カテゴリー: 政治と経済
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アメリカ議会の下院議長闘争に見る「多数決民主主義」のバグ
アメリカの下院議長をめぐる闘争が第11ラウンドに突入したが議長は決まらなかった。10回を超えて決まらないのは1859年以来のことなのだそうだ。依然21名の造反者がおり、ついにドナルド・トランプの名前を…
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12月のアメリカの雇用統計を好感してダウが急反発。FRBタカ派政策解除の明るい兆しになるか?
アメリカの2022年12月の雇用統計の結果を受けてダウが急反発している。FRBのタカ派政策継続によって苦しめられている投資家は良い材料を見つけて積極的に反応しているようだ。このままタカ派政策が継続解除…
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岸田総理の「増税前解散宣言」がトーンダウンしたのはなぜか
あるいは「そんな宣言が出ているとは知らなかった」という人もいるかもしれない。報道によると、岸田総理大臣は年末のテレビで「増税前に解散する」と宣言したがその発言は年頭所感ではトーンダウンし「日程的には解…
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「落とし所なし」アメリカで下院議長不在という異常事態が継続中
アメリカ合衆国で下院議長が決まらないという事情事態が発生し現在も継続中だ。最初は何の気なしにQuoraの政治スペースに投稿したのだが、実は極めて深刻かつ異常な事態なのだそうだ。議長が決まらない限りアメ…
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「次の日銀総裁はもしかすると女性なのでは?」報道
なぜかデイリー新潮が「次の日銀総裁は女性になる可能性がある」と報道している。岸田総理が日銀人事に関心を示しているのだという。「岸田さんはこれまで関心がなかったのか」と思った。さらに「まだ決まっていない…
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尹錫悦大統領の「事実上の核共有」報道がバイデン大統領に秒で瞬殺される
やはり尹錫悦大統領の完全な勇み足だったようだ。先日、尹錫悦大統領が「事実上の核共有」を検討しているとする報道があった。これについて問われたバイデン大統領は「ノー」とだけコメントした。まさに「秒で瞬殺」…
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「尹錫悦大統領がアメリカと『事実上の核共有』について協議」との報道
尹錫悦大統領がアメリカと事実上の核共有について具体的に議論していると読める報道が時事通信から出た。「日本でも核共有を」という声が出てくるのだろうかと思い詳しく読んでみることにした。時事通信のタイトルは…
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再び燻り出した「コソボ問題」を大慌てで復習する
2023年の年明けにクロアチアがユーロを導入しシェンゲン条約に加入したというニュースがあった。通貨とパスポートコントロールでヨーロッパの中核圏に組み入れられたことを意味する。一方でセルビアではコソボ問…
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政治と若者の狭間でNHKが頑張れば頑張るほど嫌われてしまうのはなぜか?
たまたまNHK会長が出演する「会長ラジオ」という番組を見た。第三回目のテーマは「みなさんに届く番組を目指して」だ。NHKは若い制作者を起用してさまざまな番組を制作していると会長は主張している。これが少…
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ベネズエラでグアイド「暫定政権」が崩壊。行き詰まるアメリカの対ベネズエラ政策。
ベネズエラでグアイド氏が率いる暫定政権が崩壊した。背景を調べるとバイデン大統領の政策変更が影響しているようだ。バイデン大統領がベネズエラとの関係を見直した結果、合衆国が支援した「政権」が崩壊したことに…
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共同通信が日銀黒田総裁「慢心」の萌芽を発掘
年末になり2022年を締めくくる記事が出てくる季節になった。共同通信が「デフレ脱却「日銀に責任」 黒田氏、旧体制を痛烈批判」という記事を出している。2007年に財務省が黒田氏を調査している。なぜ今共同…
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トルコで年金受給開始年齢制限が撤廃になり新たに200万人以上が年金を受け取れるようになる。
トルコの慈悲深いエルドアン大統領は国民生活の窮乏に心を痛めているようである。このたび年金受給開始年齢を撤廃した。一定の加入期間を満たした有資格者であれば誰でも年金が受け取れるようになり、結果として20…
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手っ取り早く2022年末の日本政治がわかるかもしれない3つのポイント
そろそろ2022年を総括するというような番組が増えてきた。だが色々あり過ぎて何を見ていいかわからないという人もいると思う。ポイントになりそうなものを3つだけ集めてきた。なお「来年のことを言うと鬼が笑う…
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日本の経歴詐称とは桁が違う。次期共和党下院議員ジョージ・サントス氏の経歴はほとんど全部が嘘。
小さな嘘をつくより大きな嘘をついた方がバレにくい。小さな嘘をつくと辻褄が合わなくなるが大きいと却ってバランスが取りやすくなるからである。ニューヨーク州選出で下院議員に当選したジョージ・サントス氏のケー…
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立て続けに送電設備が狙われるアメリカのちょっと悲しい事情
1970年代に育った子供たちはショッカーに代表される悪の組織が日本のインフラを破壊するというテレビ番組を見て育った。狙われるのは水道などのインフラや中東からのオイルタンカーだった。アメリカでは1990…
