ざっくり解説 時々深掘り

ESTP, ESTJ

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ESTP


何が来ても慌てない人。機械いじりとスポーツが好き。長い説明は苦手で保守的。いちおう、手許の資料を訳してみたのだが、よく分からない。こういう人、周りにいますか?あまり、リーダーとしては使えないタイプのように思える。だけど、機械のメンテナンスとか日々の作業はこなせそうな感じにも見える。もしTP型を指向するなら直感でばりばりと判断すべきなのだろうけど、この人はどうやらSなので、現実的なディテールを好むみたいだ。でも、ちょっとよく分からない。
どうやら短期集中型らしい。確かに、すべての人が「大きな絵」ばかり描きたがり、戦略作りばかりしていたのでは現場は破綻しそうだ。しかし、だからといってちいさなシゴトをやりかけて放り出されてばかりいると困る。現実的になるのであれば、PよりもJに徹した方がいいように思える。

ESTJ


実際的、現実的、役に立ちそうにないことには興味を持たないが、応用は得意。整理整頓を好み、他人のことを考えることができたら、よいアドミニストレーターになれるような能力を持っている。資料にはプロジェクト・マネージャー向きという走り書きがある。こういう人は具体的に想像ができる。
ネット上の資料を見ると、これを裏返したことが書いてある。すなわち仕切り屋。鍋奉行みたいな感じ。
これで、Eは終わり。どうやら大きな絵を描く戦略家・重役タイプの人から、現場のことを細かく面倒見る人まで様々なバリエーションがあることが分かった。手許の資料は右にESTPがあり、左にENTPがあるのだが、どうも「現場監督」から「戦略家」まで順番に並んでいるような印象を受けた。また、それぞれの能力にはコンパチビリティがあるようにも思える。
もう一つの洞察は、自分がどういう資質を持っているのかを知っておくのは大切なのではないだろうかということだ。日本ではMBTIはあまり知られていないので、就職対策としては役に立たない。しかしながら、例えば、長期的なビジョンを立てることが得意ではないのに戦略コンサルタントになりたいと考えても、あまりよい結果は生まないだろう。

一方、他の資質を知る事によって、自分がなりたいシゴトにはどのような能力が必要なのかを客観的に見る事もできる。例えば、デザイナーのようなシゴトには現実と細部をありのままに観察する能力が必須だと思う。(今は半分しか見ていないのだが、I型の人の方が向いているかもしれない)もし、物事を大枠で捉える人が、どうしてもデザイナーになりたいのであれば、物事を細かく見る訓練をすればよいということになるだろう。
実際にシゴトをして「現場でプロジェクト監督をしながら」「デザインもこなし」「企画書を書く」というような人がいたとして、自分は何で一流を目指すべきかということを考える場合にはこうした人物のフレームワークを研究したり、人に聞いてみてもいいかもしれない。(チームメンバーの中にはちゃんと観察している人がいるはずだ。)


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