カテゴリー: 国際政治
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ガザ地区は支援物資を巡り死者もでる混乱
ガザ地区の状況はますます悪化している。国際的な批判を避けるためにイスラエルは支援物資の提供を許可した。しかし220万人のニーズを満たすことなどできず、食料の奪い合いから死者も出ているそうだ。国連のパレ…
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立憲君主制もいいかもしれない チャールズ3世国王がカナダで議会演説
戦後民主主義世代なので「立憲君主制はどこか遅れた制度だ」という認識があった。しかしカナダでのチャールズ3世国王の演説を聞いて「立憲君主制も捨てたものではないかもしれない」と感じた。「南の共和国」のドタ…
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「プーチン大統領は気が狂っている」 トランプ大統領が当たり前のことを呟く
トランプ大統領が「プーチン大統領は気が狂っている」と認識を示した。「うん、知っている」としか思えなかった。 ロシアは平然と「大統領もお疲れなんでしょうねえ」と言いつつ、据わった目でウクライナを殴りつづ…
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トランプ大統領はなぜアメリカ合衆国に混乱を引き起こすのか 家族論との関係
Quoraで連日トランプ大統領についての記事を書いている。これまでのアメリカの価値観を否定するトランプ大統領に反発する日本人も多く概ね好評だ。特にトランプ大統領のやり方を中国の文化大革命に例えるシリー…
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毛沢東主義に傾倒するトランプ大統領
最近、アメリカ合衆国のリベラル系メディアがこぞって「トランプ政権が毛沢東主義化している」という論評を出している。中央統制経済への憧憬を隠さなくなっており一部文化破壊的な動きも起きているためだ。日本のメ…
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大っぴらな私物化はなぜ問題視されないのか トランプ大統領一家が大統領職権で大いに稼ぐ
トランプ大統領がホワイトハウスでミームコインの晩餐会を主催した。ホワイトハウスの私物化でありあからさまな賄賂なのだが「それでもあまり気にしない」という人も多い。ここではトランプ大統領が大統領職権を私物…
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「しらんけど」 ホワイトハウスが慢性疾患に関するレポートを発表
トランプ政権は南アフリカのラマポーザ大統領を呼びつけて白人虐殺の証拠を突きつけた。のちになって抗議活動のための装飾だったことがわかっているそうだがその場で勝てさえすれば嘘をついても定義を曲げてもいいと…
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韓国検察が統一教会の韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁を出国禁止に
韓国検察が統一教会の韓鶴子を出国禁止措置にした。尹錫悦前大統領夫人が絡んだ汚職事件捜査で海外逃亡を恐れているものと見られる。
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Habeas corpus(人身保護令状)
トランプ政権の「事実を軽視する姿勢」がかなり目に余る状態になっている。ノーム長官は「大統領には人々を追放する権利がある」と議会で主張した。その目は据わっており確信犯的な迫力があった。 トランプ大統領は…
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バイデン前大統領は診断結果を隠していたのか?
バイデン前大統領の前立腺がんの診断が波紋を広げている。トランプ大統領は根拠なく「隠していたのではないか」と示唆しており相変わらずのクズっぷりを発揮している。一方で本来はリベラルであるはずのAxiosも…
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イーロン・マスク氏が政治献金から撤退へ
イーロン・マスク氏が政治献金を大幅に減額する決断をした。おそらくマスク氏にとっては正しい決断だろう。一方で議会対策が正念場であるトランプ大統領は抵抗勢力攻撃のための実弾を失うことになる。その意味ではか…
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パームスプリングスで不妊治療クリニックが襲撃される
パームスプリングスで不妊治療クリニックが襲撃された。当局はテロであるといっているが、その思想とは「反出生主義(anti-natalist)」というそうだ。容疑者は自らが仕掛けた爆発物の犠牲になっており…
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バイデン大統領の顕著な衰えを示す音声証拠が公開される
バイデン政権末期の大統領はかなり認知能力が衰えていたようだ。Axiosが音声データを公開しYouTubeにアップした。逆に「よく土壇場まで隠せたな」と感心するほどの衰えぶりで「大統領がいなくてもなんと…
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移民が市民権を賭けて争うリアリティ番組を国土安全保障省が検討
何かを必死に獲得しようとしている人を安全なお茶の間から笑いながら見守るというのがリアリティショーの面白さだ。例えばアメリカ市民権を賭けて泥沼の闘いを繰り広げる人々を生まれながらにアメリカ市民権を持って…
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「アメリカ人教皇なのになぜアメリカファーストではないのか」と戸惑うトランプ支持者
BBCがアメリカ人教皇の誕生にわくアメリカ合衆国について興味深い記事を書いている。アメリカ人が「自分たちのメガネ」を通してしか物事を把握できなくなっていることがわかる。
