カテゴリー: 国際政治
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トルコの防衛産業でテロと見られる攻撃 詳細は不明
トルコのアンカラ近くの防衛産業でテロと見られる攻撃があった。REUTERSによると詳細はわかっていない。自爆攻撃があったとされており(REUTERSは確認していない)カギ括弧付きで「テロ」と表現されて…
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「私達の王ではない」 チャールズ3世国王が議会で罵声を浴びる
オーストラリアの議会である上院議員がチャールズ3世国王に対して「あなたは私達の王ではない」と叫び議場からつまみ出されたそうだ。分析の一つに「オーストラリアは先住民と条約を結んでいない」と指摘するものが…
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「イスラエルの情報がアメリカ経由でリーク」の波紋
今、英語メディアで「イスラエルの情報がアメリカ経由でリークされたらしい」という問題が語られ始めている。情報はファイブアイズで共有されていたが、おそらくイスラエルは知らされていなかった。そしてこれを対外…
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トランプ氏がマクドナルドで「バイト」
日本の各TV局がトランプ氏がマクドナルドでバイトしたと伝えている。庶民派をアピールする狙いがあると終わっており「せっかくの素材が活かしきれていないな」と感じた。アメリカの大統領選挙は接戦になっておりト…
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「習近平国家主席は私を尊敬している」というトランプ氏に日本は対応できるか
トランプ前大統領が「台湾侵攻があっても軍隊は派遣しない」と宣言し話題になっている。このエントリーでは発言と周辺を確認し日本がこの新しい現実に対応できるかを検討する。
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「いつでもやれるんだぞ」 ネタニヤフ首相の私邸がドローン攻撃を受ける
ネタニヤフ首相の私邸がドローン攻撃を受けた。日本語では記事が少ないので例によって英語の記事をいくつか読んだ。海辺の高級住宅街にある別邸が狙われたそうだがネタニヤフ首相は無事だった。 イスラエル北部に広…
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トランプ氏が考える「愛」とバイデン氏が考える「正義」
現在、アメリカ合衆国は政治的に分断されていると考えられている。かつて「アメリカは分断されている」といっても陰謀論扱いされて取り合ってもらえなかたそうだが今ではそれを疑う人はいない。 ではなぜ分断してい…
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ロイターの「米中プラザ合意」の記事から改めて考えるプラザ合意の意味
ロイターが「コラム:為替巡る米中「プラザ合意」、トランプ氏勝利なら可能性」という記事を書いている。記事自体はトランプ氏勝利という仮定の前提の立った空想のようなものだが色々と興味深いことがわかる。 日本…
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トランプ氏いわく議会襲撃が行われた1月6日は「愛の日」だった
多くの人は議会襲撃をアメリカの民主主義が危機に陥った日であると認識している。ところがトランプ氏は議会襲撃には賛同しないと前置きしつつ、この日は「愛の日だった」と主張している。自分を心配した人たちが行動…
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イスラエルのイラン攻撃は大統領選挙前の公算 ハマスのシンワル氏も殺害
CNNがアメリカ高官の話として「イスラエルのイラン攻撃は大統領選挙前になるだろう」とする記事を出している。リベラル系のメディアなのでバイデン政権に有利な誘導をしていると思える。だが、どうも様子がおかし…
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日本では当たり前の投票結果の手集計ができないアメリカ合衆国
ジョージア州で「投票結果を手集計してはいけない」という判断がくだされた。アメリカの文脈では「選挙妨害の一環」ということになる。だがこれは日本人には理解できないだろう。日本では当たり前に行われていること…
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悲しき社会実験 北朝鮮が恐れる資本主義の繁栄
テレビでは1日中「北朝鮮が韓国との通路を爆破し緊張が高まっている」という報道を流していた。これを見て朝鮮半島でも戦争が起きるのではないかと考える人も出てきそうだなと感じる。だが韓国のメディア報道は極め…
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「ホンモノ」は目が据わっている ネタニヤフ首相が暴走
ネタニヤフ首相が暴走している。連日この暴走ぶりを見ていて「ホンモノ」は目が据わっているなあと感じた。この「ホンモノ」ぶりにはプーチン大統領の暴走と似ている。 トランプ氏は大衆を煽り自分への支持を呼びか…
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「北朝鮮が韓国との通路を遮断」も韓国は意外と冷静
朝鮮民主主義人民共和国が韓国との通路を遮断した。メディアでは「緊張が高まっている」とされているが韓国の受け止めは意外と冷静だ。明らかに経済格差がある上に北朝鮮の行き詰まりが広く知られているからだろう。…
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ノーベル経済学賞で説明する成功した植民地と失敗した植民地
今年のノーベル経済学賞は「成功した植民地と失敗した植民地」の研究が受賞した。トランプ氏やロシアの台頭を背景に自由主義のメリットをあらためて広報する狙いがあったのではないかとおもう。Amazon(リンク…
