カテゴリー: 中国
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中国発の化学物質がアメリカ人を蝕む アメリカで社会問題化するFentanyl(フェンタニル)とは
アメリカのニュースを見ていると、最近Fentanylという言葉を聞くことが増えた。日本語ではフェンタニルと表記されるそうだがTBSは「アメリカでは年間11万人の死者が出ている」という。米中首脳会談でも…
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「あんなに元気だったのになぜ?」 李克強前首相が心臓発作で突然亡くなる
李克強前首相が突然亡くなった。心臓発作と言われている。政府の姿勢を検証するメディアのない中国では粛々と事実だけが報道されたようだ。突然の訃報だったのだから「何かあったのではないか」と考える人も多い。だ…
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九段線の次は十段線 中国が「ぼくが考える新しい地図」を発表し周辺国から一斉に反発される
中国が新しい地図を発表した。九段線に代わる十段線という新しい境界線が入っており南シナ海の9割が自国領ということになっている。フィリピン・マレーシア・ベトナム・インドネシア・インド・台湾から総攻撃されて…
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民主主義のない中華人民共和国で急速に広がる日本人への迫害や電話による脅迫 外務省は邦人に注意喚起
福島第一原発の処理水・汚染水をめぐる問題をきっかけにして中国で激しい抗議運動が起きている。抗議運動というよりどちらかというと日頃の不満の捌け口となっていて日本人・日本企業いじめの様相を呈している。何が…
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GPD信仰の果てに 中国経済は「バブル中毒」に陥っている
中国について調べている。土地バブルがはじけたことで中国経済が不安定化し台湾有事に発展しかねないというような観測がある。これがどの程度本当なのかが知りたい。だが調べれば調べるほどなんだかよくわからなくな…
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恒大集団の事実上の破綻 中国の擬似資本主義には「肝心なアレ」がなかった
中国の恒大集団が事実上破綻した。なぜか申請が行われたのは中国ではなくアメリカだったが恒大集団は「破綻ではなく単に債務の再編成がしたいだけだ」と主張している。チャプター15によって破綻すると債務再編を前…
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「経済苦境に陥った中国は何か悪いことをしでかすだろう」バイデン大統領が認識を示す
「バイデン米大統領、中国を「時限爆弾」と表現 経済問題巡り」という記事をロイターが出している。中国経済は構造的な問題を抱えているため必ず経済が大きなダメージを受けるという認識を「時限爆弾」と表現しその…
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中国経済が複合不況の様相 このまま「日本化」の可能性も
ロイターが「コラム:軽視できない中国の複合不況、日銀「次の一手」にも影響」というコラムを出している。田巻一彦さんのコラムだ。中国が複合不況に陥っているという。輸出の不振と資産デフレが要因だ。資産デフレ…
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中国の外交に変化 王毅氏の外務大臣復帰が意味するもの
ある日突然秦剛外務大臣が姿を消した。習近平国家主席に引き上げられた人物だった。結局秦剛氏が外務大臣に復帰することはなく共産党の政治局員に出世していた王毅氏が外務大臣を兼務することになった。 これが何を…
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アメリカ合衆国は中国に再接近を試みている
現在、米中デカップリング状態にあると言われている。中国の潜在的脅威にさらされる日本にとっては好ましい動きと言えるだろう。だが安心ばかりはしていられない。このところアメリカの高官の北京入りの動きが目立つ…
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共産党支配の深い闇 秦剛外務大臣が失踪するが中国外交には影響なし
中国の秦剛外務大臣兼国務委員が突然失踪した。3週間動静がわからないそうだ。この件について聞かれた毛寧報道官は「状況を把握していない」と述べた。外務大臣が失踪しても報道官が何も知らないと説明するというの…
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G7首脳宣言であらためて注目される「チャイナ・デリスキング」とは何か
G7首脳宣言が早めに発表された。その中であるワードが注目されている。それが中国を念頭に置いたデリスキング(リスク軽減・リスク低減化)である。まずは中国を念頭に置いた経済威圧・経済的威圧という言葉を概観…
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BMWはアイスをくれない!で大炎上 「中国人の高すぎるプライド」という新しいチャイナリスク
習近平国家主席が中国国内で権力を奪取する上で非常に重要な役割を果たしたものがある。それが「中国人ナショナリズム」だった。習近平国家主席は地方に住むあまり政治意識の高くない人々にナショナリズムを浸透させ…
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戦狼外交で名を馳せた駐仏中国大使が空気を読み間違えて大失敗 習近平外交に泥を塗る
盧沙野駐仏中国大使が空気を読み間違えてちょっとした外交惨事になっている。習近平国家主席は戦狼外交からのシフトを図っているのだが、かつての「戦狼外交の寵児」はそれが理解できなかったようである。どこにでも…
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中国のスパイ容疑拘束に「公安調査庁」絡みの可能性が浮上
中国当局に拘束された日本人2名の判決文をTBSが独自に入手した。この記事によると中国当局は拘束された2名を公安調査庁の協力者と見ていたようだ。松野官房長官は記者からの質問に対して「公安調査庁に直接聞い…