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トランプ大統領に文化大革命の影を見る人達
CNNが興味深い記事を出している。トランプ大統領の政策は毛沢東の文化大革命に似ているというのだ。中国には熱心な毛沢東支持者も多くトランプ大統領に憧れる人もいるという。 確かに文化大革命は「反知性」革命…
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アメリカ合衆国が南アフリカからの「難民」を受け入れ ただし白人のみ
アメリカ合衆国の白人の多くは、本音では「有色人種が支配するアメリカ合衆国などまっぴらゴメンだ」と考えている。ところがこのときに変な理屈をつけて合理化を進めるため話が複雑化する。トランプ大統領はこれまで…
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サウジアラビアが経常赤自国に「転落」
トランプ大統領が中東を歴訪し投資を呼びかけている。1兆ドルの投資を求めるトランプ大統領に対して皇太子は「応じる」とだけ返事をしたそうだ。実はサウジアラビアは経済構造を変化させようとしておりそのために多…
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心配するな費用は全部ウチで持つ カタールの太っ腹な提案
魚心あれば水心という言葉がある。中国の政府高官にビジネスを認めてもらうためには「それなりのお心付け」が必要となる、しかし、ピューリタニズムの影響を強く受けたアメリカ人はこれを極端に嫌い「それは賄賂(b…
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トランプ大統領の薬価の大幅引き下げは地球を揺るがすほどの誇大宣伝
トランプ大統領の「地球を揺るがすような大きな発表」が薬価の大幅引き下げである事がわかった。 確かに地球を揺るがすような発表だった。大統領が国家運営の仕組みを全く理解していない事がよくわかったからだ。地…
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対中国関税の大幅な引き下げを好感しアメリカの株価が大幅上昇
ベッセント財務長官とグリアUSTR代表が対中国関税の大幅引き下げを決定し、結果としてアメリカの株価が大幅に上昇したとABCニュースが伝えている。解放の日のトラウマは残るだろうが一度引き下げた関税を引き…
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トルコで待つ ゼレンスキー大統領がプーチン大統領に宣言
ゼレンスキー大統領が「トルコで待つ」とプーチン大統領との直接対話に応じた。なんとなく西部劇のような経緯だが一体何があったのだろうか。
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パキスタンがアメリカの足を掴むことに成功 印パ停戦のその後
インドとパキスタンが「停戦合意」したが、その後も散発的に衝突が続いている。結果的にパキスタンがアメリカの足を掴みトラブルに引きずり込むことに成功した。トランプ大統領はこの構図に気がついておらず「貿易を…
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「国民の力」が候補の統一に失敗
尹錫悦大統領失職に伴って韓国では6月3日に大統領選挙が行われる。李在明氏の無罪判決は最高裁判所に棄却され疑いは晴らされないまま。ここは与党「国民の力」が有利かと思われたのだが候補の統一に失敗し与党の代…
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「すわ核戦争」からアメリカ合衆国介入までの経緯 印パ対立が「停戦完全合意」
インドが管理する領域での観光客殺害をきっかけにエスカレートしていたインド・パキスタン対立がアメリカ合衆国の介入によって「停戦完全合意」を迎えた。これまでのQuoraでのコメントやIMF有志などの話題を…
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ニューアークで再び完成システムのブラックアウト 苦境のアメリカ合衆国財政
アメリカ合衆国の経済は絶好調と言われる。であれば日本と違って老朽化したインフラの再整備など容易いことだろうと思われるのだがそうなっていない。東海岸の重要空港の一つであるニューアーク・リバティ空港の管制…
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実効性に疑問 イギリスとアメリカが貿易協定締結で合意
数日前からトランプ大統領は「世界で尊敬されている国との貿易協定がまとまる」としてきたが、その国はイギリスだった。貿易協定が結ばれるというが対英貿易はアメリカの黒字でありそもそも相互関税の対象国になって…
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バランスをとった新教皇 レオ14世はアメリカ出身の改革派
先ほどバチカンで白い煙が上がりプレボスト枢機卿が新教皇に選出された。プレボスト枢機卿はレオ14世を名乗る。保守と改革派のどちらが教皇になるのかに注目が集まっていた。トランプ大統領は保守派の教皇を望んで…
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インド・パキスタン情勢が緊迫化
中東に続いてインド・パキスタン情勢が緊迫化している。ところがQuoraで意見を聞いてみると意外と冷静な声が多い。CNNは「危険度は高まっている」としているがBloombergは両者とも自制心を保ってい…
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トランプ大統領がフーシ派の「降伏」を確認 フーシ派は否定
トランプ大統領が中東訪問を目前にして「大きな発表を行う」と宣言した。これに先立ち「フーシ派が降伏を宣言したのでアメリカは攻撃を止める」と宣言している。オマーンが仲介しているものとみられオマーンも「合意…
