カテゴリー: 国際政治
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チベット仏教が転生制度を温存 中国政府は反発を強める
インドに亡命しているチベット仏教の指導者ダライ・ラマ14世が声明を発表し「次も転生する」と宣言した。TBSは「転生」とカギカッコ付きにしているがチベット人がそう信じているならそれでもいいのではないかと…
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トランプ大統領いわく「日本は甘やかされてきた」
このところトランプ大統領の日本に対する発言が波紋を広げている。 問題を解決するためには原爆のような兵器は肯定されると発言していたが、今度は日本は甘やかされていると発言した。オリジナルの表現はhas b…
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タイのペートンタン首相が職務停止に
先日お伝えしたタイのペートンタン首相が職務停止に追い込まれた。今後失職に向けて審理が行われるという。
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イランの弱点は核施設だった ではアメリカの弱点とは?
アメリカが「正義の鉄槌」を下しハメネイ体制は追い詰められている。イランは弱点である核施設を攻撃され少なくないダメージを負った。ではアメリカの弱点はなにか。それはいい加減なトランプ政権である。イランのハ…
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タイとカンボジアの間で国境紛争が激化 タイでは首相退任要求デモまで
アメリカと中東の問題に夢中になっているうちに、東南アジアで国境紛争が起きていたと言うニュースをすっかり見逃していた。今後大規模衝突に発展したときに「何があったのか」と思わずにすむように予習だけしておく…
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アメリカ合衆国はイランの核施設攻撃が失敗したと知っていたのではないか
イランの核施設攻撃については様々な意見が出ている。トランプ政権側はイランの各開発能力に壊滅的なダメージを与えたと主張しておりアメリカとイスラエルの政府機関はこのトランプ大統領の発言をバックアップするエ…
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アメリカの議会状況 綱渡りのなか将来の負債だけが積み上がる
先程の赤澤大臣の話の中で「アメリカの議会は大詰めを迎えている」と書いた。一体どんな議論になっているのかをかいつまんで説明することにする。上院での最終審議直前でこの後下院に差し戻されて本決まりになる。 …
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日曜日の朝の衝撃 トランプ大統領が日本に対する関税を「通告」 はしごを外された赤澤担当大臣
タイトルを見て「あれ?今日は月曜日じゃないの」と感じた方も多いだろう。日曜日は現地時間である。日本でもアメリカでも一般の人達がテレビで政治ニュースを見る時間帯だ。 トランプ大統領が「日本の自動車輸出は…
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交渉の天才かジャグリングの天才か トランプ大統領は今日も大活躍
トランプ大統領がカナダとの関税交渉を打ち切った。先日までは「妥結は近い」としていただけに大きな変化と言えるがマーケットは即座に反応しなかった。トランプ大統領の発言をスルーしたのだ。 現在のアメリカ合衆…
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「不法」移民急増の果に 憲法秩序が混乱するアメリカ合衆国
業務が急拡大した会社がある。正社員の雇用が間に合わないためにバイトを大量に入れたらどうなるか? このエントリーでは、アメリカ合衆国で急増する「不法移民」について考える。不法移民の導入はバブルを弾けさせ…
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トランプ大統領にへつらうNATOと何も言えない日本
トランプ大統領のNATO訪問が終わった。 ヨーロッパはアメリカをつなぎとめるためにへつらいとも言える待遇を行い、日本は下を向き何も言えなかった。様々な事情がありヨーロッパのようにへつらいきれなかったの…
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イランの核施設は破壊されていないはリークだった トランプ大統領は国内に宣戦布告
イランの核兵器開発の可能性が高まった。きっかけはトランプ大統領の政治的宣伝だ。軍の初期レポートがCNNなどで報道されたが、これは「リーク」によるものだった。トランプ大統領とホワイトハウスはリークした人…
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NATOはアメリカ合衆国を接待モード 日本メディアは3.5%を既定路線化
NATOはどうにかしてアメリカ合衆国を繋ぎ止めておきたい。このため、オランダ王室はトランプ大統領を王宮で接待した。ただその報道ぶりはなかなか辛辣なもの。ルッテ事務総長はアメリカにへつらっているとしてお…
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トランプ大統領がNATOの集団防衛義務に疑義 問われる日米同盟へのコミットメント
NATO首脳会談に出席するトランプ大統領がNATOの集団防衛義務に疑問符を投げかけNATO加盟国に波紋が広がっている。 この発言は日米同盟の有効性にも疑問符を投げかけるものになるだろうが日本のメディア…
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卑語を使いイスラエルとイランを罵る トランプ大統領が抱え込んだ火種
トランプ大統領がイスラエルとイランの間の停戦を宣言した。その後無事に停戦は成立し、中東に束の間の平和が戻ってきている。日本ではイスラエルの勝利・イランの敗北とみなす論調が主流のようだ。 しかし、ABC…
