カテゴリー: 中東・アラブ・イスラエル情勢
もともとは単なる地域的な区切りでしたが、最近ではガザ地区情勢などを中心にお届けすることが多くなりました。イスラエル、パレスチナ、サウジアラビアなどのアラブ圏に加えてイランの状況などをお伝えしています。
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支援物資を待っていた人が100人以上死亡 過酷さを増すガザ地区北部の飢餓状況
ガザ地区で支援物資を待っていた人たちにイスラエル軍が発砲し100名以上が亡くなった。日本でもニュースになっているのだが「一体何が起きたのか情報がなくてよくわからない」というようなあいまいな扱い方をされ…
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アメリカ合衆国がパレスチナ西岸入植地に関する政策を転換 「入植は国際法違反」と再認識
アメリカのブリンケン国務長官はブエノスアイレスで開かれているG20外務大臣会合に出席し「パレスチナ西岸への入植は国際法違反である」との認識を示した。高まる国際圧力に対応するとともにトランプ政権との違い…
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アメリカ合衆国が拒否権発動宣言から一転してガザ停戦決議案を提出 その狙いを考える
イスラム教にとって大切なラマダンが3月10日から始まる。イスラエルはこの時期に合わせてラファを攻撃すると見られており大惨事は避けられそうにない。アラブ・イスラム圏だけでなくEUからも非難する発言が相次…
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アメリカ合衆国がパレスチナ国家承認の検討を始める
主にイスラエルの国内事情に起因してネタニヤフ政権がガザ戦争をやめられなくなっている。人道犯罪に連座する形となりそうなアメリカ合衆国は内部的にパレスチナ国家承認の検討を始めた。 とはいえパレスチナ国家は…
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いよいよ始まったアメリカの報復 従来の「世界大戦」とは異なるいびつな衝突の構造
いよいよアメリカが親イラン勢力に報復を始め、SNSのXでは一時「第三次世界大戦」がトレンドワード入りしていた。「いよいよ第三次世界大戦が始まったのか?」などという懸念が広がっていることがわかる。 しか…
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国際司法裁判所(ICJ)がイスラエルのジェノサイドの可能性を認定 一ヶ月以内の報告を求める
南アフリカが提起していた「イスラエルのジェノサイド(大量虐殺)」に対して、国際司法裁判所(ICJ)はその可能性を認め防止策を講じるようにイスラエルに命令した。一ヶ月以内に対策を報告するように求めている…
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果たしてイスラエルはガザ侵攻を終わらせるつもりがあるのか 錯綜する報道
このところ「イスラエルが一時停戦するのではないか」という報道が盛んに出ていた。結果的にイスラエル側がこの報道を否定し今も戦闘が続いている。なぜ停戦報道が出て否定されたのか。 背景はおそらくアメリカの大…
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パキスタンとイランが殴り合いの後で手打ち 中央アジアは「喧嘩上等」の世界に逆戻り
今の民主主義には色々と無理がありすぎる。その点「殴ったら殴り返す」というやり方は明快でどこか安心感を感じさせる。パキスタンが閣議決定を行いイランと仲直りすることを決めた。お互いに殴り合って程良きところ…
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フーシ派攻撃をきっかけに英米が新しい戦争に巻き込まれる可能性 そもそも「フーシ派」とは何か
BBCが英米がフーシ派への攻撃をきっかけに新しい戦争に巻き込まれる可能性について言及している。第一に「なぜたかがテロリスト掃討作戦で新しい戦争に巻き込まれるのか」と疑問に感じた。またなぜフーシ派が長い…
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イラン南部ケルマンで100人以上が死亡 イランとイスラエルの緊張はさらに高まる
このところイスラエルとイランの間に緊張が高まっている。要素はイスラエル国内とイランの双方にあり今後どう転ぶかが分かりにくい。今回ご紹介する記事を読んでも全体像は掴めないだろうが、とにかく状況が極めて好…
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イスラエルがサイイド・ラジ・ムサヴィ氏を殺害 イランはイスラエルに報復を誓う
シリアのダマスカス近郊で空爆がありイラン革命防衛隊(IRGC)サイイド・ラジ・ムサヴィ(Sayyed Razi Mousavi )氏が死亡した。シリアとイランの間での調整を担っていたという。かなり大き…
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まるでアベンジャーズ アメリカが紅海のフーシ派どもと戦う「繁栄の守護者作戦」を組織
イスラエルのガザ侵攻が続いている。アメリカは制止を呼びかけているがネタニヤフ首相は国内政局を優先し戦争継続の意向であると言われている。 ついに戦いは紅海に飛び火しフーシ派による海運リスクが生じている。…
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国連事務総長のイニシアチブにアメリカ合衆国が拒否権を発動 さらに際立つ「イスラエルの保護者」の立場
イスラエルとハマスの停戦を求める国連安保理の決議がアメリカの拒否権でブロックされた。アメリカのブロックそのものは珍しくないのだが今回は少し事情が違っている。国連憲章99条に基づくグテーレス国連事務総長…
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【訂正あり】一部のイスラエルの投資家たちはガザ危機が起こることを事前に知っていたらしい
米ニューヨーク大学のロバート・ジャクソン・ジュニア氏と米コロンビア大学のジョシュア・ミッツ氏が興味深い分析を出している。BBCの報道だ。ガザ危機が起きる前にイスラエルの経済情勢が悪化することを事前に掴…
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岸田総理のヨルダンとエジプトへの巨額支援に批判が高まる 会議中に攻撃再開の知らせを受け外交でもタイミングの悪さを露呈
