カテゴリー: 政治と経済
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FOMCの後はさらなる円安か現状維持か イエレン財務長官は「介入容認」もトレンド反転は期待できず
9月のFOMCは利上げなしということになった。このため各紙の見出しは当然「金利据え置き」だ。しかしながら「利上げの終わり」を宣言できる中央銀行は現れそうにない。好調なアメリカ経済指標を背景にし「もう一…
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シーク教指導者殺害をきっかけにカナダとインドの外交関係が悪化 お互いの外交官を追放する騒ぎに
「インド人」というとターバンを巻いた人を想像することがあるが、あれは厳密にはシーク教徒と呼ばれる人たちである。インドでは少数派の宗教だ。カナダでこのシーク教徒の宗教指導者が殺害された。インド政府がカリ…
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マッカーシー下院議長は詰んだ状態 アメリカ連邦政府の一部封鎖まで残り2週間弱
特に世界の終わりが来るというわけではないのだが、10月1日からアメリカ連邦政府の一部機関が閉鎖される公算が高まってきた。フリーダムコーカスと呼ばれる一部の強硬派が粘っており新しい会計年度の予算が決まっ…
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1バレルあたり100ドルも視野に 原油価格が再び上昇の危機
石油大手シェブロンのCEOがBloombergのインタビューで「原油の価格が100ドルに近づいている」と表明した。ガソリンスタンドを経営する会社のCEOの発言なので、ガソリン価格の高騰を正当化する狙い…
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韓国野党李在明「共に民主党」代表に二度目の逮捕状 李在明氏はハンストで逃げ切りを図る
日本と韓国は文化的に共通要素が多いのだが決定的な違いもある。その違いの一つが感情の表し方だ。有事の際に日本人は表情を押し殺し下を向いてほとぼりが冷めるのを待つ。だが韓国人はむしろ感情をむき出しにしてジ…
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結局アメリカの自動車株は今「売り」なのか「買い」なのか 二極化とイノベーションが同時進行し入り混じる期待と不安
前回、前々回とアメリカの状況について書いた。これはおそらくバブルなのだろうがバブルが弾けるまでは「祭り」に参加し続ける人は増えるだろうという内容だった。この中で「家計資産は好調なので車も売れているのだ…
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EUの移民対策が破綻しイタリアのランペドゥーザ島に2日で7000人の移民が殺到
シチリア島の離島イタリアのランペドゥーザ島の人口は6,000人程度だ。この島に2日で7,000人の移民が殺到し大騒ぎになっている。イタリアのメローニ首相がEUにクレームを入れフォンデアライエンEU委員…
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カリフォルニア州で住宅価格が高騰し車中生活者が増えている
先日「アメリカ経済はバブルなのではないか」というような趣旨の記事を出した。誰がどうみてもバブルなのだがお祭りが続いている間は人々を引き付け続けるという特色がある。それを裏付けるような記事をいくつか見つ…
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「大阪万博建設費用が2000億円台に高騰」のニュースの裏で、IR型統合リゾート計画が敗色濃厚なギャンブルになっていた
大阪万博の経費が上乗せされることになりそうだ。もともと1250億円という予算規模だったそうだが、現在の予算は1850億円だ。しかしこれでも間に合わず秋の臨時国会で引き上げがが検討されているという。20…
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ぶっ壊れたまま突き進むアメリカ経済と出口を模索する日本経済の行く末についてあれこれと考える
このところ経済専門メディアの報道を見てもよくわからないと感じることが多くなった。これまでの経済の常識が通じなくなっていると感じる。Reutersなどの記事を読んでゆくと。アメリカの経済が一種の狂乱状態…
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小渕優子氏に続き加藤鮎子新大臣にも政治とカネの問題 昭和の感覚では「美談」なのかもしれないが
先日小渕優子自民党選挙対策委員長に新しい政治資金疑惑が出た。親戚の企業に優先的に仕事を発注しているという疑惑だった。それに続いて、ゲンダイが加藤鮎子こども政策担当大臣の疑惑を報じている。いわば政治資金…
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昭和の悪習にがんじがらめ 小渕優子選挙対策委員長に新しいスキャンダル
小渕優子自民党選挙対策委員長に新しいスキャンダルが出た。小渕氏はスキャンダルを否定しているが、文春側はおそらく弾を小出しにして購読者数を稼ぐのではないかと思う。小渕優子氏は父親の小渕恵三氏から「昭和の…
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フリーダムコーカスがやりたい放題 マッカーシー下院議長がバイデン大統領に対する弾劾調査を指示
経済的には好調な状態が続くアメリカだが議会は混乱している。マッカーシー下院議長がバイデン大統領の弾劾に向けた調査に乗り出した。共和党内にも弾劾裁判反対派がいるため採決を避けて議長権限で調査を開始した。…
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岸田政権の「女性閣僚増」は「世襲閣僚増」でもあった
岸田政権の内閣改造が終わった。当初の予定通り閣僚を大幅に入れ替えることで「変わった感」を演出する狙いがあったのだろうなどと分析されていた。ロイターは核になる閣僚は変わらなかったのだから株価や経済政策に…
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アメリカの8月CPIは「どっちつかずでちょっと気持ちが悪い」内容に
アメリカで8月のCPIが発表され分析記事が一通り出揃った。FOMCの追加利上げの有無を占う判断材料として注目されていた。9月の追加利上げはほぼないだろうということになったが「もう利上げはやめて良い」と…
