カテゴリー: 政治と経済
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中国の核心的利益が世界とぶつかるのはなぜなのか
先日ある記事を読んでいて「尖閣諸島は中国の核心的利益である」というフレーズに疑問を持った。尖閣諸島に資源があるならわかるのだがそれほどの資源が発見されているわけではないからだ。漁場が重要だという話もあ…
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排除の論理で排除した人たちに頭が下げられない国民民主党
立憲民主党と国民民主党の再合併話が迷走している。というより国民民主党の一部が迷走しているようだ。立憲民主党にとっては迷惑な話である。
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レバノンで硝酸アンモニウムが内閣を吹き飛ばした話
最近、このブログでは集団主義と個人主義という観点から政治を見ている。先日は中国は集団主義的な価値体系に閉じ込められるだろうというようなことを書いた。今回はまた別の国が出てくる、それがレバノンだ。小さな…
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香港民主化指導者- 周庭さん逮捕に思うこと
香港の民主化指導者周庭さんが逮捕されたそうだ。このニュースを聞いて最初に「この人は逃げなかったんだ」と思った。逃げないということは戦う覚悟を決めたということである。中国はこの人の扱い方を間違えると民主…
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日本人の公徳心はどこに行った
前回、新型コロナ対策について書いた。書いていて嫌な気分になった。それは「公共の消失」を前提にした文章を書かなければならないからである。するといかにも徳のない人間のように見えてしまうのだ。日本語には未だ…
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PCR検査不足は政府が支出をケチっているから
不思議なことがある。PCR検査が不足して難民が出ているようなのだが「政府の政策のせいだ」という人がいない。気がついているのに知らないふりをしているのかそれとも本当に気がついていないかがわからない。だが…
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正解を語れない安倍晋三が記者に罵倒される
とんでもないニュースを見た。新聞記者が「なぜ記者会見を開かないのか」と安倍総理を罵倒していた。安倍首相に関してかなり否定的なことを書いてきたつもりではあるが、それでも政府の代表者が一新聞記者に罵倒され…
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目黒で高校生がビラを撒いただけで20日も不当勾留された話
江川紹子さんがビラを配った都立高校生が私人逮捕されたという件を紹介していた。リンク先を読むと20日間勾留されたのだという。この話だけを読んで色々な感想を持つ人がいると思うのだが調べてみると意外と奥が深…
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自民党を支持するということは消費税増税を支持するということ
「消費増税中核に」 政府税調、財政悪化を懸念という記事を見つけた。どうやら政府は増税をしたいようだ。今回は冷静にその手口について調べた。
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安倍総理健康不安説を読んで感じた新たな戦前とその構造
安倍総理が吐血したらしいという記事を読んだ。FLASHのものだった。「面倒くさいなあ」と思った。この件についてシンプルに考えられなくなっているということに気がつかされたのだ。これについていい言葉はない…
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日本が「国のような国でないようなものと戦う可能性」について考える
冷戦構造が崩れて今年で30年ほど経った。この後G0と呼ばれる覇権国家のない状態が続いていたわけだが、今年は割と節目の年になりそうである。だが何が起こっているのかがよくわからないのでこれをどう呼べばいい…
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正解を失って立ち止まる日本と分割に向かう中国
面白い議論を見かけた。中国が香港に対して国家安全保障法を施行したことに関して議論をしていた。これを見ていているとこの議論がなぜ収束しないのかがよくわかる。さらに日本人が民主主義をどう捉えているのかとい…
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日本政府が今対応すべき「農業問題」とはなにか
毎日ニュースのヘッドラインを見ている。普段は割と目の前にある問題ばかりに注目するのだが今朝はちょっと違っていた。秋には大変なことになるかもしれないなと思ったのである。「7月の日照時間、戦後最短に &#…
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総理大臣が雲隠れする日本と出てきて騒ぎを起こすアメリカのどちらがより不幸なのか?
