カテゴリー: 政治と経済
-
バチェレ国連人権高等弁務官の訪問に合わせて新疆ウイグル自治区に関連する中国側の内部資料が流出
AFPによると、新疆ウイグル自治区に関連した資料が流出した。新疆の抑圧的な中国の政策について西側諸国は以前より中国政府の直接の関与を疑っておりそれが「証明された」形になる。 一方で中国当局は国連のバチ…
-
マイナンバー・カードの健康保険証化はなぜここまで抵抗されるのか?
毎日新聞がマイナンバー・カードを健康保険証化を報道している。Twitterでは様々な理由で反対する声が広がっている。これを見ていて「もともと反対されていた理由」は忘れられているんだろうなと感じた。もと…
-
日本政府が防衛費の相当な増額を検討へ 一部では6兆円台後半という具体的な数字も
バイデン大統領の韓国・日本訪問が終わった。話題になったのはバイデン大統領の「台湾防衛宣言」だったがバイデン大統領はのちに「台湾政策に変更はない」と従来の姿勢に軌道修正した。クアッドも特定の国を念頭に置…
-
食料品補助の廃止でイラン国民の政府に対する抗議活動が先鋭化
最近「インフレ」について書いている。スリランカでは国家デフォルトが起こり、トルコも危機的な状況にある。それぞれの事情を見ていると「ああ大変だなあ」という感想を持つ人が多いと思うのだが、実はそれで終わり…
-
デフォルトしたスリランカはその後どうなったのか?
以前スリランカがデフォルトするだろうと書いた。その後順調に「経過措置」が終わり「スリランカ、きょうデフォルトへ 利払い猶予期間が終了」というニュースが出たのが5月16日だった。スリランカでは石油を買う…
-
強烈な物価高に見舞われているトルコではなぜ暴動が起きないのか?
エルドアン大統領は現在NATOに北欧2カ国加入に抵抗を示している。心情的には「西側諸国の和を乱しているトルコにはおとなしくしておいてほしい」という気持ちになる。だが、その裏でトルコが現在急激なインフレ…
-
もともとの物価上昇・アメリカやEUの利上げ・Brexitの影響 イギリスの複合インフレ
経済ニュースを扱っているとついついデフォルトや経済危機などの派手なニュースを扱いたくなる。だが今回の問題はそれほど派手な見出しになるものではない。スリランカのように破綻してしまった国ではなく、トルコの…
-
なぜ、いつの間にか「悪い円安」「悪い物価上昇」という話になっているのか?
今回の記事の目標は最新のニュースを追いかけることではなく「悪い円安」と「悪い物価上昇」について理解することである。そういえば「よく聞くようになった」と思う人もいれば「聞いたことはあるがどういう意味なの…
-
ニューヨークで「株式市場機能崩壊」の懸念
Bloombergに「【コラム】株価急落は新たな段階か、市場機能の崩壊懸念-エラリアン」と言う物騒な記事が出ている。市場機能崩壊とは「世界の終わり」を感じさせる大げさで物騒な表現なのだがどう言う意味な…
-
IPEF(インド太平洋経済枠組み)ですれ違うアメリカのねらいと日本の期待
バイデン大統領が来韓・来日する。目玉の一つがIPEF(インド太平洋経済枠組み」)である。どんな経済連携なのか調べてみた。日本側は中国を念頭にアメリカをこの地域に惹きつけておきたいと考えている。一方アメ…
-
アメリカの根強いリセッション不安を感じさせるNYダウの1164ドル安
最近の株式市場のニュースを見ていると「カジノ化」が進行していると感じることがある。パウエル議長の言葉があまり信頼されなくなる代わりに人々が代替指標を求めているからである。 今回はNYダウが1164ドル…
-
ドルの急落につながるG7協調介入構想が取りざたされはじめる
急激なドル高(日本から見ると円安)に嫌気したG7が協調して為替介入をすべきだという構想が取りざたされ始めたとBloombergが伝えている。ドル急上昇で1980年代型のプラザ合意が市場の話題に浮上とい…
-
日本型PBC 岸田総理が提唱する「公益重視の新たな会社形態」が盛り上がらないわけ
日経新聞に小さな記事があった。岸田総理が自身が考える新しい資本主義政策を推進するために「社会的な課題解決のための新しい会社形態」を検討しているというのだ。アメリカにあるパブリック・ベネフィット・コーポ…
-
イギリスがEUとの協定を一部破棄へ – ハードブレグジット問題再燃の恐れ
イギリスがEUとの離脱協定の一部を破棄するための法案の審議に入った。つまり全部の破棄が確定したわけではなく「英領北アイルランドに関する特別通商ルールを大幅に変更する意向」を表明したというのが現段階の正…
-
アメリカ人の3人に1人が蝕ばまれる「リプレイスメント仮説」とは何か?