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ネパールで毛沢東主義の首相が誕生し親中国に傾斜
ネパールで毛沢東主義者の新しい首相が指名された。元ゲリラだが三度目の首相登板である。今回の総選挙は親中国と親インドの争いだったそうだが、結果的に親中国にシフトするのではないかと言われている。親インドと…
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杉田水脈政務官が「ついで処分」へ。氏の主張もオワコン化。
秋葉復興大臣が更迭されるようだとして話題になっている。このついでに杉田水脈総務政務官も交代になるようである。表向き、岸田総理は秋葉氏の交代に「姿勢を示す」と言っているようだ。だが、同時に「さまざまな報…
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クリスマスシーズンのイギリスで鉄道と航空がストライキによる混乱
イギリスでは物価高騰が止まらない。労働者たちは待遇改善を求めてストライキをおこなっている。ストライキは教師、弁護士、救急車など多岐に及んでいるのだが、この時期注目されるのが鉄道と航空のストだ。クリスマ…
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「講演会で必要だから」で特定秘密を聞き出した元海将は実質お咎めなしの可能性
海上自衛隊で初の特定機密の流出が確認された。共同通信が頑張って追っているようだが他のメディアの反応は薄い。自衛隊側も年末ならワイドショーなどがなく扱いが軽く済むことを狙ったのかもしれない。情報を出した…
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パリのクルド人をターゲットにした銃撃事件がクルド人の騒乱に発展
パリの長距離列車が発車する北駅は旅行客にもお馴染みのエリアだ。この北駅近くの10区にあるクルド人の文化センターが襲われ複数の死者が出た。クリスマスを前にした一角は大騒ぎになっている。反発したクルド人た…
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自衛隊で元海将が発端と見られる特定機密の流出。外国の関与など詳細は不明。
自衛隊で「特定機密」が初の漏洩というニュースが飛び込んできた。あまり話題にはなっていないのだが、実は「元海将」の依頼が発端になっているのだという報道もある。防衛増税を目指す岸田政権にとっては新しい火種…
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スペインでIDカードの性別が完全な自己申告制に
もしIDカード(日本で言えば戸籍)の性別を好きに選べるとしたらあなたはどうしますか?という話である。つまり男性で生まれても「私は女性です」と宣言すれば社会的に女性として扱われる。日本ではかなり面倒な手…
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「ゼレンスキー大統領の感動的な議会演説」報道がいささかスッキリしない理由
ゼンレンスキー大統領がアメリカ合衆国を電撃訪問し米国議会で感動的な演説を行った。このニュースはワイドショーで大きく「胸を打つスピーチ」として取り上げられていた。だがこれを見て「なんだかスッキリしないな…
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緊縮財政路線へまた一歩。岸田政権が既存事業に「エビデンス」を求める。
年末に国会が終わってから立て続けに岸田総理が緊縮財政に向けて一歩ずつ前進している。今度は既存事業全てに「エビデンス」を求めるという報道が出てきた。うまく運用すれば無駄を省くことができそうだが「エビデン…
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薗浦健太郎議員が略式起訴前に議員辞職
薗浦健太郎氏が辞職した。もともとは読売新聞の記者だったそうだが同じ千葉県選出の森英介氏に誘われて政界入りした。森氏が麻生太郎氏と近いため麻生太郎氏も薗浦さんのことを可愛がっていたという。麻生派では外交…
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「そうだ数えなければいいんだ」中国で画期的なコロナ対策が発明される。
デモという「直接民主主義の成果」でゼロコロナ政策を転換した中国が新しい対策方法を発明して話題になっている。統計手法を見直しコロナ死者の認定を厳格化した。このため統計上の死者は激減し中にはゼロの日もあっ…
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政府・日銀は政策変更を否定するが、金融市場は正しく「日銀の事実上の利上げ」と判断
火曜日の午後は大騒ぎだった。日銀が突然「事実上の利上げ」を決めたと報道されたからである。日銀の金利維持政策も限界だったのだなと感じた。これを受けて政府・日銀は「あれは利上げでも政策判断でもない」という…
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オランダのルッテ首相がオランダの奴隷制度を公式謝罪。基金は準備するが賠償は否定。
オランダのルッテ首相が奴隷制度について謝罪したとしてニュースになった。なぜ今突然と言う気がする。謝罪の日付をめぐっては批判もあるようだが記事が短いために内容がよくわからない。色々調べてみたのだが「賠償…
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タイトル42が執行停止になりアメリカ南部国境に移民の「雪崩」が押し寄せる
アメリカで「タイトル42」が執行停止になるとしてアメリカ南部のテキサス州国境が大騒ぎになっている。日本では全く知られていないが……と言いたいところなのだが、実はアメリカ人も知らない人が多かったようで主…
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民主主義の失敗に絶望した人たちが雪崩を打って先進国に流入している
チュニジアで総選挙が行われたが投票率はわずか8.8%だった。NHKは権威主義が復活する可能性があると警鐘を鳴らしている。だがNHKはチュニジアどうすればよかったのかについては書いていない。そもそもチュ…