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実は騙し討だった トランプ大統領の一連の行動分析が進む
アメリカ人は成果を上げるためなら何をやってもいいと考えることがあり、これをむしろ戦略的賢さだと考えるところがある。特にトランプ大統領はその傾向が強い。 次第に今回の軍事介入でトランプ大統領が「騙し討ち…
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「作戦は成功せり」 イランがカタールの米軍基地にミサイル発射
どの国にも「大本営発表」というコンセプトはあるようだ。イランがカタールの米軍基地にミサイルを撃ち込み「作戦は成功した」と発表した。実際は事前通告の後にカタールとアメリカに迎撃させており国内向けの演出だ…
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真夜中の鉄槌 アメリカの参戦で世界は無法地帯に
アメリカ合衆国がイランの核施設を攻撃した。「真夜中の鉄槌(ミッドナイトハンマー)」と名付けられたこの作戦でついに世界は国際法が無効な無法地帯になった。 現在イランがホルムズ海峡を封鎖するのではないかと…
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【速報】アメリカ合衆国がイランとの戦争に参戦
アメリカ合衆国がイランの3つの核施設を攻撃した。ナタンズ・フォルドゥ・イスファハンになる。ABCニュースの土曜版が放送されたときにはB2戦闘機が移動していると言うニュースになっており、その後SNSでの…
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エルドアン大統領がイランとアメリカの間を仲介しようとしたが失敗
AxiosがScoop: Trump’s backchannel to Iran failed after supreme leader went darkという記事を出している。 G7サ…
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移民追放作戦も大混乱 便利な働き手を失うアメリカ合衆国
イランへの軍事介入はもともとネタニヤフ首相の政治宣伝に踊らされているところがある。トランプ政権は十分な印象操作ができておらず支持者たちの混乱を招いている。 では十分な印象操作ができている移民追放問題は…
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まるで受験生の鉛筆ころがし 「決断は1秒前」とトランプ大統領
決断は1秒前に下す。誰も私が最終的にどんな決断を下すのかはわからないだろう。トランプ大統領はマスコミにたいしてこう強がってみせた。Quoraで記事をまとめているうちに「これって受験生の鉛筆ころがしでは…
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移民がいないと回らない アメリカでは移民論争も泥沼化
最近、ニュースでは盛んにイスラエルとイランの問題が取り上げられている。MAGAは内部分裂状態にあり意見がまとまらない。このため移民問題が停滞・沈静化しているように見えるのだが実際には泥沼化しており解決…
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米軍を出すべきか出さざるべきか それが問題だ……
To Be or not To Be…… トランプ大統領の心境はまさにそんな感じのようだ。 トランプ大統領はイランに対して不規則な発言を繰り返しかなり混乱した状況にあることがわかる。記者たちにイランを…
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意外と好戦的なドイツのメルツ新首相
G7サミットではトランプ大統領の迷走ぶりが目立っている。このためバイデン政権時代の構図をそのまま持ち込み「偽善者VSトランプ大統領」という図式を作りたくなるのだが、G7の構図は変化しつつある。
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実は第三次世界大戦一歩手前でした
G7からトランプ大統領が逃亡した。その後も不規則な発言を続けており全く意味不明と言った状況だ。 アメリカのメディアを中心に情報を集めると実はアメリカ合衆国がイランへの軍事行動に踏み切る一歩手前だったと…
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ICEが資金難に
トランプ大統領の誕生日に合わせた軍事パレードにはいろいろな評価が出ている。パレードを通じてアメリカ合衆国が分断されたという報道もあれば、パレードも実は空席が目立っていたというような報道も出ている。 し…
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嬉々としてイランの最高指導者殺害をアメリカ国民に売り込むネタニヤフ首相
日本のメディアは戦争を面倒で嫌なものと考える傾向がある。他者依存の傾向も強く世界一強いアメリカのリーダーであるトランプ大統領が災いから世界を救ってくれるのではないかと考えているようだ。 一方のネタニヤ…
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トランプ政権の分断 基礎知識編
このエントリーではトランプ政権内にある分断についてまとめる。 トランプ政権には旧来の共和党タカ派とアメリカ第一主義者という異なる支持基盤がある。 伝統的にはイギリスやイスラエルとの同盟関係を重要視して…
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トランプ大統領の最高司令官ごっこの影でイスラエルとイランの戦争が激化
悲劇は時々喜劇のように振る舞うことがある。トランプ大統領は自身の誕生日に合わせて盛大な軍事パレードを行った。もちろん軍隊に対しての祝賀もあったが、ところどころでトランプ大統領誕生日おめでとうございます…
