カテゴリー: 政治と経済
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NATO首脳会談を前に浮かび上がるバイデン政権のウクライナ戦後処理構想
NATOは11〜12日にリトアニアのビリニュスで首脳会議を開く。この首脳会談を前にアメリカが「ウクライナ処理」をどう考えているのかがうっすらと見えてきた。ある程度の膠着状態を作った上でロシアに介入し抑…
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安倍晋三氏の一周忌 後継者候補たちは支持者たちが何を期待していたのかを掴みかねている
7月8日で一周忌を迎える安倍派だが後継者が決まらない。現在は5人の有力候補がいるそうだが集団指導体制を希望しているという。岸田総理もまた「安倍氏の意志を受け継ぐ」と言っている。「意志を受け継ぎたい」人…
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マイナ健康保険証問題で受け答えが不安定化する河野太郎大臣はあとどれくらい「持つ」のか
読売新聞が再び内閣改造報道を出した。読売に報道させて総理が「何も考えていない」と否定するのは国会会期末の解散騒ぎの時にもみられた岸田総理の手法だ。読売新聞の焦点は河野太郎大臣の処遇である。総理は「おそ…
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返納運動の影で47万枚ものマイナカードが本当に失効している
「事実上の撤回」はしたものの、いぜんマイナンバーカードの健康保険証化に反発が広がっている。過敏に反応する人もいて一部では返納運動に発展しているという。 そんななか、デイリー新潮が「マイナンバーカードの…
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「公募祭り」を盛り上げるはずが大阪自民党府連の支部長たちが血祭りに
自民党の大阪府連で支部長の公募が行われる。このニュースにおいて時事通信は「茂木派と岸田派が入っていないのは不公平である」と伝えている。本当にそうなのか調べてみた。実際にはこのニュース「事実上の更迭」な…
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高い目標を掲げすぎたマイナンバーカード健康保険証構想は事実上の撤退へ
連日マイナンバーカードについて書いているので、行きがかり上、閉会中審査を見た。公明党が「プッシュ型で資格確認書を送れ」と政府に要望認め事実上政策は破綻している。現在のマイナ保険証普及率は7割なので3割…
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税収は好調だか、それでも主要新聞は消費税増税を望んでいる。
税収が好調だという記事を見つけた。ヤフコメには「税金を下げてくれ」という悲痛なコメントが並ぶ。これについて主要新聞はどのような整理をしているのだろうと思い社説を読んでみた。 実は「消費税を上げる議論を…
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マイナカード問題はついに「笑えないギャグ」の領域に突入した。
閉会中審査を前に「暗証番号のないマイナカード」の話が出てきた。事実上の電子キー配布プロジェクトの断念だが、Twitterでの反応を一通り見る限り「だったら健康保険証でいいじゃん」というものが多かったよ…
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バイデン大統領の「アルカイダはもういない」にタリバンが大喜び
時事通信がタリバンがバイデン大統領の発言を歓迎していると書いている。記事が短いのでよく意味がわからない。調べてみると「アメリカはもうアフガニスタンに興味はない」ので結果的にタリバンの支配を容認している…
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「ウクライナは秋頃までにロシアと和平交渉に入るのではないか」との報道は泡のようにしぼんだ
このニュースを最初に知ったのはTBSニュースの短い一文だった。疑い深い性格のため「アメリカが落とし所を探しているのでは?」などと思ったのだが、こういう思い込みは失敗するなと考えてしばらく待つことにした…
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マイナンバーカードは名称ではなく河野太郎大臣を取り替えたほうがいいシンプルな理由
おそらく日曜討論なのだろうか。河野太郎大臣がNHKの番組で「マイナンバーカードという名前は変えたほうがいい」と発言したそうだ。共同通信などが伝えているが案の定ヤフーニュースのコメントは荒れていた。マイ…
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五ノ井里奈さん性被害事件で忘れられがちな「脅かされる男性側」の視点
五ノ井里奈さんの事件の裁判が始まった。「笑いを取るために押し倒した」とする証言が社会的に非難されている。だがここではあえて「男性側の視点」から問題を捉えてみたい。「絶対的加害者である男性の味方をすると…
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なぜ岸田総理の「終身雇用見直し」は日本を破壊するのか?