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フランスとヨーロッパが中国に接近し「西側」の結束が揺らぐ
今週の国際政治の主役は中国だった。フランスとEUの首脳が中国を訪問しウクライナ問題に中国が積極的に関与することを求めた。一方で台湾の蔡英文総統はカリフォルニアでマッカーシー下院議長と面会した。米中関係…
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日本の林外務大臣がわざわざ中国を訪れ「脱中国化」しないと約束……と新華社
日本では「スパイ問題」を協議するために中国を訪問したと宣伝されているのだが、どうやら中国政府はそうは受け止めなかったようである。 新華社の情報をAFPが伝えている。李強首相は日本をさとし「日本が中国に…
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習近平外交は躍進するものの、中国の地方政府は借金をため込んでいる
ここのところ習近平中国が続け様に外交成果を上げている。こうなると日本でも「独裁の方が効率がいいのでは?」と考える人が出てくるだろう。だが、その一方で地方政府が抱える債務が急速に増えているという報道があ…
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「スパイ」を拘束すれば林芳正外務大臣は血相を変えて北京にやってきてくれる。
元々中国との太いパイプがウリになっていた林芳正外務大臣が訪中した。名目は拘束された日本人の釈放だが会談は3時間に及んだそうである。この機会に林さんにいろいろ言って聞かせようということかもしれない。尖閣…
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アステラス製薬社員が拘束される。もう怖くて中国とはビジネスができないのではないか。
アステラス製薬の社員が帰国直前にスパイ容疑で逮捕された。「やはり中国は怖い国だ」とい感じた。FNNは日中友好に寄与した立派な人だと書いているのだが、おそらくこれはリスク要因だったのではないだろうか。や…
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習近平中国の単純な外交戦略にバイデン政権が勝てないのはなぜか
日本から見るとかなり奇妙な動きに見えるかもしれない。習近平国家主席の外交が次々に成果をだしている。イランとサウジアラビアを結びつけロシアとの和平交渉に乗り出した。 背景にあるのはバイデン政権になってか…
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中国の抵抗で途上国の債務再編問題が難航
G20の財務相・中央銀行総裁会議には2つの焦点があった。1つはロシアに対する経済制裁問題だが、西側諸国の優位性を崩したい中国が「地政学的理由」で反対をしている。もう一つの問題は途上国の債務再編問題であ…
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「中国はある程度の覚悟を持って偵察気球を飛ばしているのだろう」と高橋杉雄氏
中国の偵察気球問題についての議論が続いている。高橋杉雄氏がこの問題に参戦し「あれは偵察衛星だろう」という見解を披瀝している。高橋氏は「ルーチンではあるが、ある程度の覚悟を持ってやっているのだろう」と見…
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日本・韓国向けのビザ発給停止 中国政府の感覚はなぜ世界とずれ続けるのか
話がおかしい人が一人混じっていると全体の空気が微妙になることがある。国際コミュニティにおける中国政府の対応にはどこかこうしたチグハグさがあり世界を困惑させる。日本と韓国向けのビザ発給を停止したようだ。…
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「そうだ数えなければいいんだ」中国で画期的なコロナ対策が発明される。
デモという「直接民主主義の成果」でゼロコロナ政策を転換した中国が新しい対策方法を発明して話題になっている。統計手法を見直しコロナ死者の認定を厳格化した。このため統計上の死者は激減し中にはゼロの日もあっ…
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ゼロコロナ政策解除後も中国を苦しめ続ける4つのDとは
中国でゼロコロナ政策が解除された。しかし、急激な政策変更によりちょっとした混乱に陥っているようだ。学生たちのデモにより政策が動いたことで「成功体験」を味わった人たちが大勢いる。しかしながら彼らがここで…
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江沢民元国家主席も亡くなり、ジャック・マー氏などの中国富裕層が銀座の高級クラブに逃避
江沢民国家主席が亡くなった。中国は追悼ムードだというが一部では習近平国家主席への反発がありSNSでは追悼メッセージが削除されるというような動きも起きているという。コロナ禍で苦しむ人々が改革開放路線の時…
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中国のコロナデモでBBC記者が一時拘束され、国際問題に「昇格」する
中国で厳しすぎるコロナ対策に対するデモが行われている。各地で起きている抗議運動は必ずしも習近平体制の転覆を狙ったものではない。だが、要素は複合的で一部はすでに国際問題化している。ただし西側が介入すれば…
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中には体制批判も 中国各地でなんらかの抗議運動が広がっているようだ
中国各地でなんらかの抗議運動が広がっているようだ。中には習近平氏に退陣を求める声もあるという。テレビニュースを見ていると漠然と中国全土が大変なことになっているような印象を受けるが、どうもよくわからない…
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「いい人って思われたい」習近平国家主席のイメージアップ大作戦
岸田総理が名指しで中国を批判している。日中首脳会談はないのではないかと思っていたのだが17日に開催する方向で進んでいるそうだ。仮に実現するとすれば中国側にも何か狙いがあるのだろうなと感じた。それがイメ…