バファローの銃撃についてのニュースを流していると「リプレイスメントセオリー(仮説)」という言葉が盛んに繰り返されていた。アメリカ人の「多く」が信じている陰謀論である。かつてはネットの片隅の陰謀論だった…
-
ニューヨーク州バッファローで黒人を狙い撃ちにした銃撃事件が起こり10名が亡くなった
ニューヨーク州バッファローで黒人を狙い撃ちにした銃撃事件が起きた。犯人は18歳で白人至上主義を訴える「マニフェスト」が見つかっているという。これまで10名の死亡が確認された。 アメリカでは銃犯罪が急激…
-
プーチン大統領をきっかけにした「食料獲得戦争」の可能性について考える
ウクライナとロシアの戦争が終わらないため世界的な食料不足が懸念されている。現在人々は小麦について心配しているのだが問題はそれだけでは終わりそうにない。肥料の高騰も続いている。ベラルーシが制裁対象になっ…
-
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が今になってコロナ感染者を認めたワケについて考える……
朝鮮民主主義人民共和国当局が今になって「新型コロナの感染者を確認した」と発表した。なぜ今頃公表したのか?と当惑する声が多く聞かれる。色々な可能性はあるが「本当にこれまで感染を把握していなかった可能性が…
-
鈴木財務大臣が安倍元総理大臣の「日銀は政府の子会社説」を改めて否定
鈴木財務大臣が安倍元総理大臣の「日銀は政府の子会社である」という説をわざわざ否定した。安倍元総理の発言の影響力の大きさをうかがわせる。だがよく考えてみるとなぜ「日銀は政府の子会社であってはいけないのか…
-
トルコがフィンランドとスウェーデンのNATO入りで造反の可能性を示唆
困ったことになった。フィンランドは15日にNATO加入申請を公式に発表する予定になっていたのだがトルコが「反対の意向」を表明した。表向きの理由はクルド人武装勢力の扱いだそうだがキプロス問題などでながら…
-
暫定議長だったFRBパウエル議長の再任が上院で承認される
アメリカ合衆国上院でパウエル議長の再任が超党派で承認された。賛成は80票、反対は19票だった。反対票を投じたのは主に共和党員だったそうだが数人の民主党員も含まれるという。パウエル議長は2月から「暫定」…
-
パレスチナで殺害されたアルジャジーラの記者は実はアメリカ系パレスチナ人だった
アルジャジーラの記者がパレスチナで殺害された。アルジャジーラ側はイスラエル兵が狙って撃ったと言っているのだがイスラエル側はパレスチナのテロリストに殺されたのだろうと弁明した。このニュースは西側から無視…
-
EUにウクライナを加盟させるつもりのなかったマクロン大統領が「マイナーリーグ創設」を提案
マクロン大統領がショルツ首相と会談し「ウクライナは当分EUには参加できないだろう」との見通しを示した。数十年後といっていることから最初から入れるつもりはなかったのだろうということがわかる。代わりに提示…
-
アメリカの株式市場の「カジノ化」を的確に予測していたウォーレン・バフェット氏
FOMC後のパウエル議長の発言に振り回されアメリカの株価が乱高下してからしばらくがたった。いわゆる株式市場のカジノ化が起きている。この現象を4日前に予言していた人がいるそうだ。伝説の投資家ウォーレン・…
-
ボルカー・ショックとは何か?
ニュースではないのだがニュースによく出てくる言葉で「これは知らないな」と感じるものがあったのでおさらいしておきたい。それが「ボルカー・ショック」だ。1980年代に景気を犠牲にしてインフレを抑制したとい…
-
北アイルランドでイギリスからの分離を党是に掲げるシン・フェイン党が躍進
イギリスで地方選挙が行われた。パーティーゲート事件などで揺れるボリス・ジョンソン首相がどの程度負けるのかということが主な関心事だったのだが北アイルランドでは異変が起きたそうだ。イギリスからの分離を掲げ…
-
フィリピンでマルコス大統領が誕生 – パッキャオ氏はノックアウトできず
フィリピンでマルコス大統領が誕生した。昭和世代には「マラカニアン宮殿を追い出された」ことで記憶されているあのマルコス大統領の子息である。強権的なドゥテルテ大統領の政策を引き継ぐと言われており人権派から…
-
アメリカのパウエルFRB議長の発言の信憑性が厳しく問われている
インフレ予測を外し続けているにも関わらず「7.5%ポイントの利上げの可能性を排除した」という理由でアメリカFRBのパウエル議長が批判されている。パウエル議長の声明後に一時上がった株価は翌日にまた戻して…
-
思ったよりもはるかに弱気だったプーチン大統領の5月9日演説
プーチン大統領の戦勝記念の勝利演説が終わった。当初の予想を覆し「勝利宣言」も「戦争宣言」も行われなかった。識者の中には「早口で弱気だった」と指摘する人がいた。特に気になった点は「様々な脅威」がまぜこぜ…
-
中間選挙後に取りざたされる「バイデン大統領の弾劾裁判」の可能性
Quoraでアメリカの新しい報道官について書いたところ「バイデン大統領の弾劾」というにわかには信じがたい話が書き込まれた。日本では全く報道されていないがアメリカ合衆国の一部のメディアでは盛り上がりを見…