朝からワイドショーで「安倍総理が会見してくれない」というニュースをやっている。出てこないことがニュースになるのは前代未聞だろう。今の日本では政権批判は不正解なのでテレビも政権批判はしない。「出てきて説…
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国家目標なき「自民党新国際秩序創造戦略本部」が最後に行き着いたもの
甘利氏ら自民党議員たちがTikTokの禁止を政府に提言という記事がテレビで取り上げられた。単に中国企業をいじめてケチをつけているみたいにしか見えないニュースだったのだが、よく観察すると日本の迷走ぶりが…
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Workationといううさんくさい英語がさらに政治家の手でうさんくさくなる
菅官房長官が最近暴走している。GoToトラベルキャンペーンを主導していると言われ、さらにWorkation/ワーケーションという言葉まで推進し始めた。昭和の伝統では英語さえ使えばなんでも推進できたはず…
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ラオスの古都では今でもお坊さんが「富の再分配機能」を担っているらしい
あまりにもヘビーな死生観のニュースをいくつか扱い疲れてしまった。そこで気分を変えようとGYAO!を久しぶりに覗いたら「花より青春ラオス編」をやっていた。2014年の番組である。30代と20代の若手俳優…
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沖ノ鳥島と大陸棚は誰のものなのか
先日、共同通信の記事をQuoraのスペースで紹介したところメンバーの人がいろいろな対中国情報を補足してくれている。これといった結論は出ないのだが問題の輪郭はかなり明確になる。SNS型政治議論の面白いと…
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中国政府の人権侵害といかに付き合うべきか
Quoraで国内政治と国際政治のスレッドの管理を担当している。内部では「スペース」と呼ばれる。ここで最近ちょっと悩んでいることがある。中国の扱いである。
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なぜ立憲民主党は第二自民党を目指すべきなのか
先日、立憲民主党は第二自民党を目指すべきだと書いた。つまりこれまでの自民党の政策を丸のみしろと言っている。「極論だ」という人も多いかもしれないが、おそらくスルーされる可能性の方が高いだろうと思う。「政…
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立憲民主党と国民民主党の「野合」騒ぎに思うこと
立憲民主党と国民民主党が合流を検討しているそうである。小選挙区制の元では合流しないと勝てないというのは自明だ。それがわかっても合流に踏み切れないところに問題の根深さを感じさせる。中でも問題になっている…
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なぜ地方の観光産業は煩悶するのか
本日は何故地方の観光産業は煩悶するのかというテーマでお送りする。煩悶というのは悶えて苦しむという意味である。その地域に独特の魅力があり「お金を払ってでも見に行きたいという人がいるのだから精一杯もてなし…
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GoToキャンペーンを強行する安倍政権
安倍政権がGoToキャンペーンを強行するらしい。これについて多くの市民から反対が寄せられているとマスコミが煽っている。いつもながら乱暴な言い方で恐縮なのだが「一度痛い目を見ないと地方も目が覚めないので…
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ブルガリアで大統領と首相が権力闘争を繰り広げる
本日はブルガリアの政治状況を見る。対決型に陥った二大政党制の悲劇のように思えるがそれは他の国の事情とは異なっているようだ。そしてこの問題はあながち日本と関係がないわけでもなさそうである。きっかけになっ…
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安倍離れというより政治離れを起こした鹿児島県知事選挙
東京都知事選挙が話題になったが全く話題にならなかった選挙もある。それが鹿児島県知事選挙だ。恥ずかしながら選挙があったことすら知らなかった。自公が応援する三反園訓さんが敗れたところから共同通信は「安倍離…
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小池百合子東京都知事と懇意の高島豊島区長が話をずらす
新型コロナウイルスがまた東京で広がりを見せている。「医療体制が逼迫していないから大丈夫だ」という声がある一方で市中感染が広がっているのではないかという意見もある。「国民が騒ぐまで政治は動いてくれないの…
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小池百合子東京都知事の再選と東京都議会のいじめの構図
現職の小池百合子さんが勝利した東京都知事選をまとめる。まず、日本の選挙は「正解あて」になってゆくのだと思った。マスコミを通じて「正解感」を出した人が勝てるという状態が続くだろう。一方議会にはいじめの構…
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安倍総理が求心力を失うというのはどういうことなのか
よく新聞に「求心力を失う」と書いていあるのだがどういうことだかわからない。だが、最近の一連のニュースを見ていて「安倍総理は求心力を失ったのだな」と思うことが二つあった。面白いことに表面上は何も変化は起…
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ロシアの憲法改正と北方領土カード
先日来、日本をめぐる安全保障環境の変化を見ている。中国の台頭・アメリカの退潮・朝鮮民主主義人民共和国の核兵器・オーストラリアの軍備増強などを見た。もう一つの変化がある。それがロシアの憲法改正である。領…
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中国に対抗して軍事費を増強するオーストラリアに日本も追随すべきか
オーストラリアが軍事費増強を決めた。背景にあるのは中国の台頭である。だが、このニュースは日本人も関係があるように思える。状況が極めて似ている。オーストラリアは中国の台頭だけでなく「アメリカが絶対的覇権…
