カテゴリー: 国際政治
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ロバート・F・ケネディJr氏が「自分は反ワクチンではない」と主張
もともと英語の勉強でもしてみようかと気軽な気持ちでABCニュースを聞き始めたのだが、最近は中身の問題で「一体何を言っているのか」と感じることが増えた。ロバート・F・ケネディJr氏に対するいとこのキャロ…
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コンゴ民主共和国とルワンダの関係が緊張 コンゴ東部では多数の避難民も
しばらくガザ地区とウクライナの状況にばかり注目していたのだが、当然アフリカの問題は全く解決していない。今回コンゴ民主共和国の東部のゴマ付近でM23という武装勢力が反乱を起こしゴマの街を制圧したという情…
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日本化する中国経済 若者世代は節約志向を高める
REUTERSが「アングル:節約志向強める中国Z世代、経済成長にリスク」というコラムを出している。バブル崩壊後の「就職氷河期世代」と似たようなマインドセットだ。 中国政府はこの日本化を恐れているようで…
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「パレスチナ人をガザ地区から追い出せ」 トランプ大統領が周辺国に働きかけ
「さすが不動産屋だ」と妙に感心した。トランプ大統領はガザ地区にリゾート地としての魅力を感じているようだ。この開発事業の邪魔になるのが周辺をウロウロしている小汚い人々。彼らを周辺国に追い出して魅力的なリ…
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不法移民対策に混乱 アメリカ市民が令状なしに拘束される
トランプ大統領の「陰謀論者」対策については「やりたいようにやらせておけば」との記事を書いた。しかし心配な動きも出ている。アメリカ市民が令状なしに拘束されるという事態が起きている。不法移民対策がかなり混…
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ディープステートの陰謀が明かされる? ケネディ大統領暗殺事件などの文章が機密解除
このエントリーでは機密解除と暗号資産について扱う。いっけんすると関係なさそうだが「陰謀論を支持するファン」に対するサービスという共通点がある。
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ウクライナの戦争も関税で解決? 具体策がないトランプ大統領
トランプ大統領が就任していくつかの動きがあった。エントリーを分けて伝えたほうがいいとは思うのだがあまりにも多岐にわたるためまとめて伝えたい。 トランプ大統領には行政経験がほぼないため具体策を示すことが…
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イーロン・マスク氏のナチ式敬礼が波紋
トランプ次期大統領の劇場型大統領令署名式が波紋を広げている。だがその影でイーロン・マスク氏がナチ式敬礼を行ったとして話題になっている。トランプ次期政権が抱える危ういまとまりがよく分かる。
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アメリカでトランプ大統領が就任 初日の大統領令が波紋
いよいよトランプ大統領がアメリカの47代大統領に就任した。Xのタイムラインには「ほぼ絶叫」に近い反応が溢れており実際に演説の内容を聞いてみる気にはなれなかった。 「素晴らしいアメリカが戻ってくる」とい…
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トランプ大統領就任式の準備が進む 最初の注目は「100の大統領令」
トランプ大統領の就任式を明日の20日(アメリカ時間)に控えて準備が進んでいる。トランプ氏のゴルフコースでは花火が打ち上がり「お祭り気分」を盛り上げている。今年のアメリカは偏西風の影響で極端な気候が続い…
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ガザで42日間の停戦が実施 ベン・グビル氏ら「ユダヤの力」は内閣から離脱
イスラエルとガザ地区の間で停戦合意が結ばれた。停戦実施は3時間近く遅れたとされておりその間にも19人が亡くなっているという報道もあった。 合意の実効性を危ぶむ中で3人の女性が解放され、42日間の停戦が…
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6時間の議論の末にガザ和平案が承認 42日間の停戦へ
イスラエルの内閣がガザ和平案を承認し当初の目標通りに19日までに停戦が実施されることになった。日本の報道のヘッドラインだけを見ると「一件落着」のように思えるのだがどうやらそうではなかったようだ。 この…
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イスラエル=ガザ和平の進捗
イスラエル=ガザ和平の進捗についてCNNとアルジャジーラの英語版の情報を元にまとめた。2つの見方がある。1つはバイデン政権の一方的なイニシアチブを嫌うネタニヤフ政権が独自の動きをしているというもの。も…
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習近平・トランプ会談
中国の習近平国家主席とトランプ次期大統領が電話会談を行った。 帝国主義的な野心を持つトランプ次期大統領は習近平国家主席を称えてみせたそうだ。しかし経済的にはデカップリングの方向に進みそうである。中国も…
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行き詰る中国の消費市場から考える「資本主義」という病
真壁昭夫さんが「理由を知ってゾッとした…中国で異例の「最新iPhone値下げ」が始まったワケ」という記事を書いている。正直、真壁さんが何にゾッとしたのかはわからないのだが行き詰る中国の消費市場の現状が…
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尹錫悦大統領が逮捕
尹錫悦大統領が逮捕された。日本の常識では逮捕=有罪だが韓国ではそうならない。ポイントになるのが高捜庁・公捜処・CIOと呼ばれる組織だ。日本で東京地検特捜部が踏み込んだというのとは意味合いが全く異なる。
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ヘグセス国防長官候補がアジア情勢に曖昧な認識
トランプ次期大統領の就任式まで一週間弱となった。上院では急ピッチでトランプ政権の閣僚候補の審査が行われている。中にピート・ヘグセス氏のような問題のある人物も含まれている。ヘグセス国防長官候補が「ASE…
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【短信】尹錫悦大統領が本日にも拘束か?
