カテゴリー: 政治と経済
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「イートイン脱税」という些細な反倫理的行為を裁く愚かなフリーライダー達について考える
イートイン脱税という言葉があるそうだ。これがけしからんという通報が相次ぎイートイン施設を閉鎖するところも出てきたとNHKが伝えている。税制の改悪によってイートインスペースという準公共的な場所がなくなり…
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菅原経産大臣の辞任と安倍政権の無気力
菅原一秀経済産業大臣が辞表を提出した。2500円くらいのメロンを配っていたというような話が出ていたが香典が最終的に駄目押しになったらしい。一連の経緯を見ていて心配になったことがある。それは安倍首相の任…
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半島国デンマークは本当に半島なのか
Quoraで半島国家についての質問があった。韓国や朝鮮を揶揄するものなのだと思うのだが、面白そうなので答えてみた。 インド、アラブ、イタリア、スペイン、朝鮮などたいていの半島は山脈や砂漠で大陸と切り離…
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皇室外交は政治より一歩先に行っているのかもしれない
新天皇即位礼当日の嵐も過ぎ去り打って変わった晴れになった。いつものようにアメリカのABCニュースを見ていたのだがあいかわらずトランプ大統領の弾劾関係の話から始まりツイートのトラブルの話をしていた。 今…
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令和の即位儀式はなぜ盛り上がらなかったのか
新しい天皇即位の儀式が淡々と進んでいるのだがあまり盛り上がりが感じられない。「なぜだろうか」と考えていたのだが安倍政権がいけないということになった。 なんだか今回はパッとしないなあと思った。最初に考え…
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資本主義社会というカジノでデモは伝染する
香港でデモが暴徒化してからしばらく経った。このデモはいいデモなのか単なる暴徒なのか、中国の影響があるのでは、いや資本主義社会が先導しているのではないかと、様々な議論が生まれた。だがその憶測は急速に無意…
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東京2020オリンピックは衰退した日本の悲鳴
東京2020オリンピックがIOCの「英断」によりマラソンなどの競技を札幌に移すことに決まった。前代未聞だそうである。 この問題の本質はお金だろう。移転を言い出した人が移転費用を支払わなければならないの…
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デモよりもSNSの方が政治に影響があるが限界もある
トランプ大統領がシリア問題の収拾を図ってペンス副大統領らをトルコに派遣することにした。エルドアン大統領と会談するという。遅すぎるという気もするが何もしないよりはマシという感じになっている。 大統領自体…
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トランプ大統領が生み出した不安が世界に拡大している
日本のニュースは当然ながら台風19号の被害一色になっているのだが、アメリカのABCニュースは時間を割いてシリアの事情について扱っていた。 アメリカはクルド人を支援してきたのだがトランプ大統領が軍隊を一…
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世間から浮遊する国会と漠然とした不安を抱える高齢者
国会論戦を見ていたのだがついに音を切ってしまった。フォローするニュースが多すぎるからである。台風19号も接近している。そんな中、野党は「政権のあれが気に入らない、これが嫌だ」といい続けている。 アメリ…
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Twitter越しの戦争
トランプ大統領がシリアからの撤退を決めた。アメリカはシリアでクルド人を支援していた。これが無駄だというのがトランプ大統領の見込みだったのだろう。第二次世界大戦でアメリカを助けてくれなかったと無茶苦茶な…
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トランプ大統領終わりの始まり
トランプ大統領の弾劾の可能性が少しづつではあるが高まっている。これまで弾劾された大統領はいないのだが、最初から規格外の大統領だったため終わりも規格外になるかもしれない。 まず今回の弾劾審議ついておさら…
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価値観を共有する国 – 安倍首相の憲法改正議論はなぜ人々を不安に陥れるのか
一同合掌。今回は安倍首相の会見議論がなぜあなたを不安に陥れるのかを考えます。この一文を見て「私は不安になどならない!」と叫んだあなたのための文章です。また、安倍改憲など絶対に絶対に認められないと思って…
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緊急事態条項という香港最大の愚策
香港の行政府が覆面でデモをしていはいけないという条例を決めたそうだ。これを緊急事態条項を使って通したということが話題になっている。最悪だなと思った。 第6回で解説したように、香港返還時に発効したミニ憲…
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アメリカに蔓延する政治家不信とクリントン元国務長官のメールサーバー事件
トランプ大統領の弾劾問題について観察しているうちに「そもそものきっかけは何だったのだろうか」と思った。それはヒラリー・クリントン元国務長官(のちに民主党の大統領候補)のメール漏洩問題である。では、なぜ…