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年率5%のアメリカ短期証券が投資家の間で大人気 この状態が続けば円安が定着するのではないか
このエントリーは「個人的な勉強用」にBloombergなどの記事をまとめたものだ。したがって投資に詳しい人が読んでも「基本的なことしか書いていない」とがっかりするに違いない。アメリカのTBのレートが5…
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イスラエルのネタニヤフ首相が「バイデン大統領と会わない」ことがニュースに
ネタニヤフ首相が国連総会に合わせてアメリカを訪問する。ユダヤ系の支持が欲しいバイデン大統領なら当然ネタニヤフ首相を歓迎するであろうと思うのだが「会わない」ことがニュースになっている。イスラエルの司法改…
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リビアを襲った洪水により東部デルナ市で10,000人の行方不明者 なぜ被害はここまで拡大したのか
リビア東部のデルナ市で洪水が起き死者数千人、行方不明者1万人という事態になっている。異常気象が世界中で頻発しているとはいえなぜここまで死者・行方不明者の数が増えたのかが日本のメディアを見ていても全くわ…
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土木建設の人手不足で日本の発展途上国型利益分配モデルは大きな変更を余儀なくされる
これまでの自民党型の政治の基本は利益分配だった。製造業で稼ぎ、政府が税金を徴収した上で全国でインフラ開発を行うというような分配モデルである。民主党が政権を取った2009年には公共工事悪玉論などが盛んに…
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日銀植田総裁の読売新聞インタビューに市場は動揺 ドル円は一時145円台にタッチ
土曜日に掲載された読売新聞の植田日銀総裁のインタビューをきっかけに為替レートが大きく動いた。不動産株が下落し銀行株が値上がりしたそうだ。植田総裁はおそらく時間を与えるためにタイミングを計算したものと思…
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G20ではインドとアメリカ合衆国が成果を分け合う 不在の習近平国家主席の言い分は通らず
このところ国際社会では習近平国家主席の成功が目立っていた。ところが中国が「ぼくの考える新しい地図」を出したあたりから雲行きが怪しくなりG20には習近平国家主席は出てこなかった。その穴を埋める形でバイデ…
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モロッコの地震の被害者が2000人以上に なぜこれほど被害が拡大したのか
8日の夜にモロッコ中部でマグニチュード6.8の地震が起こり、これまで2,000人以上の人が亡くなっている。震度で言えば5強から6弱程度であり日本の基準で考えるとこれほど死者数が増えるとは考えにくいが、…
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クリミア半島でのStarlink利用拒否 戦争の範囲をも支配するイーロンマスク氏
イーロン・マスク氏がクリミア半島におけるStarlinkの提供を拒否していたとして話題になっている。反対派は「一民間企業のCEOが戦争の範囲をコントロールすべきではない」と考えるが、実際の政治言論や戦…
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ジリジリと円安が進む中、日銀植田総裁が密かにマイナス金利政策解除のシグナルを送る
現在、円安ドル高が進んでいる。一時は1ドル144円まで落ちる局面があったが、結局その後ジリジリとドルが高騰し現在は147円台後半というところまで来ている。鈴木財務大臣と神田財務官のトーンは一段階上がり…
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もう単なるEVメーカーではない テスラに高まる期待と中国リスク
先日お伝えしたようにAppleの株価が急落した。きっかけになったのは中国政府の「iPhone禁止」通達だった。結局のところ2日で28兆円ほどが吹き飛んだと言われている。このAppleの記事を書いている…
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すがっち500ほか、河井克行元法務大臣に対して安倍政権中枢から6,700万円の資金提供の疑い 問われる岸田総理の鼎の軽重
岸田総理の秋解散が近いのではないかと言われる時期のリークに色々と想像が膨らんでしまう。中国新聞が独自取材で「【独自】河井元法相、買収原資は安倍政権中枢からか 4人から6700万円思わせるメモ 自宅から…
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Appleの株価が大幅下落 バーゲンセールか、そのまま沈み続けるのか
Appleの株価が大幅下落している。理由は既にご存知の通り中国での口づてによる使用禁止通達である。iPhoneの使用が中国で禁止されるのではないかなどと言われており影響がどこまで広がるかが未知数なのだ…
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岸田総理をトップとする「デジタル行財政改革の新しい会議」が開く新しいパンドラの箱
政府のデジタル化というと「そんなものは実現しないのでは」とあまり期待をしていない人が多いのではないかと思う。だが岸田総理はデジタル改革こそが支持率向上の目玉政策だと考えているようだ。これまでの会議体を…
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調べてみると意外と面白かった日本での連立政権の作られ方と政党の離合集散
さまざまな政策課題が積み上がっているのだがなぜか現在の政治報道はストーブリーグ状態になっている。つまり次の内閣の枠組みがどうなるかという話で持ちきりである。ポイントの一つは国民民主党が連立政権入りだっ…
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内閣改造は「玉木雄一郎待ち」に くすぶりつづける国民民主党との連立構想
おそらくあまり国民の関心は高くなさそうだ。だが永田町は国民民主党が連立与党入りするかで沸き立っているらしい。ついに「国民民主党が連立与党入りするなら内閣改造を9月末まで待っても良い」という報道もで始め…
