カテゴリー: 国際政治
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極右の躍進を受けルーマニアの首相が辞意を表明した
ルーマニアで二回目の「大統領選第一回投票」が行われ極右「ルーマニア人統一同盟」を率いるシミオン氏が40%の得票を得た。これを受けてチョラク首相が辞意を表明している。中欧・東欧地域にもじわじわとポピュリ…
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ドイツ議会がメルツ氏を新しい首相に選出した
ドイツ議会がメルツ氏を新しい首相に選出し大統領が首相を任命した。保守派・進歩派の二大政党が協力したことから「大連立」と呼ばれる。しかしながら第一回の投票ではメルツ氏が敗退し二回目でようやく首相就任を決…
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核兵器使用も イスラエルがフーシ派のミサイル迎撃失敗の「ウラ」を考える
イスラエルは外国からのミサイル攻撃の95%を迎撃しているが、今回はたまたまフーシ派のミサイルを迎撃できなかった。空港近くに着弾し空のダイヤが乱れたそうだが死者は出ていない。CNNなどは「ミサイル防衛の…
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テキサス州にマスク氏の都市「スターベース市」が誕生
テキサス州のメキシコ国境近くに新しい都市が生まれた。マスク氏のスペースX社のロケット発車基地がある地域が「スターベース市」として独立した。有権者数は283名で領域面積は3.9㎢だそうだ。日本で一番面積…
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ダークサイドに堕ちていた トランプ大統領がシスの暗黒卿であると自白
5月4日はスターウォーズ記念日。英語の「メイ・ザ・フォース」が「フォースと共に在らんことを」と響きが似ていることに由来しているという。ホワイトハウスはこの日に合わせてトランプ大統領がライトセイバーを持…
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ドイツ政府がドイツのための選択肢(AfD)を極右指定
ドイツ政府が最大野党「ドイツのための選択肢(AfD)」を極右指定した。通信傍受などが可能になる。なぜかルビオ国務長官がこれに反発しておりドイツ外務省が反発している。イギリスでも地方選挙が行われリフォー…
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今度はローマ教皇 肥大し続けるトランプ大統領の自己愛
自己愛性パーソナリティ症は、優越感(誇大性)、賞賛されたいという欲求、および共感性のなさの広汎なパターンを特徴とする精神疾患です。 ネット検索するとこんな定義が出てきた。今はアメリが合衆国は国全体がこ…
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加藤財務大臣が米国債を使った脅しを仄めかす
Axiosが「ウクライナと違って日本はカードを持っており、彼らと対戦すれば結果は壊滅的になるかもしれない」と書いている。カードとはアメリカ国債売却であり根拠として加藤財務大臣の発言が引用されている。 …
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交渉下手な日本と交渉上手な中国 対米関税交渉で
切り取られて怒られそうなタイトルを付けてみた。日本の対米関税交渉が難航している。背景にあるのが日本の交渉スタイルである。中国はおそらくかなりここから学んでいると見られ対米交渉を「考えても良い」と態度を…
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ウクライナとアメリカ合衆国が鉱物資源協定
ウクライナとアメリカ合衆国が鉱物資源協定を結んだ。ファンドを作って鉱物利権をアメリカとウクライナがシェアする協定だが鉱物資源の所有権はウクライナ側に残るという。 日本にもファンドの「奉加帳」が回ってく…
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「振り出しに戻る」 李在明大統領候補の裁判がやり直しに
高裁で無罪判決が出たため「最大の危機は去った」とされていた李在明氏だが、最高裁は無罪判決を棄却した。まさに壮大な振り出しに戻るだ。韓国の報道によると6月3日の大統領選挙までには結果が出ないため、大統領…
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イーロン・マスク氏 自らをブッダに喩える
本業の不振により投資家などから圧力がかかっていたイーロン・マスク氏が連邦政府の仕事から手を引く準備を始めた。当初約束されていた成果が出ていないことを認め、今後は週に1〜2度程度の関与になると言っている…
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アメリカ合衆国がマイナス成長を記録
アメリカ合衆国のGDPが発表され、年率換算で0.3%マイナス成長になった。誤差の範囲と考えれば「ほぼ成長しない状態」に事態が悪化したことになる。マイナス成長は2022年以来とのこと。トランプ大統領就任…
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ベッセント財務長官がトランプ関税の擁護に苦心
ウォール・ストリートの代表で穏健な良識派として知られるベッセント財務長官がトランプ関税の正当化に苦心している。シェフ・パティシエの失敗したケーキをなんとかお店に出そうとしているが、生クリームを大量に盛…
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カナダの総選挙で自由党が勝利
カナダで総選挙が行われ与党自由党が勝利した。いくつかポイントになるところだけを簡単に抜き出す。
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トランプ大統領が自身へ投票を呼びかけ カナダの総選挙で
