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暗号資産詐欺でFTXのサム・バンクマンフリード氏に禁錮25年の判決など

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今日はデビッド・ミュアー氏はお休み。

引き続きトップニュースはボルティモアの貨物船の事故。船を除去するまではで河口が通行できないそうだが破片(debris)を一つひとつ片付ける必要があるとのこと。Debrisは語尾にsがついているが不可算名詞なんだそうだ。

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暗号資産(Crypt Currency)詐欺で逮捕されたFTXのバンクマンフリード氏が25年の判決を受けた。バンクマンフリード氏は謝罪をしているが裁判官は「後悔(remorse)の言葉は聞かれなかった」としている。バンクマン氏はアラメダ・リサーチに資金を流し(tunneling)ていた。

全てを失ったという被害者からの200以上の手紙が多く届けられ判決では「再び同じようなことをやるリスクは軽微ではない=not a trivial risk」 とされた。気になるのはこれが最終判決かどうかだが、日本語の記事を読むと連邦地裁判決とされている。サム・バンクマンフリード氏が控訴するかについては語られておらず従って判決が確定したかはわからない。同時に110億ドルの資産没収も言い渡されている。控訴で検索したところ産経新聞が控訴はあると書いている。つまりまだ判決として確定したわけではなさそう。

当初懲役25年と理解していたのだが日本語の記事を読むと禁錮だそうだ。英語では収監されること全般をimprisonmentというそうだが刑務所に収監されるとか25年の判決を受けたなどと表現されており「禁錮」にあたる言葉は使われていないように思える。懲役の場合はimprisonment with hard laborと表現されるそうだがアメリカの刑法が懲役を基本としていないのかあるいはニュースでたまたま区別していないのかがよくわからない。意外なところでつまづくものだなと感じ、今後注意して聞いてみたいと思った。

アメリカはイースターでお休みだが、東海岸と西海岸はそれぞれ悪天候の予報になっている。メジャーリーグベースボールのシーズンが始まり大谷翔平選手がちらと扱われていた。

バイデン大統領、クリントン元大統領、オバマ元大統領がキャンペーンに集まり$25mil(日本の報道では37億円)以上の資金を集めたということ。バイデン大統領の資金集めは極めて好調。トランプ氏もSNSの上場などで資金を集めているのだが数々の訴訟のための費用が嵩んでおり懐事情はそれほど楽ではないようである。

日本では政治と金の問題が盛んに議論されているが、アメリカでは気軽に資金集めが行われており、これらはきちんと報告させすれば合法になる。きちんとした選挙資金集めを管理する機関があるため資金集め自体が問題になることはない。このためアメリカの事情を知っている人の中には「なぜ日本では政治家の資金集めが問題になるのだ?」と素朴な疑問を持つ人がいる。

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