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大統領選挙前に「一線を越えた」トランプ氏 発想があの独裁者に酷似
今、アメリカである不安が囁かれている。大統領選挙でハリス陣営が勝った場合トランプ氏側がそれを認めないのではないかという不安だ。 それを裏付けるようにトランプ氏の発言がある独裁者に似てきている。陣営は「…
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習近平はなにが憎くて執拗に台湾を取り囲むのか
中国が台湾を取り囲み軍事演習を行った。またロシアと協力した演習も実施している。「習近平はなぜ台湾を取り囲むのか」と問われれば多くの人は「中国には覇権主義的な野望があるからだ」と答えるのではないか。しか…
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イスラエルのUNIFILへの発砲に広がる反発
イスラエルが在レバノンの国連軍であるUNIFILに発砲し国際的反発が広がっている。ネタニヤフ首相は国連レバノン軍に「出てゆけ」と要求しているそうだ。
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ハリケーン・ミルトンの虚偽情報拡散の裏にはやはりあのSNS
BBCがハリケーン・ミルトンに関する虚偽情報の拡散経路について調べている。背景にはやはりあのSNSの存在があった。トランプ氏はこの虚偽情報を再拡散し民主党攻撃に利用している。虚偽を含む情報拡散を容認す…
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バイデン大統領とネタニヤフ首相が直接会談 中東戦争は回避できるか
バイデン大統領とネタニヤフ首相が直接会談を行った。その後イスラエル側は強い姿勢で「イランへの報復」を明言しているが、言葉が強いときにはそれほど強硬な攻撃には出ないだろうという一種の安心感がある。とはい…
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「優生思想」や「災害の選挙利用」 もうなんでもありのアメリカ大統領選挙
アメリカ合衆国の大統領選挙が11月頭に行われる。残り一ヶ月を切り選挙戦がヒートアップしてきた。トランプ氏は災害を利用し「FEMAの予算が移民に盗まれている」と主張。さらに反ユダヤ的な人は排除すると宣言…
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「マクロン恥を知れ」の顛末
日本ではあまり大きく報道されていないがネタニヤフ首相がマクロン大統領に対して「恥を知れ」と恫喝した。普通に考えると世界大国で支援国であるフランスのほうがイスラエルよりも立場が強そうだ。だが実際には慌て…
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産経新聞曰く「ウクライナ領土放棄の議論が進んで」いる
産経新聞が「欧米・ウクライナ内に「露占領地放棄と引き換えにNATO加盟」案広がる FT報道」という記名記事を書いている。記事にあるように出典はFT(フィナンシャルタイムズ)だ。 そもそも本当にこんな議…
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オクトーバーサプライズ イランにある核施設攻撃と全面戦争のリスク
オクトーバーサプライズという言葉がある。大統領選挙前に予想外のことが起きて大統領選挙の行方が左右される現象だ。今年はイランにある核施設攻撃と中東戦争がオクトーバーサプライズになるのかもしれない。政権延…
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アメリカを憲法秩序崩壊から守れ! トランプ氏の包囲網にメラニア夫人が参戦
先日ABCニュースの紹介でお伝えしたようにメラニア夫人が「女性の権利擁護」陣営に加わった。ABCによるとブルース・スプリングスティーン氏やリズ・チェイニー氏などもハリス陣営に加わっておりトランプ氏の立…
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「全面戦争だ」「宣戦布告だ」イランが弾道ミサイルでイスラエルを攻撃
第二次世界大戦後に戦争を経験していない日本人の戦争観は第二次世界大戦で止まっているようだ。Xには戦線布告という言葉が溢れていた。また外務大臣もアメリカの表現を引用し「中東地域における全面戦争に拡大する…
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「なぜイスラエルはレバノンに侵攻したのか」「また中東戦争が始まるのか」など
イスラエルがレバノン南部に地上侵攻した。ネットでは様々な意見が出ているが何らかのポジションを取ったうえで思い入れを乗せている人が多い。そうした投稿を見つつ「意見ではなく自分で判断したい」という人もいる…
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狙いはシーアネットワークの破壊 進むイスラエルの軍事攻撃
しばらく総裁選挙の話題ばかりを伝えてきたがイスラエルを取り巻く状況がかなり悪化している。ネタニヤフ首相の狙いは、シーアネットワークを攻撃し「イランを戦争に引きずり込む」という最終目的を達成することだ。…
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戦う改革派のアダムズ・ニューヨーク市長が連邦から起訴される
かねてより黒い噂があったアダムズ・ニューヨーク市長がついに連邦から起訴された。ニューヨーク市長は辞職をしないまま法定闘争を選択するようだ。「自分は戦う改革者だ」というペルソナを維持したいのだろう。 だ…
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レバノン南部の情勢が緊迫 地上部隊の派遣も
レバノン南部の情勢が緊迫している。この記事には2つのねらいがある。1つはそもそもなぜレバノン南部がガザ地区のような状態になっているのかについて純粋に探求することである。もう1つは日本の防衛戦略に関わる…