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ニューキャラクター : ゼレンスキー大統領
トランプ大統領の電話の内容が公開された。形のうえではウクライナの新しい大統領ゼレンスキーさんへのお祝いということになっている。大統領就任ではなく議会選挙で勝ったお祝いだったのだそうだ。このゼレンスキー…
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アメリカ大統領の弾劾プロセスにはどのような法的根拠が必要なのか
アメリカで大統領弾劾のプロセスが始まった。これについて日本ではあまり報道されていないのだが、アメリカでは連日政治ショーが繰り広げられている。これについてQuoraでは「どういう規定で弾劾が行われるのか…
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権限がないのに責任だけ取らされる日本人と誰も責任を取らないイギリス – 主権者と立憲主義
BBCによるとイギリスで大変なことが起きているそうである。歴史上曖昧にしてきた主権者は誰かという問題を議論せざるをえなくなっているというのだ。 ボリス・ジョンソン首相は何が何でもEUから離脱したかった…
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セクシー小泉 – 小泉進次郎環境大臣のほろ苦い外交デビュー
小泉進次郎新環境大臣がほろ苦い外交デビューを果たした。あるテレビ局がステーキを食べたと報道すれば、別の放送局はピザも食べたと報道した。まるで映画スターかアイドルのような扱いである。だが、Twitter…
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民主主義が多数決という暴力に変わる時
高度経済成長期の人も実はそれほど公共や政治のことを語らなかった。若者は選挙に行かない・政治に興味がないとして「ポリティカルアパシー」などと言われていた。民主主義が日本に導入された時期と比べて高度経済成…
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感じがいい森田健作を知事に選んだのだからいざという時に助けが来なくてもそれはそれで仕方がない
千葉県ではまだ停電が続いている。漁業や乳業などに被害が出始めた。冷凍設備が使えなくなり魚を廃棄したり、牛乳を捨てたりもしているようである。換気が悪く死んでゆく家畜もいるそうだ。(朝日新聞) もともと千…
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嵐の中の民主主義国 – 新興国のデフォルトリスク
アルゼンチンがまたしてもデフォルト危機にあるという。新聞や雑誌は辛抱ができずポピュリズムに走る国民を非難するような論調である。だが、本当にそうなんだろうか?と思った。 緊縮財政を行っていたマクリ政権に…
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GHQ占領下でリベラル政権を潰したのは誰だったのか
占領下中道政権の形成と崩壊―GHQ民政局と日本社会党を読み終わった。後半の片山政権崩壊と芦田政権崩壊の部分である。 この本には二つのラインがある。一つはGHQの民政局のラインである。ケーディス民生局次…
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変わらない国日本で本格的なリベラル政権が生まれることはない
前回GHQが片山哲に肩入れした政権を作ったという様子をみた。これついて書かれているウェブサイトは少ない。いくか文献を当たらなければならないようだ。仕方なく「占領下中道政権の形成と崩壊」という本を借りて…
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戦前戦後のリベラルの継続性とGHQの内部対立
Quoraで「リベラルはGHQが持ち込んだ民主主義をよりどころにしている」と書いたところ「戦前にも民主主義思想はあったのでは?」というコメントがついた。ブログと違ってQuoraはこういう建設的なツッコ…
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入試改革議論 – 保守の議論はなぜ乱暴なのか
大学入試「20年度は大きな改革でない」 下村博文氏という記事を読んだ。彼らに教育を任せておいたら数年のうちに国の教育はめちゃくちゃになるだろうなあと思った。この短い文章を読むといわゆる保守と呼ばれてい…
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上野厚労政務官の辞任 – 自民党はたぶん内側から崩壊する
上野厚労政務官の辞任というニュースが飛び込んできた。いわゆる「文春砲」で秘書があっせん収賄を匂わせる音声記録を文春に持ち込んだというケースである。内閣や政党の崩壊は中から進むんだろうなあと思った。 ま…
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自民党の迷走する入試改革
安倍政権の政策の進め方がどんどん雑になっている。どうしてこうなったのか?と思うのだがカウンターになる選択肢がないためタガが外れているのかもしれない。今度は入試改革だ。受験生が各地で政治家や官僚に直訴す…
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トランプ大統領 – 気に入らないものは全部壊してやる!
G7が大混乱したようだ。混乱を引き起こしたのはトランプ大統領である。事前に共同声明が出せないことが問題になっていたが実際の混乱ぶりはそれ以上だったようだ。特に目立ったのがアメリカとヨーロッパの対立であ…
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長期的国際戦略が立てられなくなったアメリカとグリーンランド買収騒ぎ
トランプ大統領がデンマーク訪問を取りやめた。すでにいくつも分析が出ているのだが、「グリーンランドが買えなくなったからだ」と言われているそうだ。実際にはデンマークの女性首相に「馬鹿げている」と言われて腹…