カナダでは現在総選挙が行われている。当初保守党が政権を奪還するのではないかと言われていたのだがトランプ大統領の登場で自由党にやや有利な状態が続いているそうだ。投票が締め切られるのは日本時間で29日の午…
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ついにアメリカ市民が国外追放 1人は転移性のガン治療を断念
本来ならば一つひとつをじっくりとお伝えしたいところだが、色々な崩壊が起きているため「ざっと」紹介するにとどめたい。アメリカ合衆国で市民権を持つ子供が母親と共に国外追放された。一人は珍しい型の転移性ガン…
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中国はイランを密かに支援していたのか 港湾爆発で続報
前回、イランの港湾爆発で「アメリカ合衆国とイランの対立は激化するかもしれない」と書いた。しかし、実際にはイランからアメリカ合衆国やイスラエルを非難する声明は発信されていない。「イランは抑制的に対応して…
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ドレスコード無視 トランプ大統領がブルーのスーツでローマ教皇の葬儀に参列
ローマ教皇フランシスコの葬儀が行われ各国の要人が参加した。ローマ教皇庁はドレスコードを設定したと言われているが、日本やヨーロッパの伝統に従うならば黒い喪服を着ることは「常識」だ。 トランプ大統領はそこ…
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司法長官が「裁判官逮捕は見せしめ」と宣言
英米法は「法の支配」原則を貫いていると教わることがあるがアメリカ合衆国ではすでにこの概念は崩壊した。ボンディ司法長官は自分達に逆らったらどんな目に遭うか警告するために裁判官を逮捕したと堂々と主張しての…
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裁判官の逮捕で岐路に立たされるアメリカ合衆国の司法制度
アメリカ合衆国の司法制度が岐路に立たされているが倫理が苦手な日本人には扱えない問題だと感じる。 今回の問題を遡るとアメリカの司法がトランプ大統領(当時は候補)の行動力に期待したところにまで行き着く。大…
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バチカンでトランプ・ゼレンスキー会談が実現
イースターの日曜日に教皇フランシスコが亡くなった。葬儀のために大勢の要人がバチカン入りし、その中にトランプ大統領。・ゼレンスキー大統領・マクロン大統領・スターマー首相も含まれていた。トランプ大統領とゼ…
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「1日で戦争が終わるは冗談」 トランプ大統領のタイム誌インタビューが物議
トランプ大統領が「ウクライナとの戦争が1日で終わると言ったのは冗談だった」と発言し日本でもSNSで一時話題になったそうだ。このインタビューは現在タイム誌が一般公開しており自動翻訳などを使えば誰でも気軽…
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【速報】イランの港湾で爆発事故 狙われたのは弾道ミサイルの火薬か
イランの南部港湾で大規模な爆発事故が起き少なくとも8名が亡くなった。イランとアメリカの間で核協議の再開に向けた会談が行われており関連があるかが主な注目ポイントとなる。ネタニヤフ首相は自分の地位を守るた…
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急速に瓦解するアメリカ合衆国 裁判官がFBIに逮捕される
先日、エマニュエル・トッド氏らを引き合いに「アメリカ合衆国はなぜ崩壊するのか」という記事をリリースした。この時点では「そうは言っても崩壊には時間がかかるんだろうな」と感じていた。つまり書きながらもどこ…
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「中国とは今朝話をした」トランプ大統領がその場しのぎの言い訳
トランプ大統領就任から100日が過ぎようとしている。選挙キャンペーンではインフレもウクライナの戦争も今すぐに集結すると楽観的な見通しを示していたが、これら全ての戦いに敗れつつあるようだ。 支持者たちは…
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トランプ大統領が対中関税の引き下げを示唆し株価が大幅反発
ベッセント財務長官が対中関税戦争は激化しないと発言し株価が反発していたが、トランプ大統領が同調したことでさらに株価が上がった。特に何かの交渉が進展しているわけではないのだが希望的観測にすがりたいと考え…
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なぜアメリカ合衆国は崩壊に向かいつつあるのか
このエントリーではなぜアメリカ合衆国は崩壊に向かいつつあるのかについて分析する。根本原因は中間所得者層の没落と不満だ。 きっかけになったのはエマニュエル・トッド氏と池上彰氏の対談だ。ロシアが勝利しアメ…
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一時1000ドル超の反発 ベッセント長官に希望を見出す人々
ニューヨークの株価は一時1000ドルを超えて反発した。先日の東京証券取引所でも商社株が反発していたのでなにがあったのだろうかと思ったのだが、どうやらベッセント長官が「中国との間では貿易戦争は起こらない…
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フランシスコ教皇が死去 葬儀と墓標は質素にとの指示を残す
ヨーロッパと北米は春を告げるイースターの祝日を通過したばかりだ。そんな中フランシスコ教皇がなくなった。南米出身の異色の教皇だったが葬儀と墓標は質素にするようにと指示をして亡くなったそうである。
