カテゴリー: 中国
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国民の不満は削除できるが経済不信は削除できない中国政府
今回の高市総理の国会答弁をきっかけとした台湾議論において改めて中国経済がいかに危険な状態にあるかを認識した人は多いだろう。そんな中国で今SNSの書き込みが削除されている。
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軍国主義復活? 中国政府が「中国人は日本に行くな」とお達し
高市総理の支持者向けのメッセージがついに中国政府による旅行自粛令に発展した。どうやら日本で軍国主義が復活しているという大げさな話になっている。 「中国人は日本に来るな」と息巻いている人たちは大喜びかも…
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「汚い首は斬ってやるしかない」在大阪総領事の過激な発言に体の震えを禁じ得ないが
中国外交官の発言に体が震えるような思いがした。「汚い首は斬ってやるしかない!」と中国の在大阪総領事がSNS投稿した。一般人であれば逮捕されかねない案件だが外交特権があり発言が守られている。感情的には許…
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ゲーム理論から考えるトランプ大統領の戦略とその副作用(中国の戦略使い分け)
トランプ大統領が核実験の再開を指示し波紋と混乱が広がっている。今回はこれをきっかけにしてトランプ大統領の戦略の基礎とその帰結について考える。このエントリーで整理するのは中国である。 これまでChatG…
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【一体誰の味方?】トランプ大統領が対日戦勝パレードに呼ばれなかったことに腹を立てる
対日戦勝パレードが終了した。今年は66年ぶりに中国・朝鮮民主主義人民共和国・ロシアの指導者が天安門の楼上に上がったとして話題になった。この歴史的なシーンに呼ばれなかったことに腹を立てている人がいる。そ…
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プーチン・金正恩・習近平が再接近 様変わりする極東情勢
日本のメディアによるとロシアのプーチン大統領は経済的に孤立。ウクライナの戦線を維持することはできないことになっていた。また北朝鮮も同様。人民は疲弊し体制崩壊は間近のはず。 だがそんな事は起きていない。…
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ダライ・ラマはなぜ中国共産党をイラつかせるのか
ダライ・ラマについてQuoraで書いたところ中国の人と思われる人たちから「清朝」の歴史的経緯を持ち出した反論がついた。これは面白い記事が書けそうだなと思いChatGPTで調べてみた。
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チベット仏教が転生制度を温存 中国政府は反発を強める
インドに亡命しているチベット仏教の指導者ダライ・ラマ14世が声明を発表し「次も転生する」と宣言した。TBSは「転生」とカギカッコ付きにしているがチベット人がそう信じているならそれでもいいのではないかと…
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日本化する中国経済 若者世代は節約志向を高める
REUTERSが「アングル:節約志向強める中国Z世代、経済成長にリスク」というコラムを出している。バブル崩壊後の「就職氷河期世代」と似たようなマインドセットだ。 中国政府はこの日本化を恐れているようで…
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習近平・トランプ会談
中国の習近平国家主席とトランプ次期大統領が電話会談を行った。 帝国主義的な野心を持つトランプ次期大統領は習近平国家主席を称えてみせたそうだ。しかし経済的にはデカップリングの方向に進みそうである。中国も…
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行き詰る中国の消費市場から考える「資本主義」という病
真壁昭夫さんが「理由を知ってゾッとした…中国で異例の「最新iPhone値下げ」が始まったワケ」という記事を書いている。正直、真壁さんが何にゾッとしたのかはわからないのだが行き詰る中国の消費市場の現状が…
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「他国の情報を盗む国」 中国に何もしない日本政府
中国のハッカーがアメリカ財務省から文書を盗み出したとして話題になっている。当局は中国政府の支援を受けたハッカーの仕業と断定した報告書を送ったそうだ。 これはあくまでも「アメリカのニュース」として扱われ…
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やっぱり行かなければ良かった 岩屋毅外務大臣が歴史認識で苦しい言い訳
岩屋毅外務大臣が歴史認識で苦しい言い訳をしている。中国側は今回の成果として「日本側は植民地支配を謝罪した談話を継承している」と宣言した。当初、日本政府はこの箇所に触れておらず、あとになって「村山談話だ…
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日本のEEZ内にブイ いじましい中国政府とみっともない石破政権
隣の人が境界線の杭を少しづつ移動させて自分の土地を広く見せようとすることがある。よくあるご近所トラブルだ。中国政府はどうやら日本に対してそういうことをやっているらしい。いかにもいじましい。 しかし日本…
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専制主義の中国で無差別殺傷事件が多発 背景にある中国経済の混乱
中国で無差殺傷事件が多発している。当初日本人の男児が殺害された事件では「反日」が原因となっているなどと言われた。だが実際の原因は急速に冷え込む経済不調だった。 ただしマスコミはこの問題を「中国の体制」…
