大谷翔平選手も訴えられた暗号資産交換大手FTXの破綻とバンクマンフリード氏の凋落

暗号資産の大手FTXが破綻し大騒ぎになっている。このニュースや暗号資産については全く詳しくなく「FTXはFXの会社だ」などと思っていたレベルなのだが、情報を整理してみることにした。もともと一部の人が関心を持つだけのニュースだったがアメリカではセレブが広告塔になっていたため話題になり始めていた。今回FTXが訴えられたのだが対象者として大谷翔平氏や大坂なおみ氏が含まれていたため日本でも話題になり始めている。

“大谷翔平選手も訴えられた暗号資産交換大手FTXの破綻とバンクマンフリード氏の凋落” の続きを読む

一時137円台に。過度な「円安の嵐」は過ぎ去ったのか?

円の下落もようやく終わるのか? 円が一時137円台になったというニュースを見てそう思った。137円まで円が戻したのはアメリカで「米卸売物価指数が市場予想を下回り」利上げはここまでではないかという観測が出たからなのだそうだ。これを書いている時点の相場は139円になっているが一時のように150円を窺うという展開ではない。

“一時137円台に。過度な「円安の嵐」は過ぎ去ったのか?” の続きを読む

アメリカのCPI統計を受けて円高が加速。一時141円台に回復。

一時は150円まで来ていたドル円相場だが現在は142から141円で推移している。原因は二つあるようだ。一つは財務省・日銀の介入の影響である。「籠城」などと言われていたが効果を発揮しているようである。もう一つはアメリカのCPI(消費者物価指数)の動きだ。

今回は関連ニュースが多い。一つひとつを分析していると読むのもつかれそうだ。項目を短くまとめるだけにとどめた。

“アメリカのCPI統計を受けて円高が加速。一時141円台に回復。” の続きを読む

FOMCは0.75%で決着。直後に円の急騰もすぐに「鎮火」されてしまう。

FOMCでは「出口」に対する見通しは示されなかった模様

FOMC会合が行われ0.75%の利上げで決着した。通常であればかなりの利上げになるのだが、4会合連続なので特に驚きはなくなっている。事前には1%行くのではないかという観測も出ていたことから「予想通りに終わった」ということなのだろう。

“FOMCは0.75%で決着。直後に円の急騰もすぐに「鎮火」されてしまう。” の続きを読む

アメリカのイエレン財務長官は本当に日本の為替介入に怒っているのか?

日本のいくつかのメディアがイエレン財務長官の発言について伝えちょっとした動揺が広がった。余裕がないイエレン財務長官は「情報がない」と言っただけなのだろうが、読売新聞は「東京から何の通知もない」と報告がないことを問題視しているようなタイトルをつけた。まるで報告する義務があるかのようだ。おそらくアメリカの逆鱗に触れることを恐れた記者たちは神田財務官に説明を求めたが、神田さんは「容認してくれているのだろう」と根拠なく曖昧に答えるのみだった。

イエレンさんは怒っているのか、怒っていないのか。考えてみた。

“アメリカのイエレン財務長官は本当に日本の為替介入に怒っているのか?” の続きを読む

財務省・日銀の円買い介入 回数と額の簡単なまとめ

今回は少し気分を変えて円買い介入の流れだけを書いてみようと思う。額については月末にまとめて確定値が報告される。だが、手法についての具体的な発表はないのですべてメディアの「根拠のある憶測」になる。記事を集めてみてそもそも時系列に並べてみないと何が起きているかわからないと感じた。おそらくある程度学習しつつ手法を変えている。また、当初のメディアの予想も後になって「実は違っていた」ということが起きているようだ。

