カテゴリー: 経済
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「奇跡の都市」だった深圳の凋落は中国経済の暗い未来を暗示しているのか?
ロイターが深圳の凋落について書いている。この文章を読むと中国の経済に暗雲が立ち込めておりいよいよ衰退が始まったのではないかと思える。最近ではシリコンバレーにその地位を奪われているというのである。ロイタ…
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「なぜ日本人の賃金が上がらないのか」を日米トラックドライバーの例から考察する
「なぜ日本人の賃金が上がらないのか」という議論が延々と続いている。政府がなんとかすべきだとする人がほとんどだがめぼしい成果は得られそうにない。そこで実際に賃金が上がっている業界を探して調べて見ることに…
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ソロスする? 中央銀行に挑戦する人々とその対抗策
FOMCは週明けからの予想通り0.75ポイントの金利上昇ということになった。FRBはあくまでもインフレ対策を優先する構えであり強いメッセージを発信した格好だ。日本ではこれを受けて1ドル140円を指摘す…
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経済紙記事などのまとめ:アメリカの金融市場は悲観一色
14,15日とFOMCの会合が開かれている。焦点は物価高対応のために0.75ポイントの利上げに踏み切るかどうかだ。アメリカの金融市場は悲観一色だが日本にも動揺が広がっている。ついにNHKの7時のニュー…
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金利の「黒田防衛線」突破と財務省の新しい評価会議
昨日の午後のTwitterは円安と株価下落で大いに荒れていた。FOMCを前にした慌ただしい動きだ。日経新聞は「日本売り」という記事を出しそれを引き合いにTwitterで騒いでいる議員もいた。その裏であ…
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0.75ポイントはあるか? 14日と15日にFRBが政策会合
時事通信が「米FRB、大幅追加利上げへ インフレ抑制で引き締め急ぐ―14、15日に金融政策会合」という記事を出している。ヘッドラインだけを読むと0.75ポイントの利上げに向けて動き出したように読めると…
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CPI8.6%の衝撃 アメリカの物価高は5月も止まらなかった
日本ではあまり話題になっていないのだがアメリカでは物価の上昇が止まらないことが問題になっている。金融市場への影響は限定的だったが「展望を見誤った」としてバイデン大統領への批判は強まっている。今後物価の…
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財務省・金融庁・日銀が為替に関し異例の共同声明を発表するがロイターは「少し強めの口先介入」とバッサリ
財務省・金融庁・日本銀行が急速な円安を受けて異例の共同声明を発表した。円相場が若干円高方向に振れたため「何かあったのかな」と思っていたのだが「ああこれだったのだな」と感じた。だが、その後円相場は何もな…
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「このまま賃金上昇が起こらないと日本の未来はかなりまずいことになる」という指摘
先ほどリリースした「岸田インフレ批判」についてまとめるために色々な記事を読んだ。この時に、ロイターの田巻一彦さんの署名入りコラムを読んだのだが面白かったので中身をご紹介したい。賃金上昇が起こらなければ…
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理由がよくわからないまま進む円安と広がらない野党の「岸田インフレ」批判
アメリカで特別なイベントがなかったにも関わらず再び円安が進んでいる。きっかけはオーストラリアの予想外の利上げだったようだが因果関係はよくわからない。ECBも利上げを決めたため黒田日銀が取り残された形に…
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フィリピン大使が業界団体に値上げ要請:フィリピン産バナナは値上げされるのか?
読売新聞の「フィリピン政府が小売通業界にバナナの値上げを直談判をする」という記事を読んだ。様々なものが物価上昇してゆくのにバナナまで値上げされては困る!と考えて記事を探したのだがどうもよくわからない。…
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もともとは消費税増税が作り出した「官製需給ギャップ21兆円」でさらなる財政支出の圧力が高まる
ロイターが「崩れた政高党低」と言う記事を書いている。日本の需給ギャップが大きく開いているため政府が積極的に財政支出すべきだという自民党の圧力が高まっているという。ただしこの記事だけ読んでもよくわからな…
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黒田日銀総裁が「ちょっとばかり物価が上がったとしても別に心配はいらない」と主張
おそらく新聞の見出しにはならないちょっとした記事を見つけた。黒田日銀総裁が「コロナで消費できずに貯金が貯まっているだろうからちょっとくらい物価が上がっても別に平気だ」と主張したというのだ。生活実感とは…
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アメリカの株式市場は景気が良くなるという予想でも景気が悪くなるという予想でもどっちみち下げる展開へ
おかしなことになっている。「雇用統計が思いの外よかった」という結果を受けてアメリカの株式が下がっているのだ。好景気なのだから企業業績は好調なはずだ。だから株価は上がるはずである。 最近のアメリカ経済を…
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JPモルガンCEOが「アメリカに経済のハリケーンが来る」と主張
最近アメリカの株価が元に戻った。円も若干円高気味に振れたことから「アメリカの投資家は安心しつつあるのだろう」と勝手に思っていた。だが、経済ニュースを読むと全く違うことが書かれている。規模はわからないが…
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参議院選挙でどの政党に頑張ってもらえば最低賃金が上がるのか?
