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「女性の社会進出」と「世代間闘争」巡る小さな議論

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女性の社会進出は進んでいる。特に高齢者が目立って増えているらしい。

  • ここ数年で女性の労働力は94万人増えているが、54万人は65歳以上。
  • 老齢者は年金だけでは暮らして行けないから働かないと仕方がない。
  • 左派はこれは安倍政権が間違っているからという認識を持つ。

その裏で、高齢労働者は若年労働者を締め出しているらしい。

  • 同じ調査では25〜34歳まで労働力が20万人減っている。
  • このトレンドは中期的なもので、広がりつつあるようだ。
  • 将来の労働生産性が損なわれるだろう。
  • 一方で若者は引きこもるので、問題は顕在化せず対策は遅れるはずだ。
  • 左派は奪い合う。世代間は競争関係にある。

この状態でバラマキが進めば、将来の日本が心配だという意見があった。

  • 別に日本がどうなっても構わないが、国民1人ひとりの暮らしが困窮するのは困る。
  • 左派はこれでも「安倍政権は間違っている」「バラマキ(配分)が足りない」と言っている。
  • 不景気になるほどバラマキ欲求が増え、バラマキの原資も増える。その影で生産性は失われる。

左派は安倍政権が悪いという。

  • 安倍政権を責めている間は精神の均衡が保てる。いつかは別の政権が出てきて国民が救済されると信じられるから。左派は幸せな人たちだ。
  • 実際には民主党は「野党宣言」をしている。つまり、対案を考えるつもりがないと言っている。だから、救済はない。

状況はかなりまずい。

  • 問題の一部は認識されている。
  • どう稼ぐかという議論をする人はいない。
  • 今でもバイトしなければやってゆけないと考えられているのだが、将来の年金資金は失われつつある。去年の後半で7.9兆円が失われ、今年に入って2週間でさらに7.4兆円が失われた。
  • 実際には「まだ時間がある」と考えられており、目の前の対立(党派対立や世代間競争)に夢中になっている。
  • 実は「戦争法案が」とか「立憲主義が」とか「日本の誇りを取り戻す憲法を」などということを争点に参議院選挙をやっている場合ではない。

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