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ロイターの「米中プラザ合意」の記事から改めて考えるプラザ合意の意味
ロイターが「コラム:為替巡る米中「プラザ合意」、トランプ氏勝利なら可能性」という記事を書いている。記事自体はトランプ氏勝利という仮定の前提の立った空想のようなものだが色々と興味深いことがわかる。 日本…
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ノーベル経済学賞で説明する成功した植民地と失敗した植民地
今年のノーベル経済学賞は「成功した植民地と失敗した植民地」の研究が受賞した。トランプ氏やロシアの台頭を背景に自由主義のメリットをあらためて広報する狙いがあったのではないかとおもう。Amazon(リンク…
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習近平はなにが憎くて執拗に台湾を取り囲むのか
中国が台湾を取り囲み軍事演習を行った。またロシアと協力した演習も実施している。「習近平はなぜ台湾を取り囲むのか」と問われれば多くの人は「中国には覇権主義的な野望があるからだ」と答えるのではないか。しか…
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安全保障に戦略なき岸田政権が終わる
戦略なき岸田政権がまもなく終わる。経済についても特に指針がない政権だったが国家安全保障も同様だった。岸田政権の戦略の不在は現地の日本人社会を不安に落とし入れている。 またロシアの領空侵犯についても毅然…
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「反日思想の存在を認めない中国」対応には高市早苗氏しかいない理由
柘植芳文外務副大臣が中国側と折衝し「反日教育を見直すように」と正面から迫ったようだ。思ったよりも杜撰な反応でとてもネット右翼を納得させることはできないだろうと感じた。 やはりここは高市早苗氏に頑張って…
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「男児死亡事件で王毅外務大臣と会談」がムダな理由
上川陽子外務大臣は総裁選挙を中座して国連の会合に参加する。9月の国連は外交のシーズンであり日本のプレゼンスを確保するためには必要な措置だろう。王毅外務大臣と会談し深圳の男児死亡事件について改善を要請す…
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「反日感情」渦巻く中国 日本は今後どう付き合ってゆくべきか
深圳で10歳の男の子が殺害された。この問題をきっかけに「反日感情」渦巻く中国と我々はどう付き合ってゆくべきかを考える。 中国で日本人学校に通う児童をターゲットにした死亡事件が起きた。日本政府は原因究明…
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自民党政権はこのまま中国の反日教育を許すのか
深圳の小学校に通学途中の小学生(10歳)が刺殺された。日本政府は詳しい説明を求めているが、中国側は「非常に痛ましいケースだが、どの国でも起こり得ることである」と説明している。日本側が求める対応ではない…
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西側諸国は中華人民共和国のスパイの脅威を侮っている
BBCが「中国スパイ活動の脅威は拡大中、しかし西側は追いつけていない」という記事を出している。香港返還時の「民主化維持」の約束を反故にされているイギリスは伝統的に中華人民共和国に対する警戒心が強い。過…
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世界経済を大混乱させかねない習近平国家主席の「新質生産力計画」
イエレン財務長官が中国を訪問中だ。中国の過剰生産能力にたいして「そんなことはおやめなさい」と中国するのが目的とされている。アメリカの国益を守る動きなのだろうとあまり注目していなかった。ところが中国側に…
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中国のハッカー集団APT31とAPT40が米・英・豪・ニの政府機関をターゲットにしたサイバー攻撃
今回のテーマはやはり中国は民主主義陣営を攻撃していたという話である。日本人のこの問題に関する意識の希薄さが懸念される。 ロイターに気になる記事が2本出ている。内容はそれぞれ各国の政府や政治家が中国のハ…
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有事に向けてまた一歩 中国全人代から「台湾平和統一」の文字が消えた
中国で全人代が開催されている。資本主義路線を転換し毛沢東時代を想起させる国家総動員体制への移行が始まっている。習近平国家主席は海上闘争に備えるよう指示を出しており、台湾平和統一という文字は消えた。また…
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着々と国家総動員体制を構築する習近平国家主席と中国の企業民兵「人民武装部」
CNNが「中国で今企業の武装化が進んでいる」という記事を出している。タイトルが「戦争準備か、社会不安への備えか? 中国企業が民兵増強」というタイトルになっていてちょっと穏やかではない感じがする。習近平…
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中国の不思議なSNS事情 3年間で日本とフランスのGDP分の資産が消失するがSNSでの批判は皆無
Forbesが「時価総額1000兆円消失すらかすむ、中国から届いた「最悪のニュース」」という記事を書いている。 中国では3年間で1000兆円程度(7兆ドル)の株価の時価総額が失われたそうだ。これはフラ…
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肥大する中国の自意識 台湾総統選挙に介入し尖閣諸島の「毎日見回り」も宣言
メディアと国家の関係が強い中国では毎日のように「繁栄するすばらしい中国」という報道が出ている。確かに経済的な豊かさを実現した人たちもいて一種の多幸状態にあると言って良い。 だが満ちれば欠けるという理(…