REUTERSが「韓国軍、大統領拘束に向け官邸への警察立ち入り許可=聯合ニュース」という記事を出している。聯合ニュースの引用だが聯合ニュースの日本語版にはまだ記事が出ていないようだ。 これが確かなら大…
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Japan, Be Aware 「敗戦国日本は黙っていろ」の波紋
バイデン大統領が日本製鉄のUSスチール買収に介入した。ところが買収意思を放棄する期限は6月まで引き伸ばされ実質的な審議はトランプ政権に引き継がれる。この一連の決定に対しては鉄鋼労連との不適切な関係やト…
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岩屋毅外務大臣がアメリカに入国できないといったのは誰だ?
岩屋毅外務大臣がトランプ大統領の就任式に出席する。これまで「500ドットコム問題で捜査対象になっているからアメリカに入国できない」などと言われてきたが「ネットの噂も当てにならないなあ」と感じた。 しか…
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言葉がなくなれば問題はなかったことになる トランプ次期政権の言葉狩り
ジョージ・オーウェルの「1984年」にイングソックとニュースピークという概念が出てくる。英語から政治批判ができる用語を取り除き原理的に政治批判を防止するのである。 現在のトランプ政権でも同じようなこと…
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ロスアンゼルスの火事の議論が泥沼化
ロスアンゼルス市の火事はまだ鎮火していない。現在の死者は11人ということになっているが死者数さえよくわかっていないそうだ。災害に慣れた日本の常識から見れば「まずは状況を沈静化させてから次の議論を」とい…
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雇用統計が好調なのにアメリカの株価が下落
Quoraで「トランプ次期大統領は安全保障では問題を引き起こすかもしれないが経済は好調なのではないか」というコメントを貰った。このコメントが気になり「トランプ次期政権を控えたアメリカ経済」についてQu…
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Felon(重罪犯)トランプ次期大統領
二期目の大統領に就任するトランプ次期大統領が新しいタイトルを獲得した。アメリカの犯罪は軽犯罪と重罪に分かれている。トランプ氏は地裁判決レベルで「重罪犯」の認定を受けた。ただトランプ陣営が控訴するものと…
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【短信】レバノンが2年ぶりに大統領を選出
レバノンに新しい大統領が誕生した。日本人の興味を惹かないテーマなので簡単にまとめる。
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アメリカ合衆国を「アメリカ・メヒカーナ」に シェインバウム大統領が逆提案
トランプ次期大統領は「不動産売買」のノリで領土拡大の野心を隠さなくなった。特にグリーンランド購入に関しては「本気だ」とされており同盟国のデンマークを慌てさせている。 正常性バイアスが強い日本では過小評…
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トランプ次期大統領の「軍事力を排除せず」の持つ意味
トランプ次期大統領が記者会見を開き今後の方針を国民に説明した。グリーンランドとパナマ運河の獲得に対して「軍事力の行使の可能性を排除しない」と言ったことが話題になっている。この話を聞いたときには一瞬感情…
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ウクライナは領土の一部を諦めるべき マクロン大統領が変節
ロシアのウクライナ侵攻が始まったときに「攻撃された側にも理由がある」とか「ロシアの要求を受け入れるべき」などと書けば、思い切り叩かれかねない雰囲気があった。西側各国の指導者がわかりやすく「正義と悪」と…
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バイデン大統領が最後の嫌がらせ 海洋採掘を制限
日本製鉄のUSスチール買収措置を通じてバイデン大統領の性格の悪さと一部支持者たちとの間の不適切な関係が浮き彫りになった。日本人が今感じている戸惑いはアメリカ国民がバイデン政権下で感じてきた戸惑いに似て…
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イーロン・マスク氏の次のおもちゃはイギリス政治と極右
これまで企業家として活躍してきたイーロン・マスク氏だが最近は企業経営に飽きたのかもしれない。アメリカの政治への介入がうまく行ったこともあり次のおもちゃを探している。最近ではイギリス政治にご執心だ。