岸田文雄さんが総裁選に出馬した時に新しいノートを買った。そのノートには「新しい資本主義」とういうタイトルがつけられた。おそらく岸田さんはこのタイトルが気に入っている。だが肝心の一行目が決まらない。おそ…
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第三次世界大戦よりもキツい「浸潤する戦争」シナリオ
ウクライナの戦争が次第に周囲に拡散しつつある。「このままでは第三次世界大戦になるのでは?:と考える人も多いだろう。だが、そうはならないかもしれない。代わりに考えられるのが「構造化されていないの戦争」の…
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カジノのチップは誰が配る? アメリカでアファーマティブアクションに違憲判決
アメリカの最高裁判所が2つの重大な判断を下した。アファーマティブアクションが違憲だという判断はすでに報道されているが、今朝のニュースではバイデン政権の「ローン減免」も違憲だとされたようだ。終身の最高裁…
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マイナカードのデスマーチは泥沼の「第2フェイズ」へ
マイナカードを使った住民票サービスでまた不具合が起きた。デスマーチが第2フェイズに突入したようだ。実はデスマーチを止めるのは非常に簡単だ。単に落ち着いて全てを止めてしまえばいい。 ただ、実際にデスマー…
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フランスで警察官の少年殺害が暴動に発展 その複雑な事情
パリ郊外の警察官が交通検問を無視した少年(ナエル・M)を殺害した。この時点では「ああまたか」と思った。アメリカではこの手の事件が頻発しているためなんとなく慣れてしまっている。しかしあれよあれよという間…
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政策ベースの政権交代が起こらないのは国民に余裕がないから
別のエントリーで「岸田総理はナメられている」と書いた。これを払拭するためには自民党内部で疑似政権交代が起こる必要があるだろうという筋でまとめた。だがここで当然「なぜ政策ベースでの政権交代ではいけないの…
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おそらく岸田総理はバイデン大統領にかなりナメられている
バイデン大統領が発言を修正した。自分が岸田総理に働きかけたのは防衛費の増額ではなく韓国との関係修復だというのである。日本は「韓国が勝手に歩み寄ってきた」という説明をしており政府の説明とは食い違う。だが…
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「言葉では説明はできないがなんか気持ち悪い」が多かった真駒内自衛官失踪事案報道
お昼に「自衛官が札幌の射撃場から小銃を持っていなくなった」という速報が出た。しばらくして「単に迷子になっただけだ」ということになったのだが、どうもおかしなことが多い。事前の騒ぎと「単に迷子だった」とい…
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マイナカード運転免許証には原理的に「無免許認定」の危険性があるのではないか?
国のマイナンバーカード対策が発表された。チェックリストを作り誤交付を防ぐ方針なのだそうだ。また健康保険証が照合できない場合は自己申告により3割負担とし最終的に加入が確認できなかった場合は誰か(おそらく…
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「小選挙区比例代表並立制は当初の構想通りだった」と細川護煕氏
国会では選挙制度の見直しが進んでいる。国会の有志は世論を盛り上げるために河野洋平氏と細川護煕氏に聴取を行った。河野氏は「制度には問題があった」としたが細川氏は「制度はよかった」と評価し意見が分かれた。…
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共和党の主要候補がアメリカ出生地主義の転換を改めて提案
元々のニュースは大統領選挙キャンペーンを開始した。バイデン大統領が「バイデノミクス」という新しい政策を提案する。バイデノミクスはアメリカ時間の28日に発表されるものと見られている。 こうなると共和党で…
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プリゴジン氏をめぐるプーチン大統領とルカシェンコ大統領の反応をまとめる
プリゴジンの乱についてはさまざまな憶測が飛び交っている。ここでは切り口を少し変えて、今回の件に関するロシアのプーチン大統領とベラルーシのルカシェンコ大統領の反応を見てゆきたい。普段はルカシェンコ大統領…
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岸田政権の「先手のコロナイメージ戦略」もむなしく支持率は低迷傾向に
新型コロナウイルスの感染が第9波に入ったようだ。時事通信は「岸田総理は先手を打っている」としているがその内容が何かおかしい。今のところ聞こえてくる具体的な対策は高齢者へのワクチン接種だけである。岸田総…
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ギリシャでNDが政権を維持 経済に弱い左派は「政府批判ばかり」として支持を失う
ギリシャで再選挙が行われND(ニューデモクラシー)が大勝した。直前に移民を大勢乗せた船が転覆していたがギリシャ国民はこの事件にさほど関心を寄せなかったようだ。SYRIZAのチプラス氏は焦りを募らせ政権…
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ワグネルの扱いに苦慮するプーチン大統領と危惧されるロシアの特攻メンタリティ
ワグネルの指導者プリゴジン氏が声明を発表した。彼の主張は終始一貫しているがそれを扱うロシア指導部のメッセージは二転三転しており、ロシアの「脆弱性」が改めて浮き彫りになった。この混乱は問題解決につながら…
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長期独裁批判に晒される志位委員長は結局何に負けたのか
日本共産党がいよいよ「終わりの時」を迎えているようだ。長すぎる委員長職独占に批判が集まると「これは外務から持ち込まれた議論である」という陰謀論を展開している。支配勢力が共産党を攻撃しているのだという。…
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プリゴジンの乱に見るロシアの危険なメンタリティと「弱腰プーチン」の今後
プリゴジンの乱から一夜が経った。アメリカは事前に動きを予測していたようだが急速な展開にやや混乱気味だったようだ。最終的にロシア内部の亀裂が原因で起きたと言う分析になっており「そもそもロシアのウクライナ…
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ロシアで「プリゴジンの反乱」 経緯と現況を簡単におさらい
ロシアでワグネルのプリゴジン氏が反乱を起こした。当初は簡単に鎮圧されるものと思われていたがプリゴジン氏はロストフ州とヴォロネジ州の軍事施設を制圧しモスクワに向かっている。プーチン大統領はしばらく反応し…
