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岸田総理にとって外交と予算で忙しい一週間が始まる

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世間は今日から春のお彼岸の休みに入るのだが国会と岸田総理にとっては怒涛の予算・外交ウィークになる。日程だけを軽くまとめた。

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  • 19日(土)モディ首相と会談
  • 20日(日)フン・セン首相と会談
  • 21日(月)春分の日
  • 22日(火)予算成立
  • 23日(水)ゼレンスキー大統領演説
  • 24日(木)G7会合のためにブリュッセルへ

まず岸田総理は土日を利用してインドとカンボジアを訪問する。対ロシアで態度が曖昧なインドの首相との面会が注目される。

次に1日のお休みを挟んで22日には予算が成立する。野党の指摘にいちいち反論せずとにかく予算を死守する道を選んだ。蓮舫議員いわく「聞き流す力」を発揮した形だが安倍総理のようにカッと発言したことで国会を空転させるというようなことはやらなかった。

予算が終わってすぐにゼレンスキー大統領のオンライン演説がある。泉立憲民主党代表は「こうしたほうがいいよと言っただけで反対するつもりはなかった」と抗弁している。

その後で、G7会合に出席する。NATO、EUの首脳会合に合わせて実施されるそうだ。日本だけがNATO加盟国ではないのだが、日本を巻き込むことで「欧米対ロシア」ではなく「世界とロシアだ」という図式を作ろうとしているのだろう。

新興国の中にはこの制裁に加わらない判断をする国が増えている。中国、サウジアラビア、UAEがその筆頭だが、インドがどのような態度に出るのかも注目される。

中国とサウジアラビアの間では元による取引が始まる。この発表があって元が上がったそうだ。さらに中国とロシアは銀行ネットワークの統合を計画し始めたようである。西側が国際制裁を行うことで却って中国の存在感が高まる可能性が出てきた。

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