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参議院選挙の投票先を決めたいのですが、どうしたらいいでしょうか?

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7月に参議院選挙があるので、そろそろ投票先についての情報収集をしたいと思っている。基本的には「安倍政権は終わってほしい」と考えている。安倍政権への不満を羅列すると次の通りである。

  • 野党時代に作った憲法改正案がずさん。作った本人たちも何を目指しているのか分かっていないのではないかと思えるし、安倍さんにも意欲はなさそうだ。自民党が勝ってしまえば、この改正案は一人歩きして暴走するのではないかと思う。
  • 対米追従政策が唯一現実的な政策だと認めたとしても「姑息さ」がない。
  • 安倍政権は大企業寄りの政策を推進しているのだが、これは持続可能性が低いと考えている。民主主義を不安定化させるだろう。
  • アベノミクスは事実上破綻していると思うが、自力では止められそうにない。欧米が要求する規制緩和とは非市場の市場化のことだが、多くの政治家は理解していないのではないかと思う。
  • 自民党は、小規模既得権益層の利益と世界観を代表しており、自由主義的な経済政策には対応していない。
  • 安倍政権は諸政策を強引に進めすぎた。そこで国民の間に深刻な分断が起っている。国民は目の前にある党派対立に夢中になり、解決すべき問題を忘れている。

さて、ここで選択肢は2つある。一つは、とりあえず対抗勢力になりそうな人たちに投票すること。右が行き過ぎれば左に投票することになる。民進党や共産党に投票するか市民団体系が支援する人たち(地域の市民団体系は選挙区では民進党と協力することに決めたそうだが、比例では「生活系」の候補者を応援している)に同調する方法である。もう一つは、比例で「自由主義的な次世代型の政党」に投票することだ。そこで第一の候補になっていたのが「日本を元気にする会」や「表現の自由を守る党」だ。
民進党(あるいは革新系)には不安がある。分配に対応した政党であり、ある意味自民党に投票するのと同じことなのだ。民進党には「再構築・あるいは新規開発して稼ぐ」という意識はなさそうだ。これは、自民党から共産党まで一貫している。できることは、どちらかを勝たせないようにしてブレーキをかけることだけだ。
とはいえ「次世代系」の人たちにも不安はある。この人たちは、分裂を繰り返している。Twitter上では人当たりがよいのだが、実際にはリーダーシップ上に深刻な問題を抱えているのではないかと推察される。こうした懸念は証明のしようがないのだが、当たることが多い。山田太郎氏はおおさか維新に合流するという報道があった。
おおさか維新は自民党の補間勢力になっているので、もし移ってしまうと投票ができない。おおさか維新は「地方分権」だが、どうも地方分権を「財源委譲」だと考えているのではないかと思う。
ということで「元気会」に近い人たちに「いったい何が起きているのか」を聞きたいところだ。マスコミが先行しており、本人たちの説明を聞いてみたい。なんとなく「どうにかなるんじゃないか」と思うのだが、もうどうにもならないのかもしれない。