお伝えした。トランプ大統領とプーチン大統領が生存圏を分け合おうとしているという筋。

しかしながら、穏健なニュース番組では当然そのような破天荒な論調になっておらず、トランプ大統領がプーチン大統領を説得できなかったという筋で語られている。日本の識者の分析でもプーチン大統領がトランプ大統領に恥をかかせないために一定の配慮を示したという分析がメインストリームとなっている。

一方で最高裁判所長官と大統領が非難の応酬を繰り返すという異常事態も起きておりこちらは詳細に伝えられている。トランプ大統領は大統領を「民意によって選ばれた王様」のように考えており有権者が望むなら法律を超越してもいいと考えているようだ。REUTERSがやり取りを日本語で記事にしている。

私は有権者が望んだことをしているだけだ。私に出廷を強いる多くのいかさま(crooked)判事と同様、この判事は弾劾されるべきだ

米最高裁長官が異例の反論、トランプ氏の「判事を弾劾すべき」発言受け(REUTERS)

一方別の地裁判事はマスク氏のDOGEも憲法違反の可能性が高いと指摘しており、政権と裁判所のバトルはまだまだ続きそうだ。

日本のメディアを見ているとトランプ大統領が既存の世界秩序を転覆させるなどという話はまったくリアリティがないだろうが、連日このような無茶苦茶な主張が展開されているため「何があっても不思議ではないよなあ」という気がしてくるのだった。

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