カテゴリー: 政治と経済
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感じがいい森田健作を知事に選んだのだからいざという時に助けが来なくてもそれはそれで仕方がない
千葉県ではまだ停電が続いている。漁業や乳業などに被害が出始めた。冷凍設備が使えなくなり魚を廃棄したり、牛乳を捨てたりもしているようである。換気が悪く死んでゆく家畜もいるそうだ。(朝日新聞) もともと千…
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嵐の中の民主主義国 – 新興国のデフォルトリスク
アルゼンチンがまたしてもデフォルト危機にあるという。新聞や雑誌は辛抱ができずポピュリズムに走る国民を非難するような論調である。だが、本当にそうなんだろうか?と思った。 緊縮財政を行っていたマクリ政権に…
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GHQ占領下でリベラル政権を潰したのは誰だったのか
占領下中道政権の形成と崩壊―GHQ民政局と日本社会党を読み終わった。後半の片山政権崩壊と芦田政権崩壊の部分である。 この本には二つのラインがある。一つはGHQの民政局のラインである。ケーディス民生局次…
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変わらない国日本で本格的なリベラル政権が生まれることはない
前回GHQが片山哲に肩入れした政権を作ったという様子をみた。これついて書かれているウェブサイトは少ない。いくか文献を当たらなければならないようだ。仕方なく「占領下中道政権の形成と崩壊」という本を借りて…
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戦前戦後のリベラルの継続性とGHQの内部対立
Quoraで「リベラルはGHQが持ち込んだ民主主義をよりどころにしている」と書いたところ「戦前にも民主主義思想はあったのでは?」というコメントがついた。ブログと違ってQuoraはこういう建設的なツッコ…
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入試改革議論 – 保守の議論はなぜ乱暴なのか
大学入試「20年度は大きな改革でない」 下村博文氏という記事を読んだ。彼らに教育を任せておいたら数年のうちに国の教育はめちゃくちゃになるだろうなあと思った。この短い文章を読むといわゆる保守と呼ばれてい…
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上野厚労政務官の辞任 – 自民党はたぶん内側から崩壊する
上野厚労政務官の辞任というニュースが飛び込んできた。いわゆる「文春砲」で秘書があっせん収賄を匂わせる音声記録を文春に持ち込んだというケースである。内閣や政党の崩壊は中から進むんだろうなあと思った。 ま…
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自民党の迷走する入試改革
安倍政権の政策の進め方がどんどん雑になっている。どうしてこうなったのか?と思うのだがカウンターになる選択肢がないためタガが外れているのかもしれない。今度は入試改革だ。受験生が各地で政治家や官僚に直訴す…
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トランプ大統領 – 気に入らないものは全部壊してやる!
G7が大混乱したようだ。混乱を引き起こしたのはトランプ大統領である。事前に共同声明が出せないことが問題になっていたが実際の混乱ぶりはそれ以上だったようだ。特に目立ったのがアメリカとヨーロッパの対立であ…
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長期的国際戦略が立てられなくなったアメリカとグリーンランド買収騒ぎ
トランプ大統領がデンマーク訪問を取りやめた。すでにいくつも分析が出ているのだが、「グリーンランドが買えなくなったからだ」と言われているそうだ。実際にはデンマークの女性首相に「馬鹿げている」と言われて腹…
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賊反荷杖 – なぜ日本人は韓国人を信頼できないのか
韓国がついにGSOMIAを破棄した。ついにここまで来たかという気がする。これについて日本は毅然とした態度を取るべきだろう。背景には韓国の甘えがあるからだ。だがその毅然とした対応というのは今までの「毅然…
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貧弱な歴史教育の犠牲者としての私たち日本人
日韓関係を見ていて「俺が全て悪いのか」という心理状態に着地した。つまり一つ謝ってしまうとどこまでも謝らなければならないという恐怖心があり謝罪を難しくしているのではないかという仮説を作ったことになる。 …
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なぜ日本の戦争責任の議論はぐちゃぐちゃになるのか
先日、第二次世界大戦は侵略戦争だったのかという議論に回答した。回答していて「納得感は得られないだろうなあ」と思った。日本人が考えているオトシマエのつけ方と世界の考え方があまりにも違うからである。 そこ…
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香港とれいわ新選組 – 気に入らない政治決定に従わないのはズルいのか
香港のプロテスターが170万人を超えたそうだ。イギリスでは香港人にイギリス市民権を発行すべきだという議論があるそうである。ガーディアンが伝えており、日本語でも補足記事が出ている。 もし香港にイギリス人…
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天皇でさえ逆らえなかった「空気」と主権者意識
昭和天皇は何を語ったのか ~初公開・秘録「拝謁(はいえつ)記」~を見た。時節柄問題が多いなあと思ったのだが、Twitterではそれほど評判にはならなかったようだ。 筋自体は単純である。宮内庁初代長官の…