UAEで開かれたCOP28に合わせて岸田総理がガザ情勢に関連したいくつかの会合を持った。イスラエルとの会談では会議途中で攻撃再開を知らされ肩を落とす場面が報道されている。特にネットでの批判が集まってい…
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スペインとベルギーの首相がそろってイスラエルを非難
スペインとベルギーの首相が揃ってラファを訪れてイスラエルを非難した。イスラエル側は「両国がテロを擁護している」と反発している。エジプトのシシ大統領はパレスチナを国家承認すべきだと主張しているがアメリカ…
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国連安保理がガザ地区での人道的一時停止提案を採択 5回目にして初めての合意
国連安全保障理事会は12か国の賛成でガザ地区の人道的一時停止(ポーズ)動議を可決した。アメリカ・イギリスとロシア中国の睨み合いになっていたが、アメリカ・イギリス・ロシアが棄権し拒否権を行使しなかった。…
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高まる反発を背景に フランスのマクロン大統領がガザ地区の停戦を提案
10月7日にハマスがイスラエルを攻撃してから一ヶ月が経過した。日本のメディアの扱いは徐々に減ってきている印象だが、欧米のニュースではガザ地区におけるイスラエルの容赦ない攻撃が連日報道されている。欧米に…
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やっぱりイスラエルは原爆を持っていた ガザ地区での使用を主張した閣僚が政府会議を出禁に
イスラエルの暴走が止まらない。既に戦争犯罪との評価も出ているイスラエルだが、ガザ地区への侵攻は続いている。ついにイスラエルはガザからパレスチナ難民を追い出そうとしているという記事まで出てきた全てネタニ…
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戦後のガザ地区に多国籍軍管理構想 ホワイトハウスは否定
ガザ地区に対する攻撃が激化している。ラファからの外国人と傷病者の退避も始まったが、地区の内情はかなり混乱しているようだ。医療体制崩壊目前という報道も見られるようになった。イスラエルは停戦に応じるつもり…
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アメリカ合衆国でウクライナ切り離しが始まる 下院議長が新提案
新しく議長になったジョンソン議長が予算を方針を決めた。イスラエル支援の法案を優先して審議する。 ジョンソン議長は29日、FOXニュースの番組で「今週下院でイスラエル単独支援法案を可決に持ち込むつもりだ…
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非人間化 ガザ地区の子供の足に番号が書かれている哀しい理由
CNNが「ガザ地区の子供の足に番号が書かれている」と伝えている。子供が犠牲になった時のことを想定し特定できるようにしているそうだがこれがなんの番号なのかはよく分からない。この理由を調べると「犠牲者の非…
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外交的に孤立するイスラエル 軍は「ガザ地区に小規模侵攻した」と主張
イスラエル軍が映像を公開しガザ地区に侵攻したがその後すぐ撤収したと主張した。単なる国内向けの宣伝なのか大きな侵攻の地ならしなのかはわからない。外交的にはむしろイスラエル包囲網が形成されつつある。アメリ…
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イスラエルのガザ侵攻回避に向けて静かに方向転換を図るアメリカ合衆国と世界
ハマスの暴力的なテロ攻撃から始まった今回の一連の騒ぎだが、内容が知られるようになるにつれてイスラエルへの国際世論の反発が強まっている。もちろんそんな法廷はないのだが「国際世論法廷」の被告席にイスラエル…
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イスラエル支援の共同声明で日本はG7から仲間はずれにされたのか。それとも面倒なことには関わらない方が正解なのか。
バイデン大統領と日本を除くG7諸国がイスラエルに対して共同声明を出した。とにかく仲間はずれが心配になるマスコミは松野官房長官に「これはどういうことなのだ」と質問したようだが、松野官房長官の説明はどこか…
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「ガザ地区はエジプトにくれてやる」とイスラエル アラブ側は断固拒否の構え
前回のエントリーでは2005年のイスラエルのガザ撤退から総選挙を経てイスラエルがガザ地区に侵攻するまでの経緯をおさらいした。結果的にイスラエルは国際的非難を浴びハマスを掃討できなかった。 今回の作戦で…
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【おさらい】ガザ地区がハマスに占拠されるまでの経緯
REHACQでイスラエルとパレスチナ代表の「言い分」を聞いた。最も食い違っているのがガザ地区がハマスに占領されてしまった当時の経緯だった。パレスチナ側は「ハマスはPLOに加盟していないから選挙に参加す…
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イスラエルが自国民を近隣イスラム諸国から呼び戻す動き ガザ侵攻は秒読みも嵐の前の静けさ
土曜日はユダヤ教の安息日にあたる。このため、ガザ侵攻に目立った動きはなかった。ハマス側はアメリカ人の人質を解放し、グテーレス国連事務総長がガザを訪れラファのゲートから支援物資がガザに入っている。 だが…
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エジプトの大統領が「パレスチナ難民はイスラエルのネゲブ砂漠に退避させればいいではないか」と主張
パレスチナに住んでいる人たちはアラブ系のイスラム教徒である。近隣のエジプトとヨルダンは同胞を助けてあげるべきだ。だが、エジプトはラファを開けるつもりがない。これはどうしてなのか。欧米のメディアが解説記…
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バイデン大統領がイスラエルを訪問 表は軽いノリだが裏はかなりエグかった
バイデン大統領のイスラエル訪問の直前にガザ地区南部にある病院が空爆された。死者数は大体500名前後といったところのようだ。この地域では史上最大の犠牲者と言われている。どちらが空爆したのかはよくわかって…