“財務省・日銀の円買い介入 回数と額の簡単なまとめ” の続きを読む

鈴木財務大臣が「いまの円安は投機筋のせい」と説明するが記者は疑問視

円安が止まらない。ロイターによると鈴木財務大臣は「日本円がなぜ投機筋に狙われるのか」と聞かれ「質問には答えない」と応じたそうだ。鈴木財務大臣はこれまで急速な円安は投機のためだ説明しているため「だったらなぜ投機筋から狙われるのだ」と言う質問が出たのだろう。もちろん円安には構造的要因もあり投機だけが原因ではないのだから鈴木財務大臣に答えがあるわけはない。

手詰まりのように見える日本の為替対応だが世界は黒田総裁にある期待をしている。つまり「今はとにかく動かないでくれ」と考えているのだ。日本国民は円安によるデメリットを被るが、その結果として世界金融を「最悪の事態」から世界を守っている可能性もある。

新しい補正予算も国債頼みとなることが確実になった。こうなると財務省の大規模な下落に介入で急速な下落に歯止めをかけつつ世界経済が好転するのを待たなければならないということになる。そうこうしているうちに円の急騰がありその後また下落が始まった。持久戦は今も続いているようだ。円安が進めば窮乏するのは日本国民だがしばらくは援軍も来そうにない。苦しい展開が続きそうだ。

“鈴木財務大臣が「いまの円安は投機筋のせい」と説明するが記者は疑問視” の続きを読む

ドル円相場が150円を突破し「円防衛隊」は孤独な戦いを強いられる

ドル円相場が一時150円を超えて下落した。1990年8月以来32年ぶりの水準なのだそうだ。AFPは円安が止まらないと書いているがしばらくは149円台をうろうろしていた。市場自体は円安方向に向けて加速しているので「何らかの介入が行われているのかもしれない」と感じた。

神田財務官は「原資は無尽蔵だ」と強気の姿勢だ。だが、政府が状況をきちんと監視できているかよくわからない。実際に応戦しているのかはわからないが仮にそうだった場合「円防衛隊」の神田司令官は孤独な戦いを強いられていることになる。

仮に防衛に失敗すると「財務官・日銀総裁の暴走」などと総括されかない。この暴走で最も悲惨なのは「何の成果も上がらない」のに負担だけが増えている可能性があるという点だろう。ただ実態がどうなっているのかが国民に説明されることはなさそうだ。

“ドル円相場が150円を突破し「円防衛隊」は孤独な戦いを強いられる” の続きを読む

中国との経済切り離しがアメリカ経済に与えた影響と今後の展望

先日中国について書いた。一旦「おそらくデカップリング(米中切り離し)とインフレの影響は政治的には語られないだろう」と書いてから一応関連記事を探してみた。アメリカではあまりでカップリングのことは語られないのだが、日経新聞を検索すると簡単に記事が二つも見つかった。どうやら既に日本では影響が指摘されていたようだ。

だがこの二つの記事のうち1つは面白いことを書いている。金融政策をやりすぎると「日本化」が進むだろうというのだ。資産バブルが崩壊した結果経済成長が止まった日本と同じようなことが他の先進国でも起こるかもしれないという見立てになっている。

つまり冬の後に春は来ないということになる。

“中国との経済切り離しがアメリカ経済に与えた影響と今後の展望” の続きを読む

「ステルス覆面介入の噂」も全く効果はなく、ついに円は149円まで下落

共同通信が「政府、13日に円買い覆面介入? 日銀統計で市場に観測」という記事を出している。日銀の発表した当座預金の残高が1兆円減っていることから「何かに使われたのではないか」と噂になったようだ。ロイターは「財政等要因で4兆0900億円の不足」と書いている。当初の予想は3兆円程度の不足だったことから「何か政府が緊急に使ったのでは?」と考えられいるようだ。「財政等要因」とは政府が税金などを貯めておく日銀の「普通預金口座」のようなもののようである。ここから1兆円ほど消えていることから「何か急に必要なことがあったのだろう」と言われているということになる。

“「ステルス覆面介入の噂」も全く効果はなく、ついに円は149円まで下落” の続きを読む