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東京湾の水質汚染 – 日本人はどうにもならないものを前にどう取り繕うのか
パラリンピックテスト大会のスイムが中止になったそうだ。大腸菌の濃度が二倍だったという。そもそもよくそんなところで大会を開こうと思ったなと感じた。 不思議だなあと思ったのはこれが元環境大臣が都知事を務め…
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日本人には表現の自由は扱えず、自主憲法を制定することもできないだろう
スーパーの前でソルティーライチを飲んでいたところ女子中学生(もしくは小学校高学年くらいか)二人組みに睨まれた。自転車を停める場所がないのが気に入らなかったらしい。慌てて横に避けた。学生二人は無表情だっ…
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朝日新聞の凋落と維新の会の躍進
先日来、Quoraはまだあいちトリエンナーレの件で盛り上がっている。これを見ているうちになぜ彼らは執拗にこの件に固執するのかがわからなくなってきた。そして橋下徹さんのTweetをみて疑問が氷解した。 …
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今はちゃんと走っているが壊れたら買い換えられない車としての日本社会
日本で政治議論が折り合わない理由を考えていて、思考が思わぬところに飛んだ。 まず土着民主主義というものをおき、日本では民主主義への理解が進んでいないのでは?と書いた。土着民主主義は西洋流の民主主義を自…
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システムによって内部から破壊される日本社会
時々アメリカABCのストリーミングをテレビっぽくしてみている。日本の感覚から見るとかなり極端なものが多い。個人社会なので個人が追い込まれると救いがなくなってしまうようだ。だが、アメリカでは例えばセラピ…
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人民元が安いのか、ドルが高いのか?
お盆休みに入った。テレビからも政治関連ニュースが消え、政治ネタのブログなどを見る人が減る時期である。今回はよくわからない為替関連の基礎知識の整理をしたい。よ結論も洞察もない。単に混乱した情報を整理して…
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日本型土着民主主義とその限界
先日来、Quoraで表現の自由についてのコメントを見ていていろいろなことがわかった。今回はそれをキーワードとしてまとめたいと思う。それが「日本型土着民主主義」である。 西洋の民主主義は個人のイデオロギ…
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慰安婦少女像を表現の自由として許すべきなのか?
Quoraで「慰安婦少女像を表現の自由として許すべきなのか?」という質問があって頭を抱えた。面倒なのであまり答えたくないのだが、すでに「許すべきではない」という回答が多くありさらに頭を抱えた。 天賦人…
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緊張する世界とエスノナショナリズム
日韓関係が悪くなっているようだ。もともと仕掛けたのは日本だが、韓国が喧嘩を買ってしまい「民族で団結するのだ!」と言いだした。 専門家によると今までのように落とし所がないのが特徴のようである。日本側も「…
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かんぽ生命のニュースでマスコミは何を隠そうとしているのか
今日もテレビは吉本興業のニュースをやっている。10年以上も前の契約書の問題である。陰謀論の類は展開したくないのだがどうしても「何か隠したいのだろうか」などと思ってしまう。そんななかでかんぽ生命の総括記…
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萩生田光一とミランダとクレデンダ
萩生田光一幹事長代行が衆議院議長の交代を仄めかしたという話を読んだ。最初は「ああまたか」と思ったのだが、最終的に「自民党は自ら政治権力を手放そうとしているのかな」という結論に達した。 萩生田光一さんは…
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ポピュリズムも内戦もなかったホンジュラスの不幸
トランプ大統領が中米からの移民をブロックしたという話を調べている。なぜ中米からの移民が多いのか疑問に思い各国の状況を調べ始めた。そこでわかったのは国が貧しすぎて国を捨てる人がたくさん出るという悲惨な現…
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中米の人たちはなぜ北を目指すのか
トランプ大統領はメキシコ・グアテマラと交渉してアメリカにくる移民を押し返すことに成功したようだ。グアテマラには関税で脅しをかけメキシコには国境封鎖も加えて脅しをかけたという。今後この二国はアメリカに変…
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民主主義 – 形を変えた戦争
最近、Quoraでイギリスについて調べたことを書いている。その中でナイジェル・ファラージという名前が出てくる。この人がなかなか曲者でイギリスの無責任男という論評(登録しないと途中までしか読めない)や「…
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なぜ小沢一郎は嫌われ、玉木雄一郎は黙殺されるのか
政治ネタを扱ったブログには盛り上がるテーマと盛り上がらないテーマがある。選挙から一週間経ったのだが一番盛り上がった記事は「日本でオリーブの木構想が盛り上がらない理由」だった。小沢一郎批判である。そして…