政府・自民党は最低賃金を現行の930円から1000円以上を目指すという方針を明らかにした。非常にざっくりした計算だが毎年3%上がってゆくと大体2025年ごろにはこれくらいの数字になる。原油高・ウクライ…
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ロシアの「ハイパーインフレ路線」とその行く末
ロシアのウクライナ侵攻は「帝国主義回帰」と言えるような前時代的な(あるいは野蛮な)動きだった。だがおそらくそれだけでは終わりそうにない。ロシアはドイツや日本が経験した「ハイパーインフレ路線」を歩みだし…
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デフォルトしたスリランカはその後どうなったのか?
以前スリランカがデフォルトするだろうと書いた。その後順調に「経過措置」が終わり「スリランカ、きょうデフォルトへ 利払い猶予期間が終了」というニュースが出たのが5月16日だった。スリランカでは石油を買う…
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もともとの物価上昇・アメリカやEUの利上げ・Brexitの影響 イギリスの複合インフレ
経済ニュースを扱っているとついついデフォルトや経済危機などの派手なニュースを扱いたくなる。だが今回の問題はそれほど派手な見出しになるものではない。スリランカのように破綻してしまった国ではなく、トルコの…
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ニューヨークで「株式市場機能崩壊」の懸念
Bloombergに「【コラム】株価急落は新たな段階か、市場機能の崩壊懸念-エラリアン」と言う物騒な記事が出ている。市場機能崩壊とは「世界の終わり」を感じさせる大げさで物騒な表現なのだがどう言う意味な…
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アメリカの根強いリセッション不安を感じさせるNYダウの1164ドル安
最近の株式市場のニュースを見ていると「カジノ化」が進行していると感じることがある。パウエル議長の言葉があまり信頼されなくなる代わりに人々が代替指標を求めているからである。 今回はNYダウが1164ドル…
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ドルの急落につながるG7協調介入構想が取りざたされはじめる
急激なドル高(日本から見ると円安)に嫌気したG7が協調して為替介入をすべきだという構想が取りざたされ始めたとBloombergが伝えている。ドル急上昇で1980年代型のプラザ合意が市場の話題に浮上とい…
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鈴木財務大臣が安倍元総理大臣の「日銀は政府の子会社説」を改めて否定
鈴木財務大臣が安倍元総理大臣の「日銀は政府の子会社である」という説をわざわざ否定した。安倍元総理の発言の影響力の大きさをうかがわせる。だがよく考えてみるとなぜ「日銀は政府の子会社であってはいけないのか…
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暫定議長だったFRBパウエル議長の再任が上院で承認される
アメリカ合衆国上院でパウエル議長の再任が超党派で承認された。賛成は80票、反対は19票だった。反対票を投じたのは主に共和党員だったそうだが数人の民主党員も含まれるという。パウエル議長は2月から「暫定」…
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アメリカの株式市場の「カジノ化」を的確に予測していたウォーレン・バフェット氏
FOMC後のパウエル議長の発言に振り回されアメリカの株価が乱高下してからしばらくがたった。いわゆる株式市場のカジノ化が起きている。この現象を4日前に予言していた人がいるそうだ。伝説の投資家ウォーレン・…
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ボルカー・ショックとは何か?
ニュースではないのだがニュースによく出てくる言葉で「これは知らないな」と感じるものがあったのでおさらいしておきたい。それが「ボルカー・ショック」だ。1980年代に景気を犠牲にしてインフレを抑制したとい…
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アメリカのパウエルFRB議長の発言の信憑性が厳しく問われている
インフレ予測を外し続けているにも関わらず「7.5%ポイントの利上げの可能性を排除した」という理由でアメリカFRBのパウエル議長が批判されている。パウエル議長の声明後に一時上がった株価は翌日にまた戻して…
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岸田総理が世界に向けて「資産所得倍増プラン」を力強く宣言
岸田総理のヨーロッパ歴訪が終わった。あらかたウクライナ情勢について歩調を合わせるだけなのだろうとあまり注目していなかったのだが、Twitterで「資産所得倍増」というタイトルを見てついクリックしてしま…
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金融市場の評価は「パウエルFRB議長の発言はやはりあまり信頼できそうもない」だった
FOMCの会合が開かれた。当初の予定通りの利上げが発表されたのだが「市場はすでに織り込み済み」になっており円安は進まなかった。日本にとっては「ゆきすぎた円安が阻止された」格好だ。ニューヨークの株価は行…
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金利抑制の財務省・日銀と景気対策優先の経済産業省 ー 世論戦に勝つのはどっちだ?
黒田日銀の「長期金利抑制策優先」が市場関係者に波紋を広げている。そろそろ「円安」をなんとかすべきだという議論がではじめた。 財務省は長期金利を抑制し日本の財政を支える立場だが経済産業省は経済政策優先